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アトムグループを「数字の力」で支えるスペシャリストに、バックオフィスからの景色を聞く。

2023/04/04

アトムグループ全体の経理や決算業務を担当し、税務にも精通する奥村健史さん。高校時代から修斗会長の友人で、長く深い友情が続いている。さらなる飛躍に向けて税理士試験への合格を目指して勉強を続ける中、インタビューに答えてもらいました。

 

今も昔も変わらない、修斗会長の「周りから愛される」「誰に対しても優しい」という特性。

 

──修斗会長との出会いや関係性、具体的なエピソードを教えてください。

 

淡路島の同じ高校に通学し、一番仲良くしていたのが修斗会長でした。同じサッカー部ということもあり、仲間たちと一緒に毎日のように遊んでいました。僕の中では「親友」という存在ですね。本当にずっと一緒だったのでエピソードだらけなのですが、みんなで頑張ったことでいえば「バンド活動」がありますね。会長がギターで僕はドラムを担当、ボーカルとベースをN君とG君という仲間がやって、「卒業ライブ」をしたのが、本当に良い思い出ですね。あとは、最近のエピソードなのですが会長のお母さんに可愛がってもらっています。時間が遅くなったりすると、もう38歳になった僕を「うちに泊まっていき!」と誘っていただけるほど(笑)。ありがたい存在ですね。

 

──高校時代の修斗会長と、現在で「ここが変わったなあ」というところはありますか?

 

変わったところは、ほとんどないですね。当時から修斗会長はみんなの人気者で、ムードメーカー。男性からも女性からも好かれていました。特に会長はお笑いが好きなので、ボケもツッコミもやって、仲間内や周りのみんなをよく笑わせていたのを覚えています。実は、モノマネも上手で、阪神の掛布選手や生徒指導の先生のマネなどで爆笑をかっさらっていましたね。当時から自然と周りに人が集まり、愛される存在でした。あとは、当時からめちゃめちゃ「負けず嫌い」でしたね。麻雀や小さなゲームで、僕たちからすると「そんなことで負けても大したことない」という局面でも、勝負に負けるとくやしがっていました。その「負けん気」が、今の結果につながる要因のひとつだと感じますね。

 

また、今も昔もそうなのですが、会長のもとには“凄い人たち”が集まる求心力があるんです。そうした逸材同士を結びつけるのも上手ですね。そこが会長の一番の武器だと思います。そして、他人に対する謙虚さも変わりません。

 

──アトムグループには、どんなきっかけで入社されたのですか?

 

税理士事務所で5~6年ほど働いていたのですが、アトムグループの経理業務が追いつかないから手伝って欲しいとオファーをもらったのが入社のきっかけです。当時、「もっと今の事務所でスキルを磨きたい」という思いと、「親友をサポートする仕事は面白そうだ」という思いの間で葛藤がありましたが、後者を選びましたね。また以前に、アトムでアルバイトをしていた時期があり、楽しかったことや社風の良さを知っていたことも入社を決めた要因のひとつかもしれません。

 

奥村健史

組織をディフェンスする仕事。何事もない「平穏な日常」を支える面白さ。

 

──現在、「数字のプロ」として経理業務で活躍しながら、税理士を目指していると聞きました。これまでのキャリアを知りたいです!

 

関西大学の商学部を卒業後、新卒で国内の大手運輸会社に就職し、5年ほど勤めました。その後、キャリアップとスキルアップを兼ねて、世界的に名の知られている外資の超大手生命保険会社の総合職に飛び込みました。入社は狭き門でしたので、ちょっとだけ自慢です(笑)。ところが、自分とは合わなかったので1年ほどで辞めて、自分の人生を見つめ直す期間を設けることにしました。その期間にお世話になったのが、先述の「アトムでのアルバイト」ですね。そこで「手に職をつけて、専門家になる」という考えに至りました。もともと商学部で簿記の勉強をしていたことと、数字が好きだったこともあり、税理士を目指すことを決意しましたね。

 

──現在の業務内容と仕事で大変に感じること、仕事のやりがいを教えてください。

 

会計ソフトを使い、経費の計算や仕訳作業、決算といった経理業務をしています。他にも総務的な役割もありますね。この辺りはだいたい一般の企業と同じです。プラスαの要素としては、税理士事務所にお願いする前の段階の税務を見たりもしていますね。大変なところは、グループ会社全体の数字を担っているので、各社の決算が重なってくると忙しくなるところでしょうか。「これが楽しい!」という派手なやりがいはないのですが、決算を無事に乗り越えたり、数字上でのイレギュラーな事案などが起こったりしないように、ディフェンスする仕事なので、急成長を遂げているグループを支える役割を担っていることに、誇りと幸せを感じますね。

 

──今も定期的に、修斗会長とお話をされているそうですね。

 

月に数回ほど、会長の運転手をしているのでそのときにお互いのことや、これからのことなどをずっと話しています。会話の内容的には、「これからポーカー事業をどうしていくか?」といったビジネスの話と、「コロナ後の社会の動向」など世間話が半々くらいです。高校時代と変わらず仲は良いですね。そういえば大学時代も、会長と副会長の馬刺くんが通っていた専門学校の場所が近かったので、よく3人で麻雀をしたりして遊んでいました。振り返ると、本当に長い付き合いになりますね。

 

 

奥村健史

 

アトムの躍進を「縁の下の力持ち」として支える、バックオフィスのミッション。

 

──職場の雰囲気や、一緒に働いている方の特徴を教えてください。

 

朝は明るく元気な挨拶から始まり、声を掛け合う社風です。全員が物腰柔らかで、高圧的な人はゼロ。みんなで飲みに行ったりすることも多く、家族もいる大人たちが10人くらい集まってワイワイと盛り上がっています。そのあたりを取り仕切り、ムードメーカーを引き受けてくれているのが、本部長の鏡月(カガミライト)さんですね。誕生日会などの段取りもしっかりと組み、きめ細やかな配慮でみんなが楽しめるようにメイキングしてくれます。そこで信頼が深まり、業務でのコミュニケーションもバッチリです。

 

──奥村さん自身が、「働きやすい環境づくり」のために努力されてることはありますか?

 

実は、掃除をめっちゃ頑張ってるんですよ。もともと綺麗好きということもあり、気になったところを率先して綺麗にするようにしています。誰も気づいていないっぽいんですけどね(笑)。「縁の下の力持ちだ」と、勝手に思って粛々とやっています。

 

──「アトムで働いて良かった!」と感じるときは、いつですか?

 

もともとが人見知りで、こちらから積極的に話すのは不得意なので、周りが声をかけてくれる環境はありがたいですね。向こうから「最近は、どう?」と気さくに話しかけてくれるので、こちらも気軽に対応できます。大きな声での挨拶も、とても気持ちが良く働きやすい環境が整っていますね。

 

──今後のビジョンを教えてください。

アトムグループとして、ホールディングス傘下の企業が増えているのですが、「どんぶり勘定」にならないように、税務の面で気を配ることですね。納税は国民の義務として当たり前なのですが、本来は経費や開発費などに充当するお金まで「どんぶり勘定」にしてしまうと、今後の成長戦略に使うべきだった貴重なお金が目減りしてしまうようなことにつながりかねません。バックオフィスを担っている以上、成長を続けるアトムグループで「どんぶり勘定」はこれからもないように目を光らせたいですね。個人の夢は、税理士の資格を取得することです。今、5科目中4つは合格しているので、あとひとつです。

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