interview

「本質的なコミュニケーションによって、周囲から愛される存在へ。次世代のリーダーが考える、店づくりのポイントとは。」

2022/12/24

全国に14店舗を展開するアトムグループにおいて、大阪ミナミで快進撃を続けている「ATOM-ROYAL-」。そんなATOM-ROYAL-で代表取締役を務める夢來さんは、元料理人という異色の経歴を持ちながら、売上・組数ともに圧倒的な結果を出し続けています。今回はATOM-ROYAL-代表取締役である夢來さんに、売上・組数を増やすための秘訣や、店づくりで重視しているポイントなどについてお話を伺いました。

 

売上だけでなく、組数も伴った理想のホストになるために

夢來

 

売れるプレイヤーになるための秘訣やコツがあれば教えてください。

 

まず「続けること」ですね。

それと「どれだけ従業員と密な関係性を築けているか」という点も大切だと思います。

 

僕が目指しているホスト像としては、売上だけでなく「組数の多さ」も重要で。

ただ、お店の中だけでお客様満足度を100%にすることって難しいと思うんですよ。

だから売上と組数どっちも伸ばすためには、店外で従業員がお客様と一緒にいてくれたり、連絡をとってくれたりすることが必要不可欠なんです。

 

従業員にお客様の対応を頼んだときに「夢來さんなら協力したい」と思ってもらえるような関係性を築けていなかったら、僕はここまでの結果を残せていないと思います。

 

―夢來さんが思う「このプレイヤーは成長するな」というポイントはありますか?

 

「言われたことをすぐやるかどうか」という部分じゃないですかね。

“スピード感”と“持続性”は、成長するために重要な要素だと思います。

 

逆に、できなかった理由について言い訳する人はなかなか成長できないだろうなって思ってしまいますね。

 

―組数を増やすための秘訣はありますか?

 

「マメさ」に尽きると思います。

相手のスケジュールに合わせた時間の使い方とかもそうですけど「SNSを駆使した見せ方」は重要だと思います。

この見せ方に関しては、前代表の大夢さんからめちゃくちゃ学びましたね。

 

例えば、会議している際など多忙なときにはきちんとその雰囲気が伝わるストーリーを事前にアップしておくとか……。

「これだけ忙しい中で、あなたに時間を使っているんだよ」という付加価値をつけられるように意識しました。

そうすると、自然と組数は伸びていきましたね。

 

これって、特に時間の使い方が上手いとかではないんですよ。

むしろ自分の時間は十分確保できています。

ただ、僕は人よりも携帯を触っている時間がすごく長いと思います。

 

―組数を伸ばしたいのであれば、むしろ会っていない時間のブランディングのほうが重要ということですね。

 

そうですね。

お店の外で会うことばかりに重点を置くと、体がしんどくなってしまったり、途中で心が折れてしまったり……いずれ限界がきてしまいます。

僕は去年組数1位をとらせていただき、今年も組数1位を目指しているので「店外でめちゃくちゃ動いているんだろうな」と思われているかもしれませんが、全然そんなことないんですよ。

新規の方からの問い合わせも、インスタから来ることが多いです。

 

それに、組数が多いプレイヤーがSNSをほとんど更新していなかったら「これだけ組数も多いから、今は別の女の子といるんだろうな」とお客様から勘繰られてしまっても仕方がないですよね。

インスタであればストーリーなど、なるべくリアルタイムの行動がわかるようにSNSを駆使していくことが重要です。

 

―夢來さんの目標は「年間売上1億円」と「年間組数1位」だと聞いています。目標に向かう姿勢を継続するには何が必要だと思いますか?

 

「周りの人にその目標を宣言すること」ですね。

自分が忘れようとしても忘れられないくらい、目標を言い続けることが大事かなと思います。

「言霊(ことだま)力」ともいえますね。

 

―現在ATOM-ROYAL-の代表取締役として活躍されていますが、その先のビジョンはありますか?

 

去年、大夢代表のときに店舗売上でグループ1位をとらせていただいたので、その位置にまずは返り咲きたいと思っています。

 

―店舗売上でグループ1位を目指しているということであれば、重視しているのは「店づくり」という部分になると思います。店づくりで重要なポイントはありますか?

 

重要なのはコミュニケーションなのですが、まさに最近痛感したことがあって……。

幹部を含め、従業員とコミュニケーションをとる時間をすごく増やしたんです。

ただ、イマイチ言葉が響いてないというか……どうしたらいいんだろうってずっと悩んでいて。

 

そこで、あらためて自分の言動を振り返ってみると「代表取締役だから業務として従業員とのコミュニケーションを行っている」という部分が、少なからずあったんじゃないかと考えたんです。

 

その後、ある従業員から「夢來さんが涙を流しながら熱く話してくれた言葉が、すごく嬉しかったです」と言われたことがあって、その言葉にハッとさせられました。

自分はその瞬間は確かに、心を震わせてコミュニケーションをしていたんだな、と。じゃあ、今はどうかなと振り返りました。

 

「ここ最近、愛情を持って授業員に接していたのか?」「従業員のことを心から想う気持ちはあったのか?」と考えたときに、“ただただ業務としてお店を良くするためだけのコミュニケーション”を行ってしまっていたことを痛感したんです。

 

ただ従業員との時間をとればいいわけではなく「心の通った本質的なコミュニケーション」が重要なんだなということを学びましたね。

 

―そのほかに店づくりで重視していることはありますか?

 

将来的には「ミナミで一番のお店にする」という目標があり、そこに至るために、半年ベースくらいの目標(スローガン)を設定しています。

設定した目標は朝礼・終礼で確認し、全員が同じ方向を向いている状態にできるよう意識していますね。

 

オールラウンダーなホスト能力で、従業員に希望を与える存在

夢來

 

―ATOM-VENUS-との分店を経ても、売上が落ちていないと聞いています。この分店という問題はどのように乗り越えてきましたか?

 

まず分店したタイミングで、幹部陣には「このままだとROYAL潰れるよ」と緊張感を持たせるような発言をすることで、意識改革を図りました。

 

そして、幹部陣にそこまで言うからには自分も背中を見せなければならないので、今まで以上に売上・組数を増やすことを意識しましたね。

 

分店によって幹部陣や中堅メンバーがいなくなると、ヘルプ力などが落ちることはどうしても避けられません。

そんな状態でも自分が売上・組数を増やすことで、みんなに希望を見せられるよう動いていました。

 

―アトムグループ内で店舗売上1位を目指しているとのことでしたが、1位に返り咲くための具体的な施策はありますか?

 

今はまだ、全員が同じ方向を向くことができていないと感じている部分もあるので、そこをまず改善できるようにビジョンの共有を徹底していきたいですね。

 

あと、僕が幹部メンバーにストイックさを求めすぎたせいもあると思うんですけど「楽しく仕事する」という根本的なマインドを忘れている子が多かったんです。

もちろんメリハリは大事ですけど、そもそも楽しく働けていなかったら目標にも近づけないと思うんですよね。

だから今は、目標を達成するためにベースの作り直しから着手しているという状況です。

 

―前代表の大夢さんは偉大な存在だったと思いますが、次の時代を担っていく立場としてはどういう心境でしたか?

 

当初は「大夢くんが打ち立てた記録を超えないといけない」という想いが強くありましたね……。

ただ、今はそこまで意識していなくて、良い意味で呪縛から解放された感覚はあります。

今は大夢くんの背中を追うことよりも、目の前のやるべきことに注力している感じですね。

 

―SNSの使い方で参考にしているアカウントはありますか?

 

僕は、大夢くんがプレイヤー時代にあげていたInstagramのストーリー投稿をすごく参考にしていましたね。

僕から見ても「この人忙しいんだろうな」と思わされるような内容だったので……。

 

だから、今SNSの使い方に迷っているという人は僕のアカウントをチェックしてほしいですね。

そうすれば、売上・組数をどうやって増やしているのかがわかると思います。

 

―接客において特に意識しているポイントはありますか?

 

感謝の気持ちを持つことはもちろんですが「自分が商品である」ということを理解する必要があると思います。

そこを意識できていない子は、売れていないイメージですね。

自分が商品であるということを理解し、セルフブランディングしていくことが重要です。

 

あとは、自分の中で「どれだけ接客パターンを持っているか」が鍵になってきますね。

 

―接客力を高めるためにやっていることはありますか?

 

飲食店とかに行ったときに、スタッフの接客をめちゃくちゃ観察するようにしていますね。

高級なお店に行き、一流のサービスを体感することも良い勉強になると思いますよ。

 

―そのほかに、従業員にいつも伝えていることはありますか?

 

僕はいつも「幹部給って、なぜ出てるか知ってる?」と従業員に聞くんです。

そうすると、ほとんどの子は「幹部会議があるから」とか「幹部の方々にしかできない仕事があるから」と答えます。

 

たしかにそれもあるんですけど、幹部給が出ている主な理由のひとつには「部下がミスをしたときに代わりに頭を下げる役目もある」と僕は思っています。

 

だから、従業員には「僕ら幹部を給料泥棒にさせないためにも、ミスを恐れず、どんどんチャレンジしてほしい、いつでもミスのカバーはするから!」ということを常に伝えていますね。

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