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ATOM-VENUS-代表取締役 × ATOM-UMEDA-支配人のスペシャル対談!売上が急激に伸びた要因や具体的な接客スタイル、現状の悩みについて本音で語り合う

2023/07/04

今回は初の試みとして、アトムグループトップクラスの「ええやつ」同士が、これまでの経験や悩みについて対談形式で語っていただく企画を実施しました。その名も、怪物級(モンスタークラス)インタビュー!記念すべき第一回を飾るのは、ATOM-VENUS-で代表取締役を務める“つばきん代表”こと椿喜さんと、ATOM-UMEDA-にて支配人を務める優希にこさんです。MCにはアトムグループ役員である鏡月さんを迎え、お二人がどのように売上・組数を上げていったのか、どうやって困難を乗り越えてきたのかなどについて、せきららに語っていただきました。

 

:二人は、いつ頃から売上が上がり始めたの?

 

つばきん代表2022年の6~7月頃に、僕の売上が伸びたら新店舗の代表を任せたいというお話をいただいたんですけど、そこから一気に売上が伸び始めました。VENUSの代表に就任したのは今年の1月ですが、VENUSがオープンする頃にはかなり手応えがある状況でしたね。

 

:「立場が人を変える」という言葉もあるから、明確な目標ができたことで良い変化があったのかな。にこはどうだった?

 

にこ役職が主任に上がり、さらに上を目指したいと考えるようになった頃から伸び始めましたね。役職に就いたことで、自分の成績だけでなく、店舗全体のことも考えるようになりました。

 

つばきん代表やっぱり「責任感」が売上や組数にもつながりますよね。「自分のことだけではなく、誰かのために頑張りたい」という利他の精神が生まれることが重要なんだと思います。

 

:初めて売上1,000万円を達成できた要因は何だったの?日々の営業に一生懸命に取り組んだことで、自然と顧客がついた?

 

つばきん代表1,000万円という目標を達成するために、もちろん意識して行動しましたよ。ただ、僕自身ホストという職業があまり好きではないんですよ。女性がお金を支払うという仕組みも理解できなかったので、嘘をついて売上を上げるということはしたくありませんでした。

だから、お客様には“自分のこれまでの人生”や“夢や目標”をすべて伝えるようにしています。また、現実離れした夢ではなく、近い将来に実現したい具体的な目標を伝えるようにしていますね。

 

にこ:具体的に、椿喜さんの現在の目標は何ですか?

 

nico


つばきん代表ひろむさんのような、インフルエンサーとしてホストのセカンドキャリアを切り開いていける存在になりたいですね。ひろむさんのような存在がアトムグループに10人くらいいてもいいと思うので、そのひとりになりたいと考えています。

 

:椿喜は男らしい性格だよな。アトムグループって“男に惚れられるプレイヤー”から売れていく傾向にあると思う。しんどくても、お酒が飲めなくても、信頼できる仲間がいるから頼れるし「仲間は宝」だよね。

 

つばきん代表:にこさんは“ホスト力”が高いイメージがあって、だからこそ組数も多いんだろうなと思っていました。これは僕のイメージなんですけど、下半期くらいから勢いが増して100組を達成していませんでしたか?

 

にこ:そうですね。8月頃に「100組を達成したい」という目標を立てました。そして、本気で目指すのであれば、嵐優季代表の147組という記録を超えるという気持ちで毎日出勤して頑張りましたね。

 

:それくらいの時期から、ATOM-UMEDA-は定休日を設けなくなったんだよね。

 

にこ:そうですね。優季さんは「1位を取ったからには取り続けないといけない」という言葉を口癖のように言っていました。だから、僕も自分にできることで1位を取り続けたいと思ったことで、100組への挑戦が始まりましたね。

 

つばきん代表:実際に、100組を目指そうと行動したきっかけは何だったんですか?

 

にこ自分にもできそうだったからですね。副主任に昇格した頃だったのですが、先輩が100組や1,000万円を達成していく姿を見て、僕も自分のブランディングにつながるような記録がほしいと思いました。

 

ただ、「組数と客単価のバランス」を取ることってすごく難しいと思うし、そこがにこの悩みでもあると思うんだよね。売上も大事だけど、自分の得意な組数も落としたくないし……グループ内でも、この悩みを抱えているプレイヤーは多いと思う。その点に関して、椿喜はどう考えてきた?

 

つばきん代表:単価を上げるために自分から組数を落とす必要はないと思いますが、僕は「去る者は追わず」のスタンスでこれまでやってきましたね。

 

自分の想いや目標を伝えることで、お客様が離れてしまうかもしれないという状況は誰しもあると思うんですよ。自分の想いや目標をしっかりと伝えたうえで、離れてしまうお客様に関しては仕方ないと思いますし、逆に応援してくれるお客様は本当に大切にしています。極端にいうと、そのお客様がどれだけの金額を使ってくださっているかに関わらず、常にアップデートを繰り返していかなければいけないという強い気持ちは持っていますね。

 

:そこが椿喜のすごい部分だよな。普通、お客様が離れてしまうかもしれないとなると不安になるよね。

 

にこ新規のお客様を獲得できる力があるからこその強みですよね。逆に、ATOM-UMEDA-はどんどん新規のお客様を獲得していくという文化があまり根付いていなくて、一人ひとりのお客様とのお付き合いがすごく長いんですよ。

 

だからこそ、今日は新規顧客の獲得やアップデートの方法、ブランディングで意識していることなどを椿喜さんに聞きたいですね。

 

つばきん代表僕はLINEの量をかなり増やしましたね。まずはコミュニケーションをたくさんとって自分のことを知ってもらい、ファンになってもらえるように努力しました。「この人の考え方が好き」とか「この人の力になりたい」と思ってもらえるように、ホストを始めるまでの人生から今後のビジョンに至るまで、全て話すようにしていますね。

 

だから「自分の熱量が伝わり、そのエネルギーが響きそうなお客様かどうか」という点を重視しています。

 

あと、ひろむさんからの教えのひとつに時にはお客様と離れる覚悟も大事」という話があって、言われた当時は全く理解ができませんでした。しかし、今はアップデートしていくことの大切さが理解できましたし、そのお客様と疎遠になってしまった事情については自分から伝える必要はないと思いますが、仮にお客様から聞かれたとしても包み隠さずにきちんと話すようにしています。

 

そうすると、これまで少しずつ応援してくれていたお客様の闘志に火がついて、より一層自分のことを応援してくれるという流れがあったんですよね。

 

僕が思う“言葉がすごく響く人物像”というのが、とにかく熱量が高い人なんですよ。僕はトークスキルがすごく高いというわけではないかもしれませんが、熱い想いを持ってお客様に接するようにしていますね。

 

月:以前、リピートしてもらうために重視していることを二人に聞いたときに、同じような回答だったんだよね。椿喜は「自分のことを深く知ってもらう」ということを大事にしていたし、にこも「3回目、4回目と来てもらえるように、長期的なことを考えて自分のことをたくさん話すようにしている」っていう回答だった。これって、特に新人の子はすごく知りたいことなんじゃないかな。

 

tsubaki

 

にこ:僕は「代表になりたい」という目標があるのですが、代表業とプレイヤーの両立はとても大変だと思うんです。店舗のマネジメントや従業員への教育はもちろん、売上でも背中を見せる必要がありますよね。椿喜さんは、代表業とプレイヤーのどちらに重きを置かれているんですか?

 

つばきん代表今はリソースのほとんどを代表業に注いでいますね。僕はTikTokなどのSNSにもかなり力を入れていたので、忙しいことをきちんと説明して、部下やお客様にも理解していただいていました。その様子もSNSで発信しているので、やはりSNSは強力なツールだと思いますね。  

 

Q:ひろむん社長の弟子としてSNSに取り組むうえで、悩みやプレッシャー、今年の課題などはありますか?

 

つばきん代表:正直プレッシャーしかありませんでしたね(笑)。ただ、僕は入店した頃から「ひろむさんについていこう!」と決心していましたし、ひろむさんからも「椿喜は折れたことがない」という点を評価していただいていたので、苦労しながらも乗り越えてきました。何も確証はありませんでしたが、とにかく自分だったら上手くやれるだろうという自信をもって突き進んできましたね。

 

Q:つばきん代表には店長のべべさんという頼れる存在がいますが、にこさんにとって頼れる相棒のような存在はいますか?

 

にこ:結論、はっきり相棒といえるような存在はいなくて、関係性を深めている最中ですね。そこは優季さんからも前々から言われていて、これから上にあがっていくためには深い信頼関係にある内勤の存在が必要だと思っています。

 

:でも、にこは従業員の面倒見がすごくいいよね。

 

つばきん代表:僕もにこさんに対して面倒見がいいというイメージはすごくありますね。そこは優季さんからも話を聞いたことがあります。

 

にこ:今の幹部陣は半分くらい僕のチームだった子なのですが、今の役職に上がってからはチームではなく店舗全体を見なければならないので、誰に焦点を当てればいいのか難しいんです……。

 

月・つばきん代表:それすごくわかる!!

 

にこだから、僕が直接やるべきではなくて、幹部に上がってきた子たちに従業員の管理を任せるべきなのかなって考えています。

 

:そうだね。ひとりで背負いすぎだと思う。

 

にこ:そうですよね。現状は幹部補佐の人数が多いのですが、幹部補佐は売上で背中を見せることも重要なので、空いたリソースでできることをやってもらえるように教育しているところです。

 

:つい最近、椿喜も同じような悩みを抱えていたよね?

 

つばきん代表:にこさんと同じ悩みを抱えていましたし、これは今でも悩みますね。

 

:これは本当に難しい問題だと思う。どうしても全員の面倒を見たくなってしまうんだけど、その結果、全員と表面上だけの関係性になってしまうかもしれないんだよね。

 

つばきん代表:仰るとおりですね。どこか業務的な関係性だけになりがちといいますか……。ひとりで多くのことを抱え込んでしまうのは危険だと思います。

 

心から信頼できる仲間を数人つくって、その子たちに任せていく必要があると思うよ。「差別ではなく区別」っていう言葉をよく耳にするけど、従業員やお客様の全てを平等に扱ってしまうと、やっぱりどこかで不満は生まれてしまうよね。

 

つばきん代表「みんなの前で、あえて自分の弱みを見せる」ということも、上司としての求心力につながる部分だと思うんですよね。朝礼や全体ミーティング、表彰式イベントなど、何か全員の前で発言する機会がある時に想いを吐き出してみることもいいと思います。

 

:ひろむも今までで一番大きなタワーをやったときに泣いていたよね。「しんどいから助けてほしい」という言葉は、もし思っているなら言ったほうがいいと思う。

 

nico tsubaki

 

Q:にこさんは、従業員に弱みを見せることはありますか?

 

にこ下の子たちには、絶対に弱みを見せないようにしていますね。以前、コンサルで「従業員には喜怒哀楽を見せたほうがいい」と言われたのですが、弱音を吐くのはまた違うのかな……と思いました。

 

つばきん代表ただ、本心でぶつかるために、時には弱音を吐くことによって自分に本気でついてこようとしてくれる従業員の存在が見えるようになるんですよ。僕の場合は、叶夢とひかるが特にそうでしたね。

 

また、僕はプレイヤーよりも内勤とのコミュニケーションに時間をかけていました。というのも、僕は“プレイヤーよりも内勤のほうが上の存在”だと思っているので、まず内勤の方々との信頼関係を構築できなければ、プレイヤーに対しても説得力を持たせられないと思ったんです。

 

実際、プレイヤーだけで店舗をまわすことはかなり厳しいと思いますし、チームに内勤がいるかどうかによっても、まとまりが全然違うと思うんですよね。それもあって、内勤に感謝することがかなり増えました。

 

内勤もプレイヤーも、お互いに支え合っているWin-Winの関係だよね。今年は3年ぶりに内勤旅行があるけど、みんなすごく楽しみにしてくれているみたいだった。

 

内勤が1日不在になることで、プレイヤー側は内勤がいてくれるありがたみや大変さがわかるし、内勤側もプレイヤーへの感謝の気持ちや、1日不在にして申し訳ないという気持ちが芽生えるんだよね。プレイヤーと内勤は、お互いが感謝と尊敬の念を持って接するべきだし、内勤旅行はそこに気づく良い機会になると思う。

 

椿喜からは、にこに対して何か質問ないの?

 

つばきん代表:ありますよ!にこさんが、どうやって160組という組数を達成できたのか知りたいです。

 

にこ:それは意外と難しくなかったんです。前月から「来月はこれだけの組数を目指したい」ということをお客様に伝え、来月の予定を決めてカレンダーに全て入力していましたね。

 

つばきん代表:月初に来月の組数目標を立てているんですか?

 

にこ:そうですね。ただ、組数に関しては正直あまり気にしていないかもしれません。月初に予定は立てますが、100組は当然に達成できるものだと考えているので、足りない部分を補おうという考えです。

 

あくまでも、組数は自分をもっと応援したいと思ってもらえたり、ヘルプの子と仲良くなってもらったりするためのきっかけのひとつとして捉えています。結局、組数が多くても売上が伴っていなければ、ホストとしては評価されません。目標とする売上を達成するために組数を増やしていて、今年は年間1,200組を目指しています。

 

つばきん代表:僕は120組達成できたことがあるんですけど、めちゃくちゃ大変でしたよ(笑)。でも、にこさんは160組を達成できているわけで、本当にすごいと思いました。もちろん売上の高いホストはすごいと思いますが、僕はどちらかというと組数が多いホストのほうが尊敬しますね。

 

にこ:160組の達成に関しては、僕は全然大変ではないんですよ。大変なのは、毎日来てくださるお客様のほうです。僕は、その負担を少しでも減らしてあげられるように寄り添っていますね。

 

:実際、もし自分の先輩が100組呼んでいたら、売上1,000万円と同じくらい憧れるけどな。人気がある証拠だし、純粋にかっこいいよね。

 

そういえば、理想の先輩像とかはある?どういう先輩がいたら相談しやすいとか、ついていきたくなるっていう要素があれば教えてほしいかな。

 

にこ一言でいうと、一緒に成長できる先輩がいいですね。自分が過去に経験してきた成功談や失敗談をもとに「俺もこういう時期があって大変だったけど、それを乗り越えたから今がある。だから気持ちがわかるし、俺も頑張るから一緒に成長していこう」という声かけをしてくれる先輩には、ついていきたいと思います。それに、僕自身も後輩と一緒に成長できるような先輩になることを目指していますね。

 

:にこは代表になりたいっていう目標があるけど、椿喜から見てにこが代表になるために必要な要素って何だと思う?

 

つばきん代表熱量に尽きると思います。アツい男にならないと、人は何かを任せたいと思えないのかもしれません。僕は売上が100万円以下だった頃から、ひろむさんに「代表をやりたいから僕に任せてください!」と言い続けてきましたね。

 

:そんな頃から言っていたのはすごい!たしかに、これからもっと上の立場になっていきたいのであれば「熱量」は重要なキーワードになってくるよね。

 

にこ:気持ちを熱く伝えるのは、少し苦手なんです……。冷静かつロジカルに話すタイプなので、これは今後の課題のひとつですね。

 

:今日の対談は、二人にとって有意義な時間になった?

 

つばきん代表:すごく共感できる部分が多くて、心がスッキリしました。学びにもなりましたし、良い息抜きにもなりましたね!

 

にこ:椿喜さんからは、僕の疑問に対して欲しかった答えをたくさん聞くことができました。そのうえで、僕にとっての新たな課題も見えてきましたし、自分の目標に向かってさらに頑張ろうと思える時間になりましたね。何より、椿喜さんともっと仲良くなりたいです!

 

Q:これを機に連絡先も交換してはいかがでしょうか?

 

つばきん代表・にこ:ぜひよろしくお願いします!

 

 

nico tsubaki

:二人が抱えている問題って、そんなに簡単なものばかりではないと思うし、今日この時間だけで解決できることって少ないと思うんだよね。この対談をきっかけに話す機会が増えて、お互いの悩みの解消やモチベーションアップにつながり、店舗にも良い影響が出るといいな。二人とも、忙しいなか本当にありがとうございました。今回の対談企画はすごく良かったから、違うメンバーでも実施していきたいね。次回の企画もお楽しみに!

 

nico tsubaki

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