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苦悩と葛藤を乗り越えた…YouTubeで話題のふたりを直撃!!ROYAL 幹部補佐緋咲 龍×PLACE代表mAko対談

2024/01/12

アトムグループといえば、ホスト業界全体で話題を呼んでいる「ひろむん社長」のYouTube。そのYouTubeコンテンツの中で特に注目された、移籍問題で大きな話題を生んだATOM -ROYAL- 幹部補佐 緋咲 龍と、前店長の横領問題で困難を経験したATOM -PLACE- 代表mAkoの二人を直撃!苦悩と葛藤を乗り越えたふたりから一体、どんな内容が語られるのか…注目のインタビューをぜひご覧ください!

 

ROYAL 幹部補佐 緋咲 龍

ATOM -PLACE- 代表mAko

 

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体験入店せずに、アトムに即入店。紹介をもらったご縁から今に至るふたり。

 

──前職ではどのようなことをされていましたか?

 

龍:小売・物販など、仲介会社の営業を2〜3年程度やっていましたね。

 

mAko:モデル業をやりながら、IT会社に所属して、アフィリエイト運用とインフルエンサーマネジメントを中心に4年ほど前まで業務を行なっていました。あと、個人的にFX投資もやっていましたね。今は、投資については時間がないので手をつけていません。

 

──お二人の年齢はおいくつですか?

 

龍:年齢は非公開でやらせてもらっています!姫様によっては、若いキャストが苦手だったり、逆に年上のキャストが苦手だったり、色々な方がいらっしゃるので、全ての姫様のニーズに応えられるような、ミステリアスな個性でホストしています。ちなみに、既存のお客様の層は30〜40代の方々が多くなっています。

 

mAko:僕は今年で32歳になりました。龍とは違って、年齢は公表しています!もちろん、年齢が若い姫様には年上すぎて無理、と言われることも時にはありますけれど、それは致し方ないですね(笑)。

 

──お二人がアトムグループに入られたきっかけは?

 

龍:2年半くらい前に、アトムグループで働いていた友人の紹介で入りました。当時、営業の仕事を辞めた後だったので、アトムグループ以外のホストクラブは一切考えておらず、話をもらってから体験入店もせずに、ROYALに即入店しました

 

mAko:おお、俺と同じだ!僕も、アトムグループには体験入店なしで即入店しました。きっかけは、某有名マーケティング会社の社長と古くからの友人でして、その伝手を辿ってアトムグループの環修斗会長と繋がり、3年10ヶ月ほど前に入店することになりました。

入店はどの店舗でも良いと伝えたところ、PLACEの前身であるRookiesを勧められ、そちらに在籍することになった流れですね。最初は「もしも合わなければ、いつ辞めても大丈夫」という話をもらっていたので、気軽にホストを始めました

 

──なぜホストをやってみようと思いましたか?

 

龍:会社を辞めた後、将来的に美容クリニックをやってみたいという夢ができて、その資金づくりのためにお金をしっかりと稼ぎたいという想いで始めました。ホストクラブで働けば、女性の方々と様々なコミュニケーションをとって美容に関する情報を集めることもできますし、資金も用意することができるので一石二鳥だと考えました。

 

mAko:僕は当時、うつ病を患っていまして。無気力な状態が続いており、友人が心配して、アトムグループの紹介の場所に無理やり連れ出してくれたという感じでした。もともとモデルをやっていたこともあり「顔が良いんだから、その個性を活かせる仕事をやってみたらどう?」と勧められて、最初は抵抗があったのですが…紹介してもらった恩義もあるので、まずはアトムグループでホストをやってみようと思ったことがきっかけですね。

 

売れるまでに半年間の苦労を重ね、1000万円を売った龍。東京のホストを研究し、代表になって1000万円を達成したmAko。

 

売れるまでに半年間の苦労を重ね、1000万円を売った龍と東京のホストを研究し、代表になって1000万円を達成したmAko

 

──ホストになりたての頃は、すぐに売れたか、それとも苦労されたか、どちらでしたか?

 

龍:ホストになりたての頃から半年間くらいは、全然売れなくて、本当に苦労しました。飲み物は寮の水道水、食べ物は仕事の営業終わりに割引になっているスーパーの惣菜を購入して、それを3日間くらいかけて、複数回に分けて細々と食べるような暮らしでした。

僕の中では、保証給で働いているホストは掃除組ではなくて「赤字組」という認識だったんです。

だから、売れていないのに先輩からご飯を奢ってもらうようなことは絶対にしたくなかったので、レクや食事会などにも一切参加せずに、自力で売れる方法を必死に模索していましたね。

前職の営業職で貯めたお金も家族に全て預けてからホストになったので、「売れるまではなんとしてでもゼロから這い上がる」といったスタイルで、頼れるところを完全に絶ってホストの仕事に挑んでいました。

 

mAko:龍の話と比べると、僕が売上を立てるのは比較的早かったかもしれません。ホストを始めて1ヶ月目が10万円、2ヶ月目が50万円、3ヶ月目で60万円以上は売上があったことは覚えています。

今だから言えることですが、当時のPLACEの前身であるRookiesには、ホストらしいホストはほとんどいなかったんです。ちょっとカッコ良い若い男の子が集まるボーイズバーの延長のような状態でした。

もともと僕は東京で10年ほど暮らしていて、東京の大手ホストグループの上層部の方と繋がりもあったので、本場の歌舞伎町のホストがどのような存在なのか、色々とリサーチして知っていたこともあり、そうした学びを活用して営業することで、自ずと結果が出ていたところはあると思います。

 

──そこから本格的に売れ始めたのはどれくらいですか?また、最高売上を出したのはいつ頃でしょうか?

 

龍:ホストを始めて半年後くらいに、売上100万円をやっと越えられるようになりました。ホストとしての売れ方は完全に独学だったので苦労しましたが、やっと半年目で応援してくれる姫様と出会うことができました。

営業スタイルはホストのYouTubeなどを見て勉強して色々と試しましたが、最終的に行き着いたのは「アイドル営業」でした。僕の中では、推し活をしてもらえるようなホストになることが成功への道筋だと思っています。

現段階での最高売上は2023年6月の1300万円程度です。そこから某グループへの移籍の話が出てきたのが、その翌月の7月でした。

 

mAko:僕は2023年11月に1100万円を売ったのが最高売上ですね。売上を上げ始めたのは早かったんですが、僕って基本的にホストするのは苦手なんです(笑)。

姫様に寄り添ってトークを傾聴するというよりも、どうしても論理的な会話になってしまうところがあって。なので、論破系のキャラクターになってしまう弱点があり、応援してくれる姫様を増やしていくまでに時間がかかったところはありました。

ただ、ホストとして上を目指して成功していくためには、プレイヤーとしての成績もそうですが、人を束ねるマネジメントや、運営・経営の能力も必要になると僕は考えています。

なので、個人の数字だけで背中を見せていくプレイヤースタイルを極めるというよりも、個人売上は着実に上げつつ、店売りを上げて良いお店作りをする代表としての脳を鍛えていくことを重視して日々過ごしているところがありますね。

 

理想のお店づくりは「売上特化型」。惰性の「仲良し」よりもばちばちの環境が理想。

 

理想のお店づくりは「売上特化型」、惰性の「仲良し」よりもばちばちの環境が理想

 

──理想のお店のあり方についてお聞かせください。

 

mAko:僕が考えている理想は「売上特化型」のお店です。仕事上の仲間意識を持つことはもちろん大事ではありますが、それが馴れ合いにつながるような友達の延長みたいな関係は必要ないと思っています。

やはり、ホストをやるからにはしっかりと稼いでもらいたいし、売上が上がらないお店を作ってもそれは幸せなホストクラブとは言えないので。ひろむん社長も、僕が大事にしている「売上特化型のお店としてATOM -PLACE-を作り上げていく」という方針には賛同してもらえていますね。

ちなみに、龍とは以前話した時に、同じようなマインドを持っていると感じていました。

 

龍:ATOM -ROYAL-も、mAkoさんがおっしゃるような馴れ合い的な空気感がある時もありましたね。それこそ、締日のラストオーダーまでずっと「仲良し」で、上位3名あたりのプレイヤーだけが競い合っているような雰囲気があまり好きではありませんでした。

なので、そうした「仲良し」の空気感を良い意味で壊すために「ATOM -ROYAL-の幹部勢はバースデーイベントの捲りアリ」のルールを提案して、採用してもらっています。

もし、捲りナシのルールだった場合、バースデーイベントは主役の担当のオリシャンの本数分の売上しか上がりません。でも、捲りアリのルールにすれば、例えば僕が主役の担当の売上を捲りにいって500万円上げて、主役の担当も僕の500万円の売上に負けないように競い合えば、1日で2名合わせて1000万円以上の売上になるじゃないですか。

そうしたルールを適応することで、バースデーイベントにも緊張感が生まれ、自分が主役なのに捲られて負けて、ラスソンを歌えずに悔し涙を流すプレイヤーも出ていますが、お店の活性化には良い刺激になっていると思います。僕は他のプレイヤーのバースデーイベントでも、よく捲りを狙っていますよ(笑)!

 

mAko:「バースデーイベントは主役を立てないといけない」という伝統みたいなものを、「バースデーイベントが主役の売上で頭打ちにならないように、マンネリにならないように捲りアリでバチバチする」という新しい文化に塗り替えたってことやね!

バースデーイベントの捲りアリは、うちのATOM -PLACE-ではまだ採用していない内容です。捲られてしまった主役の担当を応援している姫様へのケアが大変そうではあるけれど、面白い施策だと思います。

 

なぜ、龍の移籍問題は起こったのか?自分の責任感から招いた事件を振り返る。

 

なぜ、龍の移籍問題は起こったのか?自分の責任感から招いた事件を振り返る

 

──龍くんの移籍問題の経緯をお聞かせいただきたいです。

 

龍:移籍問題についての詳しい真相は、今後ひろむん社長のYouTubeでも語られる可能性もあるかもしれないので、こちらの記事では移籍に関する経緯のお話のみさせていただきますね。

移籍問題が起こる当時、僕は内勤含めて15人程度の大人数のチームを持っていました。それらのチームメンバーの中に、ATOM -ROYAL-の運営方針に不満を持っているメンバーが増えてきて、「僕が動いてなんとかする」と伝えていたんです。

しかし、ATOM -ROYAL-運営陣となかなか折り合いが合わず、僕のチームメンバーが求めているような不満の解消が結論、できませんでした。そうした中で、僕の中にあったATOM -ROYAL-への想いが、少しずつ壊れ始めてしまった感じですね。

そんな流れの中、「不満が解消されないならば辞めたい」と言ってくるチームメンバーが、ひとり程度ではなく、複数人も出てきてしまっていました。今思えば、ひろむん社長や夢來代表に、チームが危機的な状況であることをもっと強く直訴すればよかったんですが…チームで起きている問題を個人的に抱え込んでしまい、自分だけでなんとかしなければならないと思っていた矢先に、移籍に関する話が来たような流れになります。

 

──他店への移籍に興味を持ったのは、個人的な理由というよりも、チームメンバーの不満をどうにかして解消したい、という責任感からの行動だったのですね。

 

龍:僕のチームにいるメンバーは「龍さんについて行きたい」という言葉を言ってくれる、僕きっかけで入店したメンバーがとても多かったんです。

そんな時に、チームメンバーが望んでいるような条件を提示してくれる他店の移籍の話が入ってきたので、馬鹿な話なのですが、独断で動いてしまったという経緯があります。

移籍先には、一緒についてくると話していたチームメンバーへの待遇を手厚くしてもらうことを条件に交渉をしていました。

 

──移籍問題は大変な事態だったかと思いますが、改心して、役職を手放してイチからプレイヤーとしてやり直している龍くんの姿勢をこれからも応援しています。

 

龍:本来であれば、そもそもお店を作り上げてくれたひろむん社長や夢來代表に、筋を通してチームメンバーの問題を解決するための相談を続けるべきだったと思います。

でも、当時の僕は考えが及ばず、「自分についてきてくれているメンバーだから自分でなんとか将来の選択肢を作ってあげないといけない」と考えてしまい、皆を巻き込んだ移籍問題に発展してしまいました。

今は深く反省し、アトムグループやATOM -ROYAL-に少しでも貢献していければと日々、志を新たにしているところです。また、「問題を自分ひとりで抱え込むことを辞める」ということは強く心がけていますね。今では、ATOM -ROYAL-の運営陣に何かあれば必ず密に相談するように日々動いています。

 

──移籍問題以降、龍くん自身の売上のペースや来客の頻度はどうですか?

 

龍:僕の方針として、万人に好かれるホストになろうという気持ちがそもそもないんです。「100人中、アンチが99人いたとしても、たったひとりだけ応援してくれる人がいれば、僕はその子を大切にする」という姿勢を貫いています。

そうした姿勢が功を奏しているのか、売上のペース的には、移籍問題の当時よりもやや上がっている印象があります。来客についても、先に述べたように、推し活をベースにした営業をしているので、僕自身を応援してくれる「龍教」の姫様たちのおかげで、客足が遠のくようなことはなく、アンチの方などからの悪影響もあまりない状態です。

 

mAko代表が直面した前店長の横領問題。幹部との対話によって回復した信頼関係とは?

 

mAko代表が直面した前店長の横領問題、幹部との対話によって回復した信頼関係とは?

 

──mAkoくんの直面した、前店長の横領問題に関して経緯を教えてください。

 

mAko:前店長の横領問題が発覚したとき、「mAko代表も横領行為に加担しているのではないか?」という疑いを、ATOM -PLACE-の運営陣からかけられてしまっていた時期がありました。

前店長の横領が発覚したきっかけは、前店長がタイムカードを不正に改ざんして中抜きしている事実を、幹部が本部に通報したことによって判明したんです。

ただ、僕自身が前店長とかなり密接に関わっていたこともあり、「店長が横領しているなら、代表もグルになっている可能性がある」とATOM -PLACE-の運営陣メンバーから思われてしまったことが原因でしたね。

このような疑いがかけられてしまったのは、僕とATOM -PLACE-の運営陣メンバーとの間に、コミュニケーションの距離が生まれてしまっていたことも原因のひとつだと思います。

 

──mAkoくん自身が、前店長の横領問題に加担しているのではないか、という疑いが生まれたことによって、どのような弊害が生まれましたか?

 

mAko:給料の支払いと面談を毎月行っているのですが、その面談の際に、ATOM -PLACE-の運営陣メンバーから「このまま、皆の疑念が晴れないままだと、お店の主要メンバーが離れていってしまう」という相談を受けたんです。

当時、僕の「売上特化型」の運営方針に賛同するメンバーと「仲間意識」を大事にしたいメンバーに、お店が二極化して割れてしまっているような状況があったのですが、「今の状況が続くと、mAkoさんに疑念を持っているメンバー達が店から離れようとしてしまうので、疑いを晴らすためにも、腹を割って全員と話をしてください!」と強く進言を受けました。

自分としては、幹部勢とサシ飯などを挟んで個別に話をしていたつもりだったのですが、これは全員を集めて話さないといけないなと思い、幹部5人と集って猛烈に話し込みました。

 

──疑念を解消するために幹部5人と集まって、どのような話をしましたか?

 

mAko:まず、それぞれが心の内側に抱いていた疑念や、それまでの僕の運営に対する不満などを、ぶっちゃけて全て話してもらいました。

その中で、前店長が従業員に個人的にお金の貸付を行っていたり、過度の前借りを許容していたりした事実などについても話が及び、そうしたお金にだらしないお店の風潮について、代表として一体どのように思っていたのか?といった踏み込んだ質問などをもらいながら、それらに対する想いを赤裸々に自分なりに話をしました。

また、僕自身が次世代のプレイヤーのマネジメントに意識が向き過ぎていたあまり、古参の幹部メンバーのマネジメントに力を入れられていなかったことに対する不満もヒアリングすることができました。

お店の運営方針の二極化についても、売上に特化することと、仲間を大事にすること、その2つの考え方をうまく折衷することが大事なのに、今までそのすり合わせができていなかった事実にも気づくことができましたね。

 

──幹部勢との話し込みの結果、どのような状態に落ち着きましたか?

 

mAko:幹部勢に溜まっていた疑念や不満を全て、洗いざらい聞き出し、それらの質問に対して真摯に受け答えを行ったことによって、幹部勢から「mAkoさんがきちんと腹を割って話をしてくれた」という信頼を得ることができました。

また、僕自身の運営方針のマインドや姿勢の意図をしっかりと言葉で伝えることによって、皆も納得してくれました。前店長の横領問題に一切関わっていないという事実も、そうした対話によって、無事に皆が受け入れてくれたような流れですね。

 

──幹部勢の疑念や不満を払拭したことによって、今のATOM -PLACE-はどのように変わりましたか?

 

mAko:「お店をもっと大きくし、仲間達で高め合える環境を作るために、売上に特化して走る」という僕の運営方針に、皆が賛同してくれている体制が整いました。

もともと、売上よりも仲間意識を重視していた幹部も、今では売上を上げることの重要性を理解してくれていますし、お店が殺伐としないように仲間達をフォローアップしてくれる側に回ってくれています。

また、ひろむん社長に運営に入ってもらい、ATOM -ROYAL-やATOM -VENUS-と3店舗体制で運営を行うことになったことによって、良い刺激がお店に与えられるようになったことも大きいです。

 

ひろむん社長が率いるロイヤル・ヴィーナス・プレイス。3店舗の合同運営体制になったことでどんな影響があった?

 

ひろむん社長が率いるロイヤル・ヴィーナス・プレイス、3店舗の合同運営体制になったことでどんな影響があった?

 

──ひろむん社長がATOM -PLACE-の運営に入ったきっかけは?

 

mAko:もともと、ATOM -PLACE-は前身のRookies時代から、グループから孤立しているような雰囲気がありました。しかし、僕としては前店長の横領問題を機会に、抜本的に改革しなければ、お店は良くならないと感じていました。

そこで、ひろむん社長に僕からお声がけして一緒にご飯に行ってもらい、「ATOM -PLACE-をよくするために助けていただきたい」と直談判したんです。

グループ内でも突出した影響力を持っている、ひろむん社長のお力を借りることで、これまでのATOM -PLACE-では実現できなかったより良いお店作りができるのでは?と考えました。ATOM -ROYAL-やATOM -VENUS-と3店舗体制になってから、店売りも高いレベルで結果を出せていますし、僕の直感に狂いはなかったと感じています。

 

──ATOM -ROYAL-、ATOM -PLACE-、ATOM -VENUS-と3店舗で運営体制を組むようになってから、各店でどのような変化がありましたか?

 

龍:表彰式を3店舗合同で行うようになったり、幹部以下のラスソンイベントを合同で実施したりする中で、僕自身はバチバチ競い合うことに賛成派なので、全体的に質が上がって面白い環境になったと感じていますね。

ただ、まだ駆け出しの後輩の子達からすると、「ATOM -ROYAL-の中だけでも厳しい環境だったのに、3店舗合同になることで、さらに表彰される難易度が上がってしまった」と感じている、といった声はちょくちょく聞きます。

確かに、レベルの高いプレイヤーが集まる分、表彰のハードルは上がっているので、ストイックにホストをやれていない子達からすると、しんどい部分はあるかもしれないですね。

そうした、勝負の土俵に立つ前から諦めてしまう馬力がまだ足りないプレイヤー達を、今後どのように引き上げていくのかは課題かもしれません。

 

mAko:売上上位層の刺激になるという意味では、3店舗合同の表彰式やイベントは良いと思います。一方で、僕個人としては毎月開催するよりも四半期に一度くらいのペースがベストかとも感じているので、運営会議で提案をしているところです。とはいえ、毎月開催して欲しいという声も一定層あるので、そこはすり合わせが必要ですね。

ATOM -PLACE-の個別の表彰では、ヘルプ賞なども設けて、日の目が当たりにくい子達にも表彰の機会を用意しているので、3店舗合同の表彰式やイベントについても、売上をこれから上げていきたい子達の底上げについては常に考えていかなければいけないところだと思っています。

 

年間1億円と、最強の2番手としての活躍を目指す龍。月間1億円店舗を作り、マネジメントに注力するmAko。

 

──今後の個人目標と、お店に関する目標を教えてください。

 

龍:ホストとしての個人目標は、まずは年間1億円を目指していきたいです。僕自身は最強の1番手が実現したいことを叶える2番手として動いていきたい想いがあるので、一度は移籍問題で迷惑をかけてしまった夢來代表を、改めて支えられるような活躍をしていきたいと考えています。

ATOM -ROYAL-に関して貢献したいことは、「本物のホストクラブをつくる」ということが一番の目標であり、使命ですね。本物のホストクラブを作る=圧倒的な売上のあるお店なんです。

そういうお店を作れば、移籍金などを用意しなくても、未経験者だけでなく、他店の強力な移籍者や経験者達も自ずと集う、ばちばちした刺激的な環境になっていくと思います。

僕自身、本物のホストとして勝負できるレベルの高い人達と戦っていきたいですし、強いプレイヤーが集まれば、互いに競争が発生して、総合的に売上もお給料も上がっていくでしょう。そうした熱い戦いが生まれるお店にATOM -ROYAL-が成長していけば良いと考えています。

 

mAko:お店に関する目標としては、新しい世代のATOM -PLACE-を担うことができる、次期代表を育て上げて、生み出すことがミッションだと考えています。そして、あと2年間程度で、アベレージで月間1億円を上げられるレベルのお店にまで進化させたいです。

代表としての僕自身の仕事は、自分自身で売上を上げることはもちろん疎かにはしませんが、それ以上に、信頼できるメンバーが売上を上げやすい環境づくりや座組みづくりを進めることだと思っているので、そうした動きに今後も注力していきたいですね。

また、代表がひとりでなんでもやるのではなく、良いお店を作るために、一緒に店舗運営に注力していける能力を持つ後発を育てることも、とても重要だと思っています。

前店長の横領問題を乗り越えて、強固な信頼関係を幹部達と築くことができたことで、今ではとても店舗運営がやりやすくなり、これまで以上にATOM -PLACE-をより良いお店にしていくことができると確信しています。

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