37歳でホストデビュー。そして40歳を超えた今、なお最前線で結果を出し続ける──。ホスト業界の常識からすれば、ほとんど“奇跡”に近いキャリアです。
嵐王子さんは、10代で高校を辞め、美容の世界へ飛び込み、飽和した美容師業界で限界を感じて退職。その後は冠婚葬祭業で“人の心”と向き合い、完全歩合で稼ぐ日々を送りながら、他事業でも成功と崩壊を経験しています。
──波乱に満ちた半生を経て辿り着いたのが、大阪での再起でした。
そんな彼が37歳でホストへ転身し、圧倒的な結果を出し続ける前代未聞の実績を叩き出したのは、決して“才能”だけではありません。数々の経験を乗り越え、ホストとしての魅力を磨き続けた男は、なぜ今、ATOM GROUPで働いているのか。そして、なぜ“40代ホストのロールモデル”と呼ばれるほどの存在になったのか……。
激動の人生を歩んだからこそ語れる言葉が、ここにはあります。
嵐王子Instagram:http://www.instagram.com/ran_oji001/
嵐王子ホスホス:https://www.host2.jp/shop/alto/ran1/
高校中退から美容の道へ
――まず、若い頃のキャリアを伺いたいのですが、高校は中退されたと聞きました。
嵐王子:そうなんです。高校は早々に辞めました。理由はいろいろあるんですけど、自分の中に「このレールの上をただ歩いていく人生に、ワクワクがない」という感覚がずっとあって、どうしても馴染めなかったんですよね。でも、手に職をつけたい気持ちは強くて、そのとき興味を持っていたのが美容でした。たまたま僕が16歳の年だけ、美容の通信課程に“16歳から入学できる特例”があって、本当に滑り込みで入学した感じです。翌年からは18歳以上じゃないと入れなくなりましたから、あの時の判断は人生を変えたと思います。
美容室では、大人に混じって普通に働きながら、夏休みのスクーリングでは遊んでいる同級生を横目に、ひたすら技術を学び続けるという生活でした。周りと全く違う青春だったけど、今振り返ると、この時期に“年齢に縛られない働き方”を覚えたことが、後にホストとして武器になった気がします。
美容師業界でキャリアを積む限界を感じる
――美容師としてはスタイリストまで進まれたんですよね。
嵐王子:はい、カットもカラーもパーマも全部覚えて、一通りスタイリストとして働いていました。でも、当時ですら美容室は「信号機の数より多い」と言われていたくらい飽和していたんです。美容師って、技術がどれだけあっても上がり目がほとんどない。22歳くらいの時にその現実が一気に押し寄せてきて、正直「このまま一生ここで終わりたくない」と思って辞めました。美容師として身についた接客や空気読みのスキルは、結果的には後の仕事に全部活きたんですけどね。
冠婚葬祭の世界──完全歩合で“人の心”と向き合う
――美容を辞めたあとは、冠婚葬祭業界に入られたと。
嵐王子:そうです。21歳の終わりに、結婚式と葬儀を扱う会社に入りました。最初の1年は正社員でしたが、2年目からは代理店制度で完全歩合制の個人事業主になりました。結婚式のプランニングから葬儀の施行、遺族との打ち合わせ、営業、アフターフォローまで、本当に全部やります。
結婚式って「夢を売る仕事」で、葬儀は「人生の終わりに寄り添う仕事」。人間の感情の頂点に触れるから、人の心の動きがすごく分かるようになるんです。
売れないときは本当に生活がギリギリ。でも売れると一気に稼げる世界で、その緊張感が僕の“営業としての筋肉”を作ってくれました。この頃に、人の懐に入る方法とか、自然と価値を上げていく導線の作り方とか、信頼を積み重ねる順番とか、今ホストで使っている技術の基礎は全部身につきました。
副業で始めた別事業──“稼ぎすぎて”本業転身から、まさかの崩壊へ
――そのあと、店舗経営事業も手がけられていたんですよね。
嵐王子:溜まった事業資金を使い、関東で副業として別業界の店舗経営事業を始めたんですが、驚くほど稼げてしまったんです。気がつけば本業を超えてしまって、冠婚葬祭の事業は手放し、生き方が一気に変わっていきました。ベントレーやアメ車を買って、カスタムに高額の経費を使うような生活をしていましたね。若かったし、お金の使い方もかなり荒かった。
でも、そこが破綻の始まりでもありました。僕以外の従業員が、様々な事情が重なって同時に離れてしまう事件があったんです。それで店は完全に崩壊した。僕の生活も人間関係も全部が瓦解して、一瞬でゼロになった。
この時期は本当に精神が疲れていました。何を信じればいいか分からなくなるし、運にも見放されるし、自分自身の弱さも全部露呈するし……。でも今思えば、あの時全部失ったからこそ、“もう一度ゼロからやり直す覚悟”が生まれたんだと思います。
大阪へ移住──人生を再起動し、黒服業に転身するも退職
――そこから大阪に行くことになったのは?
嵐王子:もともと車が趣味で、大阪の車仲間とよくつるんでいたんです。アメ車やスーパーカーをイジり倒すような人たちで、僕もそこに混ざっていました。東京で全部リセットされたタイミングで、「大阪でやり直そう」と移住を決意しました。大阪は“ゼロから始めるにはちょうどいい場所”でしたね。
そして、ナイトビジネスを営む会長から声をかけてもらって、黒服として働き始めたんです。責任者の人と住み込んで一緒に働いて、すごく仲良くなったんですが、その人が突然辞めちゃって。そこからモチベーションが続かず、心が折れてしまい、僕も辞めました。この時点でもまだ、ホストになろうなんて全く思っていなかったです。
紹介を受けて、37歳から異例のホスト人生が始まる

――そこから某大手ホストグループに入った流れは?
嵐王子:ナイトビジネスの会長がまた声をかけてくださって、そこから紹介で、某大手ホストグループへ行く話になったんです。この瞬間から、ホストとしての人生が始まるんですが、まさか37歳でデビューするなんて自分でも思っていませんでした。
――37歳でのホストデビューは異例中の異例ですよね。
嵐王子:本当に異例です(笑)。普通ならもうホストのプレイヤーはなかなか難しいと言われる年齢です。なので、最初は僕も引け腰だったのですが、「とりあえず、半年契約でプレイヤーをやってみなよ」と言われて、始めることになりました。
でも、実際にホストのプレイヤーをやってみたら、初月で大きく売上を上げることができ、半年間、成績は右肩上がりで出すことができる期間が続きました。在籍中の半年だけで、年間の売上はかなりのものになったことを記憶しています。
なぜ売れたかというと、理由はシンプルで、これまでの仕事で“人に価値を感じてもらう技術”を徹底的に磨いてきたから。ホストって「自分という商品」を売る仕事ですけど、僕は長年「物を売るプロ」だったので、発想を切り替えただけで済んだのは大きかったですね。
次の某王手ホストグループへ移籍、波乱の末に退職──移籍の声かけが殺到
――それだけ売れていたのに、最初のホストグループは半年間の契約満期で辞められたんですね。
嵐王子:途中で、当初に提示いただいていた給率が突然下げられてしまったんです。「聞いていた話と違う」となりまして、この出来事で僕の中では、契約更新して仕事を続ける理由は見当たらなくなってしまいました。
――その後、次の某大手ホストグループに入られたと。
嵐王子:はい。知人の売れっ子ホストから声をかけてもらって移籍し、会長や社長も本当に良い方で、実績を上げていく中で、大阪の店舗運営を任せていただく流れになりました。
ただ、当時SNSやYouTubeでも話題になった、運営陣の中での様々なぶつかり合いがあり……正直、僕の中で「自分は人を率いてパフォーマンスを出すことには限界がある」と感じていました。そして、僕の中で、どこかで「環境を変えたい」という気持ちが強くなっていきました。
それで、いざこざのけじめをつけるために、面倒を見ていたキャスト達のキャリアの目処がついたタイミングで、退店することになったんです。
――辞めた瞬間に、かなり多くの大手ホストグループから声がかかったと聞いています。
嵐王子:SNSやYouTubeでも話題になっていたので、全国の大手ホストグループから一通り、移籍の声をかけてもらいました。待遇もどこも良いものを提示していただいていましたし、当時の数字的な条件だけで言えば、どこへ行っても割は良かったと思います。でも実は、当初はアトムグループについては、候補に入っていませんでした(笑)。
アトムグループとの出会い──“この運営陣と店舗なら、もう一度人生を預けてもいい”と思えた瞬間

――多くの大手ホストグループから声がかかった中で、なぜアトムグループを選ばれたんですか?
嵐王子:最初に連絡をくれたのは、アトム梅田エリアを率いる嵐優季さんでした。優季さんは、最初の連絡の時点で態度が全然違いました。大手ホストグループ特有の条件推しでもないし、必要以上に盛るわけでもない。ただまっすぐで、嘘がなくて、丁寧。それが印象的で、「アトムグループの方と話すのは悪くないかも」って思ったんです。
ただ、拠点が大阪ミナミを考えていたこともあり、梅田エリアではなく、ATOM -ROYAL- を第一候補として見学に行きました。実際にATOM -ROYAL- の店舗を見に行った時、まず空気に驚きました。
普通、移籍者って“部外者”扱いされやすいんですよ。でもATOM -ROYAL- は違って、スタッフ全員が自然体で「初めまして!」「よろしくお願いします!」って、当たり前のように挨拶してくれる。その自然さは、しっかり人間性の教育がされている証拠なんだと感じました。派手さより礼儀、人柄が店の中心にある。作った雰囲気じゃなくて、本気で仲良い店特有の“体温”があったんです。
そして、一番の決め手は、ひろむさんとのコミュニケーションです。
僕が会った瞬間に感じたのは、「この若さで、この空気を背負えるのは尋常な能力ではできない」ということ。あの人って、ガンガン前に出る若さ特有の勢いもありますが、取り繕ったり、自分を飾ったりすることもしないんですよ。
僕は人の人生に深く入り込む仕事を長年してきて、色々な人を見てきましたが、ひろむさんには、若さはあるけれど、それ以上にグループを担う責任を抱えている、年齢を超えた落ち着きと魅力を感じました。
更に、決め手として、ATOM -ROYAL- の現場を取り仕切る夢來さんの誠実さもありましたね。僕が他グループで実績を積んできたこと、年齢がかなり上であることも配慮して、すごく丁寧に接してくれて、プレイヤーとしてのリスペクトを忘れない姿勢に、好感が持てました。
「この人達のいるお店でなら、安心して働ける」と思いました。運営陣を信頼できるかどうかで、ホストクラブ店舗での働きやすさは決まります。僕は彼らの持つ一連の魅力を体感して、アトムグループへの移籍を決めたんです。後は、ひろむさんのテキーラ営業に押し負けたところもありますね(笑)!
入店初月から成果を出し続けた──「売上は“長期的な信頼関係の構築”で作るもの」
――ATOM -ROYAL- に移籍してからの1年間の活動を教えてください。
嵐王子:2025年の1月に入店して、初月に早速成果を出すことができました。その後も、年間で大台を達成していけるペースで動けていて、表向きは“大躍進”に見えるかもしれないんですけど、僕の中では“特別な奇跡”とは思っていません。というのも、僕は売上を“ひとりひとりのお客様との信頼関係の構築”で作ってきたタイプなんです。
実際、今年は父の介護が重なったことで、6月以降の出勤はかなり少なかったです。地元へ戻ることが何度もあって、ほとんど店に立てなかった。それでも売上が落ちなかったのは、担当しているお客様との関係が、“組数や出勤数への依存”じゃなくて、“強い信頼関係で繋がっている”からです。
もちろん、僕のホストとしての営業の仕方は特殊で、まずは組数や出勤数にこだわるのがスタンダードです。TikTokやInstagramなどのSNSは絶対やった方が良いし、お店に出るほどに顧客獲得のチャンスは広がります。
でも、あまりに多くのお客様を抱えていたら、ひとりひとりへのサービスの質を担保することは難しくなるでしょう。結果的に、顧客単価を上げるのは厳しくなります。
僕のやり方を直ぐに参考にするのは推奨しないのですが、大きな成果を上げたいならば、ひとりひとりのお客様と、しっかりとした信頼関係を長期的に構築することに重点をおいた方が、最終的な成果は上がりやすくなると思いますね。
時代に合ったホスト論、色恋営業は一切なし──“唯一無二の領域”をつくる
――色恋営業は一切行わないと断言されていますね。
嵐王子:色恋を使うことはしません。絶対にしない。僕が目指すお客様との関係の位置は「家族や親友のように深い“唯一無二の領域”」です。風営法改正前のホストは、色恋を使っていた方も中にはいただろうと思います。プライベートな感情に入り込めば、確かに一時的には売れるのかもしれません。でも長続きしないし、どこかで必ず関係は壊れる。そのツケが、風営法改正という厳しい現実に繋がったのだと思います。
僕が作りたいのは“家族や親友のように壊れない関係”。そして、そうした独自の関係になった上で、お客様の価値基準を更新してもらえるように日々努力し、長期間の信頼関係を作っていくことを何よりも大事にしています。
営業経験10年以上──「人の心を動かす技術は、特殊な才能じゃなく“積み重ねた経験”」
――年齢問わず、40歳を超えても売れ続ける理由を教えてください。
嵐王子:冠婚葬祭の営業で十年以上“人の本音”と向き合ってきた経験があることです。冠婚葬祭って、人生で最も“感情の振れ幅が大きい場面”と向き合う仕事なんですよ。結婚式は“幸福の最大値”。葬儀は“悲しみの底”。こんな極端な感情の場面で、嘘の営業なんて通用するわけがない。
そこでは、人が心を開く瞬間、価値を感じる瞬間、信頼を預ける瞬間、不安が消える瞬間、全部が生々しい状態で見える。この経験が、そのままホストに活きているんです。
「どうすれば自分という人間を安心して選んでもらえるか」「どうすれば“この人に担当を任せたい”に変わるか」──これは才能じゃなくて、 “経験×観察×正直さ”の掛け算でしか作れない、積み重ねてきた年の功の技術なんだと思っています。
ATOM -ROYAL- の魅力──「大手なのに人の温度が消えていない。それは奇跡に近い」

――実際に1年間、ATOM -ROYAL- で働いて感じた魅力は?
嵐王子: “情に溢れた環境”です。これは本当に大きい。大手って組織が大きい分、どうしても“人の体温”が薄くなるんですよ。人としての距離感が遠くなるし、数字だけで評価されやすい。でもATOM -ROYAL- は違う。スタッフ同士の空気、挨拶、気遣い、距離感──全部があったかいです。
生え抜きで成功した方々も多いので、未経験でも歓迎される空気感があるし、僕のような移籍者も、外部扱いされることなく、お店の環境に馴染むことができます。
もちろん、同じプレイヤー同士ですからライバル関係ではありますが、ギスギスしないし、目立った派閥もないと思います。大手のホストクラブで、ここまで“人間味の残ったお店”って、本当に珍しいんです。僕はいろんな大手を見てきたけれど、ATOM -ROYAL- は“本質的な意味でアットホームなお店”だと感じています。
ATOM -ROYAL- の課題──「売上の天井を貫く人材が出て欲しい」
――逆にATOM -ROYAL- で1年間、働いてみて感じる課題は何ですか?
嵐王子:僕の売り方が特殊すぎて、継承できる人材がまだいないことです。もちろん、僕自身が自由にさせてもらっていて、マネジメントできる立場にはいないので、難しいことではあるのですが。
ホストとしてのスタンダードな大台を築くことができるだけの人材は一通り揃っている一方で、売上の天井を貫くような型破りなホストは、まだまだこれから出てくる段階だと感じますね。スタンダードな売り方は想像できても、K点を超える売上の作り方って、想像だけでは実現が難しいものだと思います。
あと、もう一つは──ひろむさんがもっと現場に顔を出せるようになることですかね。やっぱり、ひろむさんが店に来るだけで、空気が変わるんですよ。あの人の存在感は、数字以上の価値がある。「経営者が現場を見てる」というだけで、スタッフの背筋が伸びるし、店のまとまりも良くなります。
だから、僕からの本音は一つだけ。 「東京店舗の改革の目処が立ったら、早く現場に戻ってきてください(笑)」これに尽きますね。
家族の介護とホストの両立──「母の死で気づいた。“親との時間は有限”」
――6月から出勤が少なかった理由として、ご家族のお話がありましたが、詳しく教えてください。
嵐王子:父が膀胱がんを発症し、治療はある程度落ち着いたのですが、視力が下がってしまって、ほとんど目が見えない状態になりました。そして、母は2年前に他界しています。
ホストを始めてからは、1年に1回、実家に帰るか帰らないかの状態でした。ずっと、家族の時間を“後回し”にしてきてしまったんですよね。気づいた時には母は亡くなっていて、「ああ、親との時間は有限なんだ」と痛感しました。
そこから父の介護のために出勤を減らしたんですけど、その相談をしにいった時に、ひろむさんは 「親父さんが大事に決まってるやろ。無理すんな」と即答でした。
こういう“人としての正しさ”を堂々と言える経営者って、なかなか少ないと思います。そういう部分に、アットホームなアトムグループの本質が出ていると感じますね。
お金との向き合い方──「若い頃にたくさん失敗を経験したから、“価値が残るもの”しか買わない」
――若い頃の散財の経験が、今に活きていると。
嵐王子:店舗経営をしていた若い頃は、本当に馬鹿みたいにお金を使っていた時期もあります。車、ブランド、ギャンブル──いろんなことに散財しまくったこともあり、手元にほとんど残らなかった苦い経験も過去にはしています。
だから今は、価値が残らない贅沢は一切しない。愛車のアストンマーティンも、“資産として残る車”として買った一面もあるし、現在、建てている家の購入もそうです。昔は服を揃えるのが大好きだったのですが、「来年の今頃も本当に必要かな?」という観点で、今は目立った買い物はしていません。見栄のためにお金を使うのは、もう終わりにしたんです。
ただ、若い後輩にはいつも言ってます。 「一回は失敗してみてもいい。でも二回はやるな」って(笑)。お金の使い方を知り、大切さを覚えるためにも、時には失敗することも大事だとは思っています。
将来の夢──「見栄のない人生を、愛猫と一緒にゆっくり生きたい」
――ホストのキャリアを重ねた先、将来の夢はありますか?
嵐王子:静かな田舎で暮らしたいですね。自然の中で、愛猫と一緒に、ストレスのない暮らしをしたい。僕にとっての本当の豊かさは、「差し迫るストレスから解放された生活」なんです。
シーシャが趣味で、猫カフェなどの動物関係の仕事にも興味があります。ただ、具体的に「これがやりたい!」ということは、まだ決めていないですね。
ホストとして活動するのも年齢的に後1〜2年が現実的だと思うので、もう、見栄を張る人生は求めていません。本当に大切なものだけを残して、静かに、丁寧に生きたい。そのためにも、ホストとしての一瞬一瞬を大事にしたいと思っています。
ATOM -ROYAL- で働きたい人へ──「ATOMは怖くない。“情”を忘れないホストグループ」
――最後に、アトムグループで働きたい人に向けてメッセージを。
嵐王子:「ホストクラブって怖いんじゃないか?」とか、「未経験者には厳しい環境なんじゃないか?」とか、外から見るとそう思われているかもしれない。ホストクラブ経験者の方は、以前のお店でしんどい思いをして、ホストとして働くことの希望を失いかけている人もいるかもしれません。
でも、アトムグループやATOM -ROYAL- の実際は逆で、情があって、ゼロから人間性をちゃんと見て、育ててくれる場所です。未経験者でも、経験者でも、それぞれに合った接し方をしてくれる。売れたい人は売れるし、落ち着きたい人は落ち着ける。一人一人の“生き方”を否定しない。1年間働いてみて、僕は今、本気でそう感じています。
そして最後に。37歳から業界入りして、40代になっても、僕のように活躍できる可能性があるのが、ホストクラブで働く面白さです。僕自身、年齢を経ても新しい挑戦を続けたい方、長くホストをやっている方に希望を与えられる存在になれるように、努力を重ねていきます。