interview運営

華やかな表舞台を支え続ける誇り。組織を見渡し、全員が成果を出せる環境をつくる。

2023/05/06

地元の同級生である修斗会長に誘われ、昼から夜の世界へと足を踏み入れたやすとさん。アトムグループ初の内勤として店舗を支え、現在は役員兼総務として現場のバックアップに奔走しています。「現場が数字を出せる環境づくり」を目標に掲げるやすとさんに、グループを支える心構えと目標について伺いました。

 

昼職で感じた失望。修斗会長に誘われて情熱溢れる夜の世界へ

 

──アトムグループで働くことになったきっかけを教えてください

 

大学を卒業した後はまず不動産会社の営業になり、その後ウェディングプランナーとなりました。いわゆる昼職で働いていたのですが、未来に対する前向きな考えを持ちながら働く人が周囲におらず、少し物足りなさを感じていました。そうしてそろそろ転職を…と考えはじめた頃、中学生時代の同級生だった修斗会長から「一緒に働かないか」と声を掛けてもらったんです。アトムの創設から2年目くらいの時期ですね。職場に失望していた自分と比較して、修斗会長は仲間ととても楽しそうに働いていたので、じゃあ少しやってみようかと思ったのが始まりです。

 

──昼から夜の世界への転身となりましたが、仕事へはスムーズに入れたのでしょうか

 

業務内容は内勤、いわゆるプレイヤーであるホストのサポートをする裏方として働き始めました。当時のアトムには内勤という役割がなく、私が内勤として働く第1号のスタッフでした。学生時代に飲食店でアルバイトをしていた経験があったので、仕事内容は特に問題も無く対応できていたのですが、実は入店当初は夜職に対する抵抗感があり、あまり長く続けるつもりはありませんでした。

 

内心「2ヶ月ぐらいで辞めようか…」と思いながら働いていたんですが、夜の世界で生きるホストたちと一緒に過ごす時間が増えるにつれ、だんだんと夜職に対する抵抗感、偏見がなくなっていきました。半年くらい経った頃には、すっかり夜の世界で頑張る気になってましたね。

 

──当初は抱えていた夜職への抵抗感は、どうして消えていったのでしょうか。

 

一緒に働いていたメンバーがみんな本当にいいやつだったのが大きいと思います。誰も彼もみんな仕事に対して前向きで、稼いでやろうという意欲が強いやつばかりでした。前職の同僚が未来に対して前向きでなかったというギャップもあると思いますが、仲間を大切にする思いを持ちながら、自分たちの未来を自分たちで作ってやろうという熱量がすごいんです。ギラギラしたやつらから刺激を受ける毎日が本当に楽しかったですね。

 

そういう環境にいると、自然と「自分も何かの形で貢献したい」という気持ちが芽生えてきて、この環境で本腰を入れる覚悟が決まりました。

 

やすと

 

店長を経て総務へ。現場を裏から支える会社の屋台骨

 

──店長になられたそうですが、どのような経緯ですか?

 

時間が経つにつれて、徐々に店の売り上げや従業員全体の管理もするように私自身の役割が変わっていきました。明らかに一内勤スタッフとしての働き方ではなくなっていったんですが、当時はそういう立場の人間に対する役職がなくて。その頃に一緒に働いていた内勤のまとめ役をしていた子と話している時に「仕事内容にあった役職があったほうがいいよね」という話になり、そこで店長という役職をつくることを決めました。

 

──ということは店長第一号ですか?

 

そうですね。元々アトムには店長という役割が無かったのですが、内部に対しても外部に対しても説得力がある役職が欲しいという理由で、当初担っていた役割に後から役職がついてきた形です。私が入ってから1年半くらいの時期だったと思います。そこから各店舗の内勤の一番上の子が店長になるという流れができて、その後は店長に昇進するためのステップが正式に作られました。

 

──現在は総務の役職についていますが、どのような役割なのでしょうか。

 

2店舗を兼任する統括店長を経て、役員制度が制定されるタイミングで総務部門が設立されました。ATMGホールディングスで扱うお酒の輸入の手配や地方から入店するメンバーの寮確保、グループ全体のイベントや会議、表彰式の手配・進行などを中心に、全店舗の総合的なバックアップをする役割を担っています。

 

──総務になってご自身の働き方や考え方に変化はありましたか?

 

店長は店舗の中の仕事がうまく回るように立ち回る役割でしたが、総務になるとグループ全体の全店舗がサポートの対象になります。毎月の全店舗の責任者会議では「こういうものが欲しい」「ここを改善してほしい」という希望がどんどん出てきます。私自身、店長として働いている間に苦労した部分はたくさんありましたので、現場が同じような苦労をしなくて済むように、声を吸い上げながら働きやすい環境作りに取り組みたいですね。「総務があるから現場の環境が良くなっている」と感じてもらえる存在であり続けたいと思っています。

 

やすと

 

上を目指す人も、もう一度這い上がりたい人も。誰もが活躍できる場所を目指して

 

──やすとさんにとって、アトムグループとはどんな場所ですか?

 

職場であり、遊びの場所でもあるという感覚です。昼職時代の同僚はプライベートと仕事の時間を明確に分けたいと考える傾向が強かったんですが、アトムのメンバーは良い意味で全ての時間を融合させながら働いていると感じますね。もちろん数字を追う仕事ですので、現場は大変なプレッシャーがかかっていると思いますが、それを踏まえてもやっぱり楽しいと思ってくれているメンバーが多いと思います。

 

──やすとさんの目からみてアトムグループに向いているのはどんな人ですか?

 

アトムグループは、本当に受け皿が大きい場所なんです。これまで順風満帆なキャリアを歩んできた人が、もうひとつ上を目指せるステージが用意されています。一方で、人間関係が原因で苦労してきた人や、自分の人間力に不安を抱えている人の再チャレンジの場所としてもアトムグループはうってつけです。

 

今のメンバーはみんな、仲間のチャレンジをすごく応援してくれるんです。もっと上を目指したい、もう一度這い上がりたいという自分の目標に向かって走りたい人は、プレイヤーでも内勤でも喜んで歓迎します。

 

──最後にやすとさんご自身の目標を教えてください。

 

以前は店舗の売り上げをいくらにしたい、社員規模を何人にしたいなど、自分でつくる数字を目標にしていましたが、現在は総務という立場になったことで、会社全体の実績・利益に目が向くようになりました。

どうしても役員である以上、現場の不満の矛先が向きやすい面はあると思っています。しかし役員であるからこそ現場の不満を受け止め、会社全体の利益に繋がる改革を行えるのも間違いありません。今考えているのは、現場全員の数字をいかに上げられるかという仕組みづくりです。これからも時代の流れに合わせたシステムを導入しながら、現場が活躍できる環境づくりを続けていきたいと思います。

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