interview俺の右腕

“超えるべき壁”であり、“家族”のように接してくれる存在。ATOM-NAGOYA-代表「紅堂 拓真」と右腕の信頼関係に迫る

2024/01/12

組織の発展に必要不可欠な“右腕”の重要性をお伝えする「俺の右腕」第二弾!

トップの思考を紐解き、ビジョンを具現化していく優秀な右腕の存在は、組織の成功を左右する大きな要因のひとつです。

 

そこで今回は、名古屋最大の繁華街である栄に進出を果たしたATOM-NAGOYA-から、以下3名の方にインタビューを実施しました!

 

紅堂 拓真(代表取締役)

ゴウ(副主任)

真心 夕陽(幹部補佐)

※MC:鏡 月(アトムグループ役員)

 

大阪という親しみある土地を離れ、新天地で働く決断は勇気がいるものです。それにも関わらず、なぜ拓真代表についていきたいと思ったのでしょうか。当時の心境や、日頃は口にしない率直な想いを語っていただきましたので、ぜひ最後までご覧ください!

 

アトムグループNo.1の酒豪、お酒を酌み交わし、本音で語り合った

 

:拓真が夕陽と仲良くなったきっかけから教えてくれる?

 

拓真:夕陽との出会いはATOM-Aid- (現:ATOM-WHITE-)ですね。ATOM-NAGOYA-の出店が決まったことで、-Aid-からどのメンバーを連れていくか考えることになりました。そこで、従業員たちにATOM-NAGOYA-の話をした時に「僕行きたいです!」と手を挙げてくれたのが夕陽だったんです。

 

:そこからどうやって仲良くなったの?

 

拓真:-Aid-の幹部陣を集めて、飲み会をしたんですよ。僕は「ATOMグループで一番お酒が強い」と言われていて、その日は「拓真を潰す会」みたいなものが行われたんですね(笑)。何軒もお店をはしごして幹部を一人ずつ倒していったのですが、最後まで生き残っていたのが夕陽だったんです。

 

最終的には夕陽も酔っぱらって歩けなくなってしまったので、僕が家まで送り届けました。それが仲良くなった最初の思い出ですね。

 

夕陽:僕も、これが拓真さんとの最初の思い出です。

 

:良い話だな。じゃあゴウとの思い出は?

 

拓真ゴウは、当初は内勤志望で応募してくれたんですよ。ただ、めちゃくちゃイケメンなので僕はプレイヤーをやってほしくて、内勤たちとゴウの取り合いになりましたね。結果的にプレイヤーをしてくれることになったので、入店してすぐに慰安旅行にも誘ったのですが断られてしまいました(笑)。

 

:距離が縮まったきっかけは?

 

拓真ゴウは未経験からホストを始めたので、いろいろな飲み屋さんに連れていって、先輩たちに紹介したんです。そうやって多くの時間を共に過ごしたことで親睦が深まりました。

 

ゴウ:拓真さんと飲みに行った後は、電車で寝過ごして気づいたら車庫に入っていたこともありましたね(笑)。

 

拓真やっぱりお酒が入ると本音が出てきますし、仲良くなるために大切なことかもしれないですね。

 

「バランス型」の夕陽 「特化型」のゴウ、異なるタイプの二人が代表を支える

 

真心 夕陽(幹部補佐)

 

:拓真から見た夕陽の強みは何だと思う?

 

拓真夕陽はめちゃくちゃ“ええやつ”ですし、本当は兄貴肌で面倒見の良い男だと思うんですよ。ただ、その部分を全面的に出し切れていないのがもったいないと思います。

 

あと、夕陽は全体的に平均点以上を出せるオールマイティなタイプなんです。どこかのスキルが突出しているわけではないかもしれませんが、何でもそつなくこなせるというのは強みだと思いますね。

 

:夕陽はどうすればもっと良くなると思う?

 

拓真夕陽はメンタルの部分が大きい気がします。名古屋に来たことで大阪とは環境が違うという理由もあると思いますが、気持ちが強くなればもっと成長できると思いますね。

 

:綺麗な五角形になっている夕陽の能力が、これから一回り・二回りと大きくなっていったらいいな。

次は、ゴウの強みについて教えてくれる?

 

拓真:ゴウは顔もかっこいいですが、メンタルも強いですね。人によっては逃げ出したくなるような困難にぶつかっても、ゴウは決してめげずに立ち向かっていくんです。まだまだ伸びしろがあるので、今も成長中だと思います。

 

:バランス型の夕陽に対してゴウは特化型だと思うんだけど、その特化しているポイントについて教えてくれる?

 

拓真:ゴウは調子に波がありますね。良くも悪くも、勢いに乗った時は本当に強いと思います。

 

夕陽:僕が思うに、ゴウさんはATOM-NAGOYA-で一番熱い想いを持っているんです。代表も目指しているので、誰よりも高い向上心を持っていると思うんですよ。一方、燃え上がったことによる反動も大きいイメージなので、そこが調子の波につながっているんじゃないですかね。

 

:次は、夕陽の拓真との思い出や、ホストとしてのマインドに大きな影響があった出来事があれば教えてくれるかな。

 

夕陽:大阪からATOM-NAGOYA-に来たメンバーの中では、僕が一番代表と関わってきた期間が短いんですよ。-Aid-で拓真さんの席につくことはありましたが、拓真さんのことを深くは知らない状況でした。

 

そんな状態の中、ATOM-NAGOYA-に来てすぐに拓真さんとアフターに行った時、拓真さんが「どうすればATOM-NAGOYA-を盛り上げられるだろうか」と悩んでいたんです。拓真さんのことは、大阪時代から“お酒が強くて売上もある凄いプレイヤー”として認識していたのですが、悩んだり弱気を吐いたりすることもあるんだと驚いたんですよね。その姿を見た時に、人間味があって魅力的な人だと感じました。

 

:これってみんな言うよね!上司や先輩の弱い部分を見たことで、この人を支えたいと思うようになりましたって。やっぱり、強みだけじゃなくて時には弱みも見せることって重要なんだな。

 

“超えるべき壁”でいてくれることへの感謝、ブレない目標があるからこそ、折れずに進んでいける

 

ゴウ(副主任)

 

:ゴウの拓真とのエピソードは?

 

ゴウ:拓真さんの話にもあったとおり、僕は内勤志望で体験にいったので、ホストには全く興味がなかったですし、頑張りたいとも思っていなかったんです。

 

しかし、僕が入店した翌月・翌々月に拓真さんが連続でシャンパンタワーをしてもらっているのを見て、当時の僕は「この人にできるんだったら、僕にもできるはず」と思ってしまったんですよ(笑)。

 

そこで、当時のお客様に「拓真さんに勝ちたい」と伝えました。そしたら、そのお客様が拓真さんを席に呼んでくださったので「どうやったら拓真さんに勝てますか?」とストレートに聞いたんです。

 

すると、拓真さんは自信満々に「今のゴウだと、絶対俺には勝てないよ」と言ったんです。その時、めちゃくちゃ悔しい気持ちがある反面、超えるべき壁になってくれたことがすごく嬉しかったのを覚えています。その時の気持ちがいまだに潜在意識に刷り込まれていて、拓真さんに勝つことは大変ですが、いずれは超えなければならないと思っていますね。

 

だからATOM-NAGOYA-にもついていきましたし、僕がホストを続けられている大きなモチベーションにつながっています。夕陽さんは拓真さんの弱い部分を見たことで支えたいと思ったと言っていましたが、僕は拓真さんの強い部分に惹かれてついていきたいと思いましたね。

 

:たしかに、ゴウは何度も拓真に挑戦してるよな。その度に拓真が勝って、マイクで「お前にはまだ早いわ!」と言っているシーンを見たことがある。天狗になったり、ゴウが変な方向に勘違いしたりしないように拓真は考えているんだな。

 

ゴウ拓真さんには約2年半ついてきましたが、いまだに僕が満足する褒められ方をしてもらったことがないんですよ。だからこそ、拓真さんの背中を追ってひたすら走り続けることができているんだと思います。

 

:いい話だな。でも、いずれはゴウが拓真を超えていかないとね。拓真は負けず嫌いだから簡単には超えさせないだろうけど、それは拓真も望んでいることだよな。

 

ゴウ拓真さんを超えるというブレない軸があるからこそ、困難にぶつかっても気持ちが折れないんだと思いますね。

 

:そしたら、夕陽が思う拓真の強みや好きな部分は?

 

夕陽拓真さんは、従業員全員に対して家族のように接してくれるんです。好き嫌いとかではなく、一人ひとりに対して真摯に向き合ってくれます。僕に対しても良い部分は面と向かって褒めてくれますし、ダメな部分はわかりやすく説明してくれるんですよね。

 

また、拓真さんは真っ直ぐな性格で、目標地点に到達できるよう常に僕たちをリードしてくれるところが凄いと思います。

 

あと、ATOM-NAGOYA-に来てから拓真さんの魅力だと思ったのが「一緒に泣いてくれること」です。例えば、僕が実力不足で結果を出せず悔し泣きをしている時に「悔しいよな」と一緒に泣いてくれました。そうやって自分たちの気持ちに共感してくれて、寄り添ってくれるところが拓真さんの素敵な部分だと思います。

 

:拓真は本当に愛のある人間だよな。ゴウはどう?

 

ゴウ:僕は、拓真さんがどこでどんな仕事をしていようが、拓真さんの下で働きたいと言っているんです。というのも、俯瞰で見た時に、拓真さんは目指している目標に辿り着ける力を持っている人だと思ったんですよ。だから、拓真さんについていけば自分も理想のゴールに辿り着けるんじゃないかなと思いました。

 

:たしかに、拓真って一度口にしたことは絶対にやるよな。

 

ゴウ拓真さんは、僕に対してストイックに向き合ってくれます。例えば、自分の目標を誰かに伝えた時、大抵の人は「いいじゃん、頑張れよ」という反応なんです。

 

しかし、拓真さんだけは「お前本当にその目標でいいのか?」と言ってくれるんですよ。厳しいようにも見えますが、これが僕の中で本当に助かっていて、現状に満足することなく突き進めている要因になっていますね。

 

:拓真って、昔から目標達成力が高かったよね。「挑戦してみたけど、やっぱり無理だった」ということが少ないイメージあるな。もちろん、その分しんどい思いはたくさんしてきただろうけど、こうやって後輩たちがついていきたいと思うのもわかるね。ただ、拓真は何でも一人で背負い込みがちだから、もっと周りを頼ってもいいんじゃないかと思うよ。

 

夕陽:拓真さんが周りをもっと頼れないのは、自分たちの力不足だなって思いますね。

 

:そこに関して、拓真はどう思ってるの?頼りたくないのか、それともまだ頼るには早いかなと思っているのか。

 

拓真:もちろん頼りたいという気持ちはありますよ!

 

:拓真みたいなタイプは、周りを頼ったほうがいいと思うよ。ただ、ゴウと夕陽も自分のチームを持っているんだから、チームメンバーを頼らないとね。一人で抱え込んでキャパオーバーになっているのが目に見えてしまうと、拓真も頼りづらくなる。

 

まずは自分たちの仕事を下の子たちに任せて、拓真がゴウと夕陽を頼れるようになれば、今度は拓真が店舗全体のことに注力しやすくなるよね。そうやって循環させていければ、効率良く進めると思うよ。

 

目の前のことに一喜一憂せず、長期的なビジョンを掲げてほしい、明確なゴール設定が、仕事や人生を楽しむコツ

 

紅堂 拓真(代表取締役)

 

:今後、ゴウと夕陽に期待していることを教えてくれる?

 

拓真夕陽には、何かトラブルが起こった時に頼りになる「縁の下の力持ち」のような存在になってほしいんです。「この人がいるから安心して営業できる」というポジションになってもらえたら最高ですね。僕にとっても本当に助かりますし、そういう人材は絶対に必要だと思います。

 

ゴウに関しては「代表になりたい」とずっと言い続けてくれているので、その目標を実現してほしいです。大阪から新たにプレイヤーが来ることになっても負けてほしくないですし、気持ちを強く持ってもらえたらと思いますね。それに、ゆくゆくは「お店の顔」になってほしいとも思っています。

 

:二人が思っている以上に、拓真は期待していると思うよ。夕陽は代表になりたいという想いはないの?

 

夕陽:そうですね。僕はゴウが代表をやることになったら、その右腕になりたいと考えています。ホストである以上、売上で背中を見せることは重要だと思いますが、トップをサポートする立場になれたら嬉しいです。

 

:自分の適性を考えて、代表を支えるポジションになりたいと考えるのはいいと思う。ただ、それって最終的に辿り着く場所であってほしいんだよね。売上を上げない言い訳には使ってほしくないし、人としての成長も止まってしまうと思う。自分の目標に向かってがむしゃらに努力した経験や実績がなければ、人をまとめていくことは難しいよね。

 

いろいろな子たちと話していて思うんだけど、みんな共通して将来に不安を感じているんだよな。なぜ不安になるのかというと、数ヶ月くらい先のことしか見えていなくて、数年後のビジョンを見据えて行動できていないからだと思う。

 

例えば「2ヶ月後に1,000万を達成する」という目標を設定して、目標を達成した後に落ち込んでしまう子っているよね。これって、もっと先の未来のことまで考えていないから一喜一憂してしまうんだと思う。でも、中長期的なスパンでゴールを決めていれば、一時的に下がってしまっても落ち込むことはないんだよね。なぜなら、最終的に自分の目標を達成していればいいわけだから。

 

特に、3人は管理職として人をまとめていく立場にあるわけだから、部下が落ち込んでしまった時に自分たちもつられてしまうようなことがあってはいけないよね。今抱えている悩みは、長期的な視点で考えると小さな悩みであることを理解してほしいし、もっと高い目標を掲げてほしいな。

 

今日は3人から「気持ち」っていう共通のキーワードが出ているけど、物事を“点”でしか捉えられないと、悪いことが重なった時に落ち込んでしまう。自分のゴール設定がしっかりできていればブレることはないし、しんどいことも必要なプロセスだと考えられるようになると思う。これは、ホストというか自分の人生に向き合う上で必要な考え方だよね。

 

仕事ってしんどいよな。でも、俺がなんで今の仕事を続けているかというと、誰か一人でも「ATOMに入ってよかった」「月と一緒に働けてよかった」「ホストに対する偏見がなくなった」と笑顔になってくれたら、それまでのしんどさが全て相殺されるからなんだよね。

 

綺麗ごとに聞こえるかもしれないけど、拓真も俺と似ている部分があるんじゃないかなと思うよ。だから拓真のことは大好きだし、運営陣は目先のことに捉われない強いマインドを持ってほしいな。

 

激動の2024年に向け、各々が成長する時、代表への甘えを捨て去り、次は自分たちが背中を見せていく

 

集合写真

 

:ゴウと夕陽の来年の抱負は?

 

ゴウ新店舗の代表になって、拓真さんの負担を減らせるようにサポートしたいですね。また、僕は拓真さんの売上面に刺激を受けてきたので、今度は自分が従業員たちに刺激を与えられるように売上を上げていきたいです。

 

ゴウが拓真から受けた衝撃を、今度はゴウが他の子たちに与えてほしいね。それに、ゴウが結果を出したら拓真も刺激を受けるだろうし、店舗全体で良い連鎖が生まれるといいよな。

 

夕陽僕は、拓真さんがNo.を抜けても問題ないように店舗売上を安定させたいですね。自分自身の売上はもちろん、くすぶっている従業員たちの教育も行うことで、店舗全体の底上げを図っていきます。

 

:最後に、拓真から二人への感謝の気持ちを聞かせてくれる?

 

拓真:環境が変わり、この1年で二人は本当に成長していると思います。めちゃくちゃ大人になったと思いますし、人や自分に対する向き合い方も変わってきました。今後はさらに成長してほしいし、ゴウと夕陽はそれができる子たちなので、全力で突っ走ってほしいですね。二人とも、いつも支えてくれて本当にありがとう。

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