全国に店舗展開し、SNSにおいても業界トップクラスの知名度を誇るアトムグループ。そんなアトムグループの中で“本店”の名を冠し、グループ1号店として圧倒的な結果を残し続けてきた店舗が「ATOM」です。しかし、近年は系列店が力をつけてきたことで、年間店舗売上1位の座を逃してしまうことに……。
そこで、アトムグループ総社長であり、インフルエンサーの「ひろむん社長」がATOM本店改革を決行!ATOM本店を再び絶対王者に返り咲かせるべく、さまざまな施策が始まっています。今回は、ATOM本店の主軸幹部である3名に、現在の心境や今後のビジョンについて直撃しました。貴重なインタビューとなっておりますので、ぜひ最後までご覧ください!
- 渚 カヲル(主任)
- アダム(副主任)
- 詩(副主任)
ホストを始めた経緯やATOMを選んだ理由とは
——皆さんがホストを始めた経緯について教えてください。
詩:僕は公務員の専門学校に通っていて、卒業後は税務署に就職したんです。そこで法人の税務調査などを担当していたのですが、あまり楽しい職場ではなかったんですよね。頑張ってもすぐに給料が上がるわけではないですし、先輩たちが「早く辞めたい」と口癖のように言っているネガティブな環境でした。3年ほど税務署で働きましたが、明るい未来が見えなかったので退職しましたね。
その後、金銭面で魅力のある仕事を探していたところ、ホスト業界に興味を持ちました。また、朝ホスという営業形態があることも知り、その時間帯なら自分に合っているかもと思ったんです。そこで応募したのがアトムグループのYEEZY(ATOM-Travis-の前身店舗)でした。
カヲル:ホストを始めたいと思ったきっかけって特にないんですよね……。ただ、強いて言うならホストって若いうちしかできない仕事じゃないですか?だから、今しかできない仕事に挑戦したかったというのがホストを始めた理由ですね。
ホストを始める時は、自分が成功する自信なんて全くなかったですよ。それでも、とにかく行動してみるべきだと思ってチャレンジしました。
アダム:僕もホストを始めたいと思った具体的なきっかけはないんですよね。ホストをやりたかったというより、普通にサラリーマンとして働いていく人生が嫌だったんです。毎日同じ電車に乗って通勤したり、人の言うことを聞かないといけなかったりする仕事には就きたくありませんでした。
ホストは個人事業主なので自己責任で行動しないといけない仕事ですが、自分の裁量で行動できるので魅力を感じましたね。
——数あるホストクラブの中でATOMを選んだ理由を教えてください。
詩:僕は最初YEEZYで働いていましたが、プレーヤーが7人くらいしかいない店舗でした。また、僕は完全未経験でホストを始めたのでわからないことだらけだったのですが、当時は教育体制が整っていなかったんです。売上があるプレーヤーも2人だけで、他のプレーヤーは結果を出せていない状況でした。
だから、このまま残っていても自分の成長が遅くなると思い、ATOMとATOM-ROYAL-に体験入店することにしたんです。その結果、大箱で働いてみたいという希望もあったのでATOMに入店することを決めましたね。
カヲル:僕は、完全に直感で決めました。大阪のホストで検索したら、アトムグループが一番上位に表示されたんです。そこでATOMのことを知り、すぐに体験入店してその日に入店を決めました。
アダム:僕も直感で入店を決めましたね。他の店舗に体験入店も行っていません。というか、ホスト未経験なので他の店舗を見ても比較しようがないですし、とにかくまずはチャレンジしてみるべきだと思ってATOMに入店しました。
——皆さんはホスト未経験でアトムグループに入っているんですよね。そこから約3年間ATOMで働いているとのことですが、どのような魅力があったからですか?
詩:やっぱり人がいいからですね。従業員同士も仲良いですし、働きやすい環境だと思います!
ホストが目指す1,000万の壁。自分を追い込むことで覚悟が周囲にも伝わる
——詩さんは先月(2024年5月)初めて1,000万を達成したとのことで、おめでとうございます!達成した率直な感想と、達成に至った経緯について教えてください。
詩:ありがとうございます!咲夜愛斗代表と1,000万を達成したいという話をしていたので、達成できて本当に嬉しかったです。
1,000万を達成できた経緯については、お客様や従業員に目標を宣言することで、自分にプレッシャーをかけていきました。また、今月1,000万達成できなかったら副主任から降格すると周りに話すことで、さらに自分を追い込みましたね。僕は追い込まれてからのほうが力を発揮するタイプなので、背水の陣でのぞんだことが功を奏したんだと思います。
また、僕が覚悟を決めたことで、お客様も本気で応援してくれました。まだあまり実感はないのですが、1,000万の壁を乗り越えられたことは自分の中で自信につながったと思います。
——皆さんはほぼ同時期に入店しているとのことですが、お互いに意識していることはありますか?
詩:もちろん切磋琢磨している部分はありますが、この3人は仲良いので険悪な雰囲気になったこともないですね。
アダム:プライベートで遊ぶことはないですけどね(笑)。
詩:たしかにそれはないかも(笑)。それぞれがライバルではありますが、協力し合える良い関係性を築けていると思います。
YouTubeで注目を集めているATOM改革。知名度アップ以外にもあった大きな変化とは
——ひろむん社長のYouTubeでATOM改革が取り上げられていますが、YouTubeが入ることになった際の想いや、今後ATOMがどのような店舗になってほしいと考えていますか?
詩:僕はひろむん社長がYouTubeで取り上げてくれることについて、メリットしかないという考えでしたね。知名度も上がりますし、ATOMが良い方向に変わりそうだと思いました。
カヲル:やっと入ってくれた!という気持ちで嬉しかったですよね。
アダム:まだ動画が公開され始めたばかりなので、YouTube経由で来てくれたお客様はいませんが、今後増えていくといいですよね。
あと、YouTubeで取り上げてくれるのは嬉しいのですが、僕たちからすると、ひろむん社長がATOMの会議に出てくれるのがありがたいんですよ。
詩:そうなんです!実は、今まで僕たちが会議で意見を言っても、あまり聞いてもらえる状態ではなかったんですよ。そこにひろむん社長が参加してくれたことで、愛斗代表やるる代表補佐も話を聞いてくれるようになりました。店舗の風通しがよくなったのは、ひろむん社長が入ってくれたことによる大きなメリットですね。
カヲル:今までは、決定事項が落とし込まれるだけでしたもんね。会議というより、報告会になっていた部分がありました。そこが改善されたのは、たしかに大きいです。
——それは大きな変化ですね!実際に会議で皆さんの意見が通ることも増えましたか?
アダム:方針に対して僕たちの意向を伝えることで、その場で愛斗代表が譲歩してくれることが増えましたね。これで本店が良い方向に進んでくれるといいなと思います。
詩:前提として、愛斗代表のことは人間としてみんな大好きなんですよ。
カヲル:意志が固い人なので、仕事になると譲れない部分も多いんだと思いますが、基本的にめちゃくちゃ優しい人です。
アダム:僕もずっと愛斗代表のチームだったので、入店当初からずっと好きですね。ひろむん社長が入ってくれたことで、愛斗代表にも良い変化が起きていると思います。
——水城篤さん(元ATOM:主任)という柱がATOM-Travis-に移籍しましたが、率直な想いや、これからどう動いていきたいと考えていますか?
詩:率直な感想としては、ATOMから抜けてしまうんだとさみしい気持ちになりましたね。
カヲル:店舗のことを考えると残ってくれたほうが嬉しかったですが、篤さんの人生がありますからね。ただ、篤さんは後輩の面倒見がよくて、頼れる兄貴のようなポジションだったんです。僕はそういった男らしさを出すのが苦手なので、もっと篤さんから学びたかったですね。
詩:僕は、篤さんが移籍したことで従業員に強く言ってくれる存在がいなくなったので、これから厳しく取り締まっていこうと考えています。新人の子たちも、何がダメなのかわからないまま行動してしまうと思うんですよ。最近、店舗全体の雰囲気がゆるくなってしまっている気がするので、引き締めが必要ですね。
アダム:篤さんが抜けたことで店舗売上が下がらないように、売上は僕がカバーしていきます!
バランス良く能力が高い主軸幹部陣。今後のビジョンや抱えている悩みとは
——今後、もし本店が分店していく流れになった場合、自分のポジションや役割をどう考えますか?
アダム;店づくりに関しては、他の幹部陣に任せますね。僕は売上や組数をつくって、店舗を盛り上げるほうに注力したいです。
——代表を目指したいという想いはありますか?
カヲル・詩・アダム:まだないですね……。
詩:代表を目指すには、まだ実績が足りないと思います。実績がないと、代表を名乗っても説得力がないじゃないですか。だから、まずは実績を積み上げることに向き合っている段階です。
——皆さんはバランスよく能力が高い方々だと思うのですが、何か悩んでいることはありますか?
詩:僕は従業員と仲良くしているつもりなんですけど、みんなよりも距離感が遠い気がするんです。自分の中では、かなり近い距離感で接しているはずなのですが……。なぜなのか悩んでいます。
カヲル:詩って、営業終わりに店舗にいないもんね。僕たちって営業終わりに店舗に残って従業員とコミュニケーションをとることが多いんですよ。
アダム:僕らは仕事で残っているというより、楽しいからみんなで遊んでいるという感覚ですね。従業員と距離を感じるのは、仕事の話しかしてないからじゃないかな?
カヲル:そうですね。そのまま食事に行くこともあるので、仕事ではなくプライベートの話もしながら関係性を深めていくことが大事なのかなと思います。
詩:僕も遊びたいんですけど……遊ぶと売上が落ちてしまいそうな気がするんですよ。だから、遊びたい気持ちを自制して仕事に取り組んでいます(泣)。
——アダムさんは何か悩んでいることはありますか?
アダム:個人的な悩みはないのですが、もっと下の子たちの意見にも耳を傾けてほしいとは思います。今はトップだけで店舗の方針を決めている状況なので、これから改善されていくことに期待ですね。
——カヲルさんはどうですか?
カヲル:発言力は自分の課題だと思っています。表彰式でのコメントなど、みんなの前でしっかり話すことが苦手なんですよ。その点、るるさんは本当にコメントの組み立てが上手いので尊敬します。
僕の場合、一番言いたいことを先に言ってしまうので、話すことがすぐなくなってしまうんですよ。あと、るるさんは行動一つひとつに無駄がなくて、全てに意味があるんです。だから、るるさんのヘルプについた時は見て学ぶようにしていますね。
アトムグループはホスト未経験でも輝けるチャンスがある。それぞれの目標と課題に向かって、これからも飛躍し続ける
——皆さんはチームを持っているとのことですが、それぞれの特徴を教えてください。
カヲル:ON/OFFのメリハリがあるメンバーが多いですね。営業中はすごく盛り上げてくれるのですが、営業が終わるとみんな陰キャモードになります(笑)。
アダム:僕のチームは、ホスト歴が長い人が多いです。中堅のほぼ全員が僕のチームに入っているんですよ。あえてそういうチーム構成にしたのではなく、自然とそうなりましたね。
詩:僕のチームは新人ばかりなんですよ。だから、ホストという仕事や店舗の基本的なことから教えています。
——チームリーダーとして、これからどんなチームに育てていきたいですか?
アダム:ATOMにとって価値のある人材を輩出したいですね。幹部以下の子たちって、現状はまだ大きな価値をつくれていないんですよ。だから、ATOMにとって本当に戦力になるメンバーを増やしていきたいです。
詩:さっきも話したとおり、僕のチームは新人ばかりなので、今は売上がありません。ただ、その子たちを成長させて「詩さんチームに入れば保証給を超えられる」と思われるようにしたいです。そうすることで、店舗全体の底上げを図れたらと思います。
カヲル:うちのチームはお酒が強いメンバーが多いので、もっと店舗を盛り上げられるようにしていきたいですね!
——2024年の目標について教えてください。
カヲル:僕はグループランキングTOP10に入りたいです!
アダム:主任に上がりたいですね。発言力も高めて、もっとATOMを盛り上げられるように頑張ります。
詩:店舗でNo.1をとったことがないので、No.1をとるのが目標です。あと、先月は売上をためることで1,000万を達成できたのですが、次はためずに1,000万を超えたいです。
それと、ATOMでは投げ銭タワーを成功させたことがある人がいないんですよ。だから、僕がATOMで初めて投げ銭タワーを成功させるのが目標です。
——これからアトムグループに入りたいと考えている方にメッセージをお願いします。
詩:僕たち3人って全員がホスト未経験でしたし、最初に入店したのがアトムグループなんです。アトムグループはホスト未経験の方でも活躍できるチャンスが十分にあるので、ホストに興味がある方はぜひご応募ください!
▼渚カヲル
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▼アダム
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▼詩
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▼YouTubeチャンネル「ひろむん社長」
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