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「プロ人材」としてアトムグループに参画。自身のクリエイティブをより磨きつつ、人材育成にも注力へ。

2023/04/17

きらびやかでダイナミックな映像が大画面に映し出され、「表彰式」のボルテージは一気に最高潮へ!そんな華々しい映像制作を支えているのが、少数精鋭のクリエイターたち。アトムには多彩な「プロ人材」が集い、ホスト事業やその他のビジネスを支えています。

 

今回取材をした“しげさん”もフリーランスとしてアトムを支える「プロ人材」のひとり。Webデザインや動画制作などを手掛け、「表彰式」では緻密でハイクオリティな映像の演出と制作を担当するしげさんに、お話を聞きました。

 

お互いに「プロ」としてリスペクトし合う。自己研鑽できる環境で活躍する。

 

──アトムに参画されるまでのキャリアを教えてください。

 

学校を卒業後、デザインのスクールに通ってデザイナーになるための勉強をしていました。そのとき、デザインの基礎やレイアウト作成ソフトのAdobe『Illustrator』の使い方など学びましたね。次に、高度な写真加工をすることができるソフト『Photoshop』の使い方を教えてもらう予定だったのですが、その前にスクールが潰れてしまうという残念な結果に。それ以降は、デザイン会社で下積みをしながら腕を磨きつつ成果を残し、デザイナーとしてスキルアップしました。そんな会社員時代を経て、28歳で独立したというキャリアですね。

 

また、もともと、フリーランス志望だったということと、新しい技術やテクノロジーの習得といった「時代から必要とされるスキルの習得」には貪欲でした。下積み中も、時間を作って同時並行でWebや動画制作の勉強をしていましたね。

 

──アトムグループと出会ったきっかけと、働くことに決めた理由は何ですか?

 

きっかけはアトムに知り合いがいて、その方からの紹介です。「制作系が自分しかおらず、手がまわらない」という相談をいただきました。それでHP制作などのWebやデザイン、動画制作などをお手伝いすることになったのです。まずは、単発で複数の案件を担当。すると、私の仕事に対して「リスペクトをしてくれている」という雰囲気が伝わりました。また、それまでは無縁だったホストのことを、職務を通じて学んだことも大きいですね。

 

きらびやかなところがフューチャーされる「ホスト」たちが、裏で凄い努力しているのに、表ではそれを一切外に出さない仕事術を徹底していることなどを知り、私自身もホストに対して尊敬の念を抱くようになりました。また、人間関係も良好で仕事の内容も興味深くて面白かったので、アトムで働くことを決めましたね。お互いに「プロとして敬意を持つ」という空気が醸成されていることは、フリーランスが業務委託として働く上で大切なことだと思います。

 

shige

 

クリエイターとして結果を残し、クリエイティブを伝える育成の面白さにも目覚める。

 

──今の業務内容を教えてください。

 

主に「画像」「動画」「Web」の制作業務です。画像については、HPのランキングやイベントで使われる画像の加工や合成などをしています。他にも看板のデザインなども手掛けていますね。動画は、表彰式で使われるPVなどを制作。アニメーションや複雑で斬新なビジュアルを表現できる『After Effects』という動画編集ソフトを用いて、凝った演出などを考えて動画に落とし込んでいます。ホスト以外の事業や、アトムから紹介してもらったクライアントのサポートもしていますよ。

 

Webは、HPを中心にアトムホールディング全体を横断するような形で、色々と手掛けています。プロモーションの立案~実行は得意領域ですね。あと、これまではずっとプレイヤーだったのですが、アトムに来てから、「育成業務」も担当しています。

 

──育成業務について、詳しく知りたいです!

 

当初、制作業務を担っていたのが私と紹介してくれた方のふたり体制でしたが、アトムが急拡大していく中で、リソースが足りなくなってきたのです。そこで、「各店舗で、簡単な制作業務ができるように『Photoshop』の使い方などを内勤スタッフにレクチャーする」という講習会がスタートしました。だいたい、各店舗からひとりずつくらいが参加してくれています。ソフトの使い方などテクニカルなことは丁寧に教えつつ、デザインについては、まずは成果物を制作してもらって、「こうした方がキレイで見栄えが良くなり、見ている人に伝わりやすくなるよ」とアドバイス。ブラッシュアップしながら育成する方法をとっています。内勤の仕事をしながら時間が無いスタッフも多い中で、みんな一生懸命学ぼうとしてくれるので教える方も真剣です。

 

育成は初めての経験ですが、スタッフたちの成果物の質やクリエイティブ力が上がり「成長」を感じられるのは、とても嬉しいですね。たとえば、最初は「各店舗で簡単な制作ができるようになる」のが目的でしたが、メキメキと上達して今ではアトム全体に関わるデザイン業務を任されている内勤スタッフの姿などを見ると、教える楽しさを実感します。

 

華々しい表彰式で流れる、緻密でクリエイティブなPV。制作の苦労と、それを超えるやりがい。

 

──表彰式のPVを制作されている上でのご苦労はありますか?

 

タイトなスケジュールの中で、間違いが無いように進めなければならないので大変なことは多いですよ(笑)。たとえば、パネル写真や動画の差し替え、役職名の変更といったところです。結果に応じて早期に役職者になれるのがアトムの特徴なので、それに対応しています。みんなが注目している映像だけに「ランキングを間違ったら大変なことになる」といったプレッシャーは大きいですね。

 

──やりがいを実感するのは、どんなときですか?

 

やはり「クオリティが高くて、思わず魅入った!」といったような声をかけられると、苦労などは全部吹き飛んで嬉しい気持ちになりますね。年間売上ランキングは、表彰式の中でも最高潮に盛り上がるシーン。PVの演出を考え、自ら手を動かして制作した成果物に対しての反応をダイレクトに見ることができるのは、クリエイターとしての手応えを感じられる環境だと思います。ちなみに10分の動画で、編集にかかる時間は5日間ほどです。

 

shige

 

自然と距離が縮まり、気がつけば一緒に旅行に。フリーランスとしてクリエイティブに専念できる働きやすさ。

 

──アトムで働く魅力や、フリーランスとしての働きやすさについて教えてください。

 

アトムとのお付き合いは約5年になりますが、働く前はクライアントということもあり、「適度な距離感を持って働こう」と思っていました。ただ、いつの間にか距離が縮まり、ご飯に行ったり、コロナ前は「北海道に行くから、一緒に」と誘ってもらって旅行を楽しんだりしています。

 

明るい挨拶もそうですが、みんなが親しくしてくれる風土が根付いているので、私も心をオープンにして仕事を進められる職場ですね。旅行先では、仕事の話はせずに、お酒を飲んで大いに盛り上がります。フリーランスとしての働きやすさは、「任せてくれる」ことに尽きますね。自分が「良い」と思うデザインや動画制作を追求できるので、クリエイティブに専念することができます。

 

──今後のビジョンを教えてください。

 

アトムで人材育成の面白さを知ったので、「教える力」をもっと磨いていきたいですね。また、「新しいことが好き」なので、3Dモデリングの技術を習得し、メタバースやNFTといった最新の領域にチャレンジしたいと考えています。アトムもチャレンジを応援してくれる風土なので、自分のマインドと合っていますね。

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