全国で一気に知名度が上がり、今や他グループの有名ホストも続々と移籍しているアトムグループ。そんなアトムグループで、昨年度店舗売上No.1に輝いた大型店舗「ATOM-ROYAL-」に、俳優から転身した超イケメンホストが在籍しています。
その名もATOM-ROYAL-主任、蘭夢!
インフルエンサー「ひろむん社長」のYouTubeチャンネルでも大注目の新星として大々的に取り上げられた蘭夢さんは、今や次期代表候補として仲間たちの期待を背負う存在へと成長を遂げました。ATOM-ROYAL-の代表という夢に着実に進んでいる今、蘭夢さんは何を想うのでしょうか。
蘭夢さんのこれまでの軌跡やホストとして成功するための秘訣、今後のビジョンなどについて直撃したインタビューを、ぜひ最後までご覧ください!
超イケメン俳優・蘭夢がホストの道に進んだ理由とは
——ホストを始める前のキャリアについて教えてください。
まず、大学を出てから東京で広告会社の営業職に就いたんです。その会社は転勤があり、最初は名古屋で、次に大阪に行きましたね。ただ、仕事内容は好きだったので、その会社で頑張っていこうと日々仕事に励んでいました。
一方、プライベートの自分は中学の頃から俳優の小栗旬が大好きで「憧れの人は誰?」と聞かれると、小栗旬と答えるくらい大ファンなんです。
——ちなみに、小栗旬が出演している最も思い入れの深い作品は何ですか?
思い入れの深さでいうと、映画やドラマではなく「情熱大陸」なんです。小栗旬が「花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜」というドラマに出演した時、すごくキラキラした役柄だったのですが、同時期に映画「クローズZERO」で不良役も演じていたことを、情熱大陸を観て知りました。
当時、小栗旬は周囲からのプレッシャーでかなり尖っていたらしく、不良役は演じやすかったそうなんですが、キラキラしたイケメンキャラを演じることに抵抗があったそうです。
僕たち視聴者からすると、映画やドラマで観る部分ってすごく華やかじゃないですか。しかし、裏では物凄い葛藤を抱えていることを知った時に、めちゃくちゃかっこいいと思いましたね。
そして、小栗旬への憧れから芸能界にも興味を持つようになったんです。ただ、何をしたらいいかもわからないし、オーディションにもチャレンジしたことはありませんでした。社会人として企業で働きながらも、心のどこかで芸能活動にチャレンジしなかったことへの後悔があったんですよね。
そんな時、大阪で路上スカウトされたんです。ただ、最初は雑誌モデルをやってみませんかという話だったので、全く興味がなかったんですよね。そこで、演技だったら興味があることを伝えると、その事務所が自社製作の舞台を立ち上げようとしているところだったんです。これはすごいタイミングだと思い、会社勤めと芸能活動の両立がスタートしました。
——いろいろなタイミングが重なったことで、芸能の道に進むことを決めたんですね。
そうなんです。そこから半年くらい経過した頃に初舞台に出演したのですが、「これに懸けていいな」と思えるくらい楽しかったんですよ。このタイミングで、ついに会社を辞める決意をしました。
そこから活動の幅が広がり、事務所でアーティスト活動も行うために結成されたメンズグループが、僕が所属していた「Glanz」というダンス&ボーカルユニットです。MV撮影やCDを出したり、全国でライブ活動を行ったり、さまざまな経験をしましたね。
ただ、この全国ツアーを終えた時に「全国ツアーまでやったのに、まだ自分たちが立っている場所はここなのか……」という気持ちになってしまったんです。僕は諦めたくなかったんですけど、いったん立ち止まって将来を考えたいというメンバーもいたので、2022年に活動休止することを決断しました。
そこで自分を見つめ直した時に、芸能活動自体は好きなんですけど「自分には影響力や経済力が全く足りていない」と思ったんですよね。3年ほどバイトしながら芸能活動をしていたのですが、経済的にも精神的にも本当にきつかったです。だから、一回自分でしっかりお金を稼げるようになろうと思いました。
そこで、人生で初めて「ホスト」という職業が頭をよぎったんです。
尊敬する人物から受け取った「夢」の文字。蘭夢がATOM-ROYAL-を選んだ理由に迫る
——ホストという職業自体にネガティブなイメージはありましたか?
偏見は全くなかったです。というか、今まで一度もホストになりたいと思ったことはなかったですし、あまり興味がなかったのでフラットな目線でしたね。
人生で初めてホストが頭をよぎった日に、TikTokを開いたら偶然「ひろむん社長」の動画が流れてきたんですよ。そこでいくつか動画を観た時に「ホストクラブでこんなにしっかりした教育論を発信している人がいるんだ!」と衝撃を受けたんです。その日にすぐアトムグループを検索して、求人ページから応募しました。
自分の好きなことを見つけるための休止期間だったので、ホストが合わなかったら仕方ないし、最初は話だけでも聞いてみようという気持ちでしたね。
——そこからすぐにATOM-ROYAL-への入店を決めたんですか?
面接のために事務所に行ったら、偶然ひろむん社長がいたんですよ。そしたら急に「ATOM-ROYAL-に入れ」って声をかけられたんです(笑)。
ひろむん社長って、良い意味で強引さがあるじゃないですか。こういう人がカリスマになるんだなっていうのを肌で感じましたし、僕がなりたい理想の人物像に似ている気がしたんですよね。
そして、その次に印象的だったのが夢來代表です。本気でATOM-ROYAL-に入店してほしいと伝えてくれましたし、その日に僕の源氏名も決まりました(笑)。
——蘭夢という名前はどのような経緯で決まったんですか?
「らん」という音は夢來さんの直感ですね。あと、蘭の後に当て字で「夢」をつけたのは、ひろむん社長(大夢さん)と夢來さんのお二人とも、名前に「夢」が入っているので、夢來代表から「絶対売れるから『夢』はつけたほうがいい」と言われたからです。この名前をいただいた時点で、もう入店する流れになっていましたね(笑)。
その後、夢來さんが食事に連れていってくれたんです。そこでお互いの夢について語ったのですが、この時の会話が夢來さんについていきたいと思ったきっかけでした。
夢來さんもアトムグループで働きながら飲食店を経営したいという夢があると聞いた時に、「ホストとして頑張ることで、次の夢につなげることができるんだ」と思ったんですよね。また、ホストの先に夢があればお客様からも応援してもらえるし、自分がどんな人間なのか理解してもらうための良い方法だと、夢來さんが教えてくれたんです。
このお話を聞いた時に、ホストは「夢を売る仕事なんだな」と思えたので、ホストに対するイメージがさらに良くなりました。これなら、自分が今まで取り組んできたことも活かせると思いましたね。
——いざホストを始めてみるとギャップはありましたか?
最初は、自分にお金を使っていただくことにつまずきましたね。芸能活動では、どれだけファンの方がお金を使ってくれたのかを全て把握することはできないじゃないですか。ホストとは単価も全く違いますしね。
一方、ホストにはナンバーがあるので、売上によって順位が出てしまいます。だから、もっと営業力を身につけていく必要があると感じました。
また、芸能活動をやっていた時よりも、自分のブランディングが重要だと感じましたね。ホストは店舗に行けば会えるので、アイドルのようにお客様から偶像化されにくいんですよ。直接お話することで、その人がどういう人間なのかわかってしまいますからね。
だからこそ、いつ会ってもお客様が自分のことを偶像化してくれるように、日頃からブランディングを意識することが大事です。
自身のブランディングのために、蘭夢が参考にしていた人物とは
——入店から約1年後(2023年12月)に初の1,000万を達成したとのことですが、1,000万の壁を乗り越えられた要因を教えてください。
まず、自分のブランドを構築できてきたことですね。それまでは芸能活動も並行してやっていたので、ホストの仕事をSNSでおおやけに発信することができなかったんです。それにアイドルではなく、ホストの蘭夢としてブランディングの方向性も定まっていなかったんですよね。
それが、2023年8月に行った解散ライブを終えたことで、SNSをATOM-ROYAL-の蘭夢として使っていく決心をしたんです。また、ひろむん社長のYouTubeでも取り上げていただき、自分の存在をしっかり発信できるようになったことが、ブランディングにつながった大きな要因だと思います。
ブランディングを意識することで、応援してくれるお客様の母数が増えましたね。
——TikTokのフォロワー数が約10万人(2024年7月時点)もいる蘭夢さんは、SNSの運用についてどんなことを意識していますか?
TikTok LIVEなどのライブ配信でいうと、だらだらと惰性でやってもあまり意味がないですね。量も大事なのですが、僕は質のほうが重要だと考えています。
例えば、僕はヘアセットやメイクをしっかりしている状態でしか配信をつけません。プライベート感を出すのはよくないですからね。だから、僕は家で配信をつけたことがなくて、お店でしか配信しません。
要は、その人に見えない部分があることが大事だと思うんです。見えない部分があるからこそ想像してくれるのであって、全部見えたら冷めちゃいますよね。
だから、Instagramの投稿もあまりプライベート感がない内容を意識しています。お店に行かなければ会えないと思ってもらえるように、SNSは更新していますね。
▼蘭夢のSNSはこちら
TikTok:https://www.tiktok.com/@royal_ranran
Instagram:https://www.instagram.com/royal_ranran/
——蘭夢さんがブランディングでお手本にしている人物はいますか?
実は2人いて、僕はその2人を参考にしてから伸びるようになったと思います。
まず1人目が、美波駿佑(ATOM-ROYAL-/主任)です。駿佑はATOM-ROYAL-に入店する前から同業付き合いでお店に来てくれていたのですが、直感で「この人からノウハウを吸収したほうがいい」と思ったんですよ。駿佑が売れている理由は、絶対に容姿だけではないはずだと思いました。
だから、どんな売り方をしているのか、SNSはどんな投稿をしているのかを研究して、真似していきましたね。お店に来てくれた時は、生活スタイルやLINEの返し方などを質問して参考にしました。自分がお手本にしていたプレーヤーが、今では同じ店舗で良きライバルとして働けているので、僕にとってはすごく嬉しいことですね。
そして、2人目はるるくん(ATOM/代表補佐)です。アトムグループでは、売上1,000万を達成したプレーヤーが招待される「レジェンド飯会」というイベントがあるんですけど、そこで初めてるるくんとしっかり喋ったんですよ。
個人的に、Instagramの使い方がグループで一番上手いのはるるくんだと思っていて、レジェンド飯会の時に気になっていたことをたくさん質問しました。僕が営業終わりに、組数や送り指名件数、ラスソンをとれたことなどをSNSに投稿するようになったのは、るるくんの影響ですね。
これをあえて投稿することによって、今自分がどれだけ求められている人なのかを発信することができるので、ブランディングにつなげることができたと思います。
一大イベントを制し、自己最高売上を更新!蘭夢が考える理想のホスト像とは
——先月(2024年5月)は2,000万/100組という素晴らしい結果を残したとのことですが、この結果を出すために意識されたことは何でしょうか?
5月はアトムグループ4大イベントのひとつ「DRAGON NIGHT」があったので、幹部部門で1位になることを目標にしていたんです。その結果、DRAGON NIGHT当日に売上が1,800万を超えたんですよ。
当初から2,000万を狙っていたわけではないのですが「ここまできたら行くしかない!」と覚悟を決めた結果、その想いに応えてくれたお客様のおかげで2,000万を達成することができました。
お客様一人ひとりの積み重ねによって達成できた結果だと思うので、組数100組も同時に目指していて本当によかったと思いましたね。
——本当におめでとうございます。蘭夢さんが理想とするホスト像はありますか?
ATOMのるるくんが、SNSで「1,000万と100組を同時に達成するのが真のホスト」と投稿しているのを見た時に、今の時代に合っているのはコレだ!と思ったんですよね。
当たり前のように1,000万と100組をアベレージで達成できる状態になることが、僕の理想です。
——2024年7月から主任に昇格するとのことですが、率直な感想と意気込みについて教えてください。
入店当初から代表になりたいと言っていたので、その目標に一歩近づけたことは素直に嬉しいですね。
また、これまでATOM-ROYAL-には4つのチームがあったのですが、7月からはチームが5つになり、僕はチームリーダーを上がることになったんです。そして、チームを持っていない主任は僕だけになるんですよね。
だから、僕は下の子とチームリーダー、チームリーダーと運営陣とのパイプ役を担えればと考えています。いろいろな意見を吸い上げて、組織が円滑に動くようにサポートしていきたいですね。
——今抱えているお悩みなどはありますか?
強いて言うなら、チームリーダーを上がったことによる寂しさはあります。チームメンバーはこれまで一番に頼っていたのですが、7月からはそうではなくなりますからね。ただ、逆に頼れるメンバーが多くなったとプラスに考えるようにしています。
——蘭夢さんにとって右腕のような存在はいますか?
副主任のディノですね。ディノは人事の仕事にも関わり始めていて、人の心を掴むのが上手いんですよ。
将来、僕が代表になった時にミナミNo.1の店舗にしたいのですが、そのためには人材が必要じゃないですか。だから今後、人事をディノが担ってくれたらいいなと考えていますね。
ただ、これはワガママかもしれませんが、ディノにはプレーヤーもやってほしいんですよ。やっぱり現場を離れすぎてしまうと、プレーヤーの心情を理解しづらくなってしまいます。僕がプレーヤーを上がるまでは、ディノもプレーヤーとして一緒に走ってほしいですね。
自らがアトムグループの魅力を発信し、ATOM-ROYAL-をミナミNo.1の店舗へ
——多くの仲間に次期代表として期待されていると思いますが、蘭夢さん自身の気持ちを教えてください。
次期代表は、絶対になりたいですね。今は、いざ自分がATOM-ROYAL-の代表になった時に、どんなお店にしたいのかを検討している段階です。これは、遅くても今年中には固める必要があると思っています。
また、「ミナミNo.1の店舗というブランディング」を僕の代で完成させたくて、これは僕が代表になってからの重要なキーワードだと考えていますね。
——今のATOM-ROYAL-に足りないものは何だと思いますか?
スタープレーヤーの存在だと思います。ミナミNo.1のお店にするなら、スタープレーヤーは絶対に必要ですよね。
スタープレーヤーの定義って、数字だけではないと思うんです。わかりやすい指標でいうと「ミナミのホストの名前を挙げて」と言われた時に、10人目までに名前が挙がることが基準のひとつだと考えています。
だから、ひろむん社長のような圧倒的に知名度がある存在を、複数人つくっていかないといけませんね。
——蘭夢さんの2024年の目標について教えてください。
今年の目標としては、売上1億円と1,000組を達成したいです。また、グループランキングで年間個人売上No.1を目指します!
——従業員やこれからアトムグループに入りたいと考えている方々に向けてメッセージをお願いします!
ここまでアトムグループの存在を世の中に広めたのは、ひろむん社長の功績だと思います。ただ、これからは僕もアトムグループの魅力を発信する存在になっていきたいので、応援してもらえると嬉しいです。
また、アトムグループって本当にクリーンなグループだと思うんですよ。ホストという職業に惰性で向き合うのではなく、みんな真剣に向き合いながら日々営業しています。頑張った人がきちんと認められる環境が整っていますし、ホストのセカンドキャリアについてもしっかり考えてくれているグループです。
だから、人生の通過点として真剣にホストの道を選び、その先に明るい未来を描きたい方には、ぜひアトムグループをおすすめしたいですね。