1000万Playerinterview

東京新宿・歌舞伎町に根付くアトムイズムとは? 1000万円プレイヤー3名の2時間対談を一挙公開!

2023/10/23

アトムグループの中でも、ホスト激戦区である東京新宿・歌舞伎町で店舗を構えるATOM TOKYO。そんな東京地区で圧倒的な活躍を見せる1000万円プレイヤーの3名(柚貴れん・夜桜瀬女・星宮ケイト)に、インタビューを実施!各自が1000万円プレイヤーになるための道のりはどんなものだったのか、今後の目標は何か、ATOM TOKYOはこれからどうなっていくのか……それぞれの胸のうちにある想いを聞き出す2時間を、漏らすことなく文章にした、圧倒的ボリュームのインタビュー記事を刮目せよ!

 

柚貴れん(ATOM TOKYO 主任)2023年7月1600万円プレイヤー

夜桜瀬女(ATOM TOKYO副主任)2023年8月1100万円プレイヤー

星宮ケイト(ATOM TOKYO幹部補佐)2023年3月1000万円プレイヤー

 

本編:

 

三者三様のホストを始めたきっかけ。共通するのはATOM TOKYOの人柄の良さ。

 

 

──ケイトくんはホストを始めて何年になりますか?また、ホストになろうと思ったきっかけを教えてください。

 

ケイト:僕はもうすぐ2年目になります。大学の3回生後期から始めて、5回生になります。留年は確定ですね(笑)。

ホストになろうと思ったきっかけは、シンプルにお金が欲しかったことです。学生として色々なお仕事をさせてもらっていたのですが、どれもしっくりこなかった中、自分の頑張った成果がお金として返ってくるホストに魅力を感じて働き始めました。

 

──ケイトくんのATOM TOKYOに対する最初の印象は?

 

ケイト:働きやすくて、すごく良い感じでした。時期的には以前の経営体制からひかる社長の経営体制に変わった時期くらいに入っています。

 

──ケイトくんは1000万円プレイヤーの経験は初めて?

 

ケイト:はい、今回が初めてです。2年間、学校に通いながらコツコツと粘り強くホストを続けてきて、やっと掴むことができました。

 

──瀬女くんは何年くらいのキャリアになりますか?また、ホストを始めたきっかけを教えてください。

 

瀬女:5年目になりますね。ひかる社長の経営体制になる前からの在籍です。今から考えると、当時のATOM TOKYOは結構激しい気性のプレイヤーが多い環境でした(笑)。

ホストを始めたきっかけについては、もともと、ブライダルの仕事に携わっていて、その時に転職を考えるような色々な出来事が重なっていたことを覚えています。

ちなみに、最初からATOM TOKYOに入ろうとしていたわけではなく、初めはSPL東京に面接を受けに行きました。それで、SPL東京の人事の方に声をかけていただいて体験入店に行ったのが、初めてのホスト面接でしたね。

 

──瀬女くんがSPLに面接に行った時はどんな印象でしたか?

 

瀬女:SPL東京はめっちゃ働きやすそうな印象でした。ただ、他にも比較対象が欲しかったので、エアーグループのオールホワイトにも行こうとしていました。オールホワイトは売れっ子の人だけ名前を知っていたので、興味がありまして。

それで体験入店に行こうとしたら、道に迷って、クラブの人に声をかけて「オールホワイトどこですか?」と聞いたら「あそこは体験入店やめたほうが良いよ」と言われて(笑)。

「今オールホワイトはすごいメンツが揃いすぎているから、未経験で入ったら埋もれちゃうよ。それなら、今、上り調子のATOM TOKYOに行ったほうが良いよ!」とアドバイスをもらって、ATOM TOKYOに連絡をしてもらい、そのまま体験入店しました。

 

──瀬女くんが体入した時のATOM TOKYOの印象はどうでしたか?

 

瀬女:当時プロデューサーをしていた、現社長のひかるさんに魅了されました!ひかるさん以外の当時のATOM TOKYOの先輩方は、結構コワモテが多かったので、めっちゃ怖かったですね(笑)。その点、ひかるさんの優しさや包容力は抜きん出てすごく感じました。SPL東京の方々も優しかったのですが、ひかるさんは別格でした。今では、当時のコワモテな雰囲気も払拭されて、良い意味でとても働きやすい環境になったと思います。

 

参考記事:ATOM TOKYO 社長:大空ひかるインタビュー

https://atom-group.jp/magazine/hikaru/

 

──れんくんは何年くらいのキャリアになりますか?また、ホストをやろうと思ったきっかけは?

 

れん:僕は2年とちょっとですね。ケイトとは3ヶ月くらいしか変わらないです。ちなみに、僕はホストがもともと大嫌いだったんですよ。21歳〜22歳くらいの時からキャバクラが好きで、付き合いで歌舞伎町に出てよく飲んでいました。

そんな時に、歌舞伎町に立ち並ぶホストの看板をみて「この人たちはなんでこんなに高い売上を上げることができるのだろう?」とずっと疑問に思っていたんです。

それである時、「せっかく歌舞伎町に毎日のように出て飲んでいるのだったら、それすらも仕事にできたら良いのでは?」と思いついたところから、ホストを始めようと思ったんです。

僕はホストがとても嫌いでしたが、一方で「自分がやってもいないことを頭ごなしに否定するのはダサい」とも思っていて。それで、ホストをやってみようと思って「求人 ホスト」で検索をしたところ、アトムグループが最初に出てきたので、そこから応募をしました。

 

──れんくんはATOM TOKYO以外のホストクラブにも応募しましたか?

 

れん:そうですね、あまり覚えていないですが5店舗くらいのホストに応募をしました。その際に、最初の応募がアトムTOKYOだったので、そのまま体験入店を経て、アトムを選んだ流れですね。

 

──れんくんは元々歌舞伎町で飲み歩いていたとのことですが、学生時代からそれなりの収入源を持っていたのですか?

 

れん:そうですね。大学生の頃に野球をやりながら色々な仕事に携わっていたのですが、一番大きく関わっていたのはインターネットのアフィリエイト広告関連の営業職です。そのほかに、証券外務一種という資格を狙って証券マンを目指していた時期もあります。色々な仕事をやってみたくて。ただ、今となるとホストが一番楽しい仕事ですね(笑)。なんだかんだ、一番のめり込んで仕事をしているのがホストです。

 

──れんくんがATOM TOKYOで働くきっかけとなったキーマンはいますか?

 

れん:僕の場合は、瀬女さんですね。瀬女さんからはいつも「本当に俺がきっかけか?!」と言われるのですが(笑)、2年以上言い続けていることなのでガチです。

瀬女:その話は、一番嬉しいことですね!めっちゃアトムTOKYOに貢献できているじゃないですか。「れんが入ったきっかけは俺だよ!」ってめっちゃ自慢できる(笑)。

れん:本当ですから!あとは、やはり代表の武華冬夜さんの存在が大きかったですね。体験入店の時に3人の方に対応してもらったことを今でも鮮明に覚えています。そのうち、2人目が瀬女さん、3人目が冬夜さんでした。

瀬女さんの時は「この人、コミュ力やばい!」と感動しました。当時の僕は、結構調子に乗っていたので、全身ハイブランドで固めて体験入店に参加したんです(笑)。でも、そんな僕にも、瀬女さんはめっちゃ気さくに話をしてくれて、それで固まっていた心を解されましたね。

そこから、3人目で冬夜さんが登場して、めっちゃ煽られまして。当時、冬夜さんがずっとATOM TOKYOのNo.1だったんですが、たかが体験入店初日の僕に「俺に勝ってよ!」とめっちゃ煽られたんです。それで僕、めっちゃ腹が立って「だったら明日から入ります!」と言って店を出て、家に帰ってから「勢いで入店決めてしまった……」と後悔したのは、今となっては良い思い出です(笑)。

 

参考記事:ATOM TOKYO代表:武華冬夜インタビュー

https://atom-group.jp/magazine/toya/

 

──れんくんへの体験入店時の煽りは、代表の冬夜くんの性格的に珍しいようにも感じますが、その点をどう感じましたか?

 

れん:冬夜さんはその時から「負けん気の強い、れんならば、将来自分のライバルになれる」と、すでにわかっていたみたいですね。

瀬女:そのエピソードを聞くと、改めて、冬夜の先見の明はすごいなあと思うよね!

 

ATOM TOKYOの強みは、徹底した「マナー」と「人間力」。

 

 

──現在のATOM TOKYOはマナーの良さが強みだと思いますが、マナーの大切さはどうやって浸透していったのでしょうか?

 

れん:おっしゃる通りで、ATOM TOKYOはマナーを大事にしているメンバーが集まっていると思います。僕が入った当初に、初めにこのお店の中で変えなければいけないところが「マナー」だと思っていました。でも、当時はまだ発言権がなかったので、まずは自分自身の結果を出すところから始めましたね。

 

──ATOM TOKYOのマナーのテコ入れは、れんくんが入店する以前はあまり進んでいなかったのでしょうか?

 

ひかる:マナーに対する意識の改善をしなければならないという課題感はあったものの、当時は経営体制変更の最中で、そうした細やかなところまで改善の目が行き着く余裕がなかったところも正直ありますね。また、僕が社長をやる前の旧体制では、皆がわがまま言い放題な風潮があったので、それが普通になってしまっているところもあったと思います。

 

──ひかる社長の新体制が発足し、れんくんが入り、影響力を持っていく中でATOM TOKYOの上下関係やコミュニケーションはどのように変わっていきましたか?

 

瀬女:これは、旧体制と新体制のどちらも見ている僕にしかわからないところだと思うのですが、旧体制では、上と下の人間のコミュニケーションがほとんどなかったんですよね。

売上のあるプレイヤーの先輩同士で固まってしまっていて、下の子達を食事に誘ったり、コミュニケーションを取ったりする習慣があまりなかったんです今では、そうした上下をつなぐコミュニケーションを、冬夜・れんが積極的に行ってくれています。

それで、下の子達が恩義を感じて、同じことをさらに下の子達に行っていくから、良いコミュニケーションの循環が今はしっかりと根付いているという感じですね。

れん:その成長ぶりは、特に年間表彰式の時に感じましたね。ATOM TOKYOは、従業員達に指示出しをしなくても、式の最中の飲み物の気配りなども完璧にできていましたし、帰る時には自然と席やテーブルを整えて直していました。配られた冊子も誰ひとり残さずに持って帰っていましたね。

上座下座の意識などもそうですし、細やかなところですが、そうしたマナーの配慮については、グループ内でもATOM TOKYOは負ける気がしないですね。

 

──れんくんがマナーについて目を向けないといけないと感じたバックグラウンドを教えてください。

 

れん:僕は野球を15年間やってきました。高校・大学はかなり強豪の組織で野球をやらせてもらっていて、両方とも在籍する部員が100名を超えていました。全部スポーツ推薦で行かせてもらっているので、その時の経験が活きていると思っています。

また、15歳〜16歳くらいの頃から組織作りに興味があって、野球を通じて、組織マネジメントを色々と勉強していました。

マナーの大切さについては野球を中心とした集団生活で叩き込まれたものがありますね。上下関係が本当に厳しい組織だったので、そこで学んだ「トップダウン(上下関係)」と「ボトムアップ(底上げ)」の意義のある教えをうまく抽出して、ATOM TOKYOのマナー改革に活かしていったところがあります。

 

1000万円プレイヤーになるための努力。三者三様のホストストーリーに注目。

 

──れんくんがATOM TOKYOを牽引していく中で、特に改善をしなければならないと感じた部分はどんなところでしたか?

 

れん:率直に思ったのが、組織のトップがひかるさん・かいたさんなのに、2人の意見が通っていかない組織って良くないなということでした。当時、皆がそれぞれに好き勝手なわがままを言っていて、経営に対してのヘイトが募っていた時期があったんです。

僕がATOM TOKYOに入った当初は、「売上を上げている奴らが偉いし、何を言っても良い」という風潮がまだ残っていました。僕はそういう考え方がすごく嫌だなと思いましたが、まだ売上を持っていなかったので「だったら自分が1番になって、そこから組織改革をすれば良い」と腹を括ったのがすべての始まりでしたね。

 

──そこから、今回のれんくんの1600万円を売るストーリーにもつながってくるんですね。

 

れん:そうですね。入店して9ヶ月の昨年4月で初めての1000万円を達成したときも、その根本的な動機につながっています僕はずっと「発言権が欲しい」と入店当時から言い続けていましたから。あと、初の1000万円の時は、ひかる社長の存在は本当に大きかったです。「命を賭けて1000万円プレイヤーをATOM TOKYOで作ろう」という意気込みがすごくて。

僕の席で全力のヘルプを常にしていただいていて、だからこそ、なんとしても期待に答えたいと思ったのが、最初の1000万円達成の原動力になりましたね。

そうした命懸けの時期を経験しているので、今年7月の1600万円は、調子に乗っているわけではなく、1回目よりも切羽詰まることなく達成することができました。今後は、大台の2000万円、そこから先の3000万円も目標の視野に入れて、さらに努力していきます。

 

──ケイトくんは今回3月に1000万円を達成することができた理由やきっかけ、動機などはいかがでしょうか?

 

ケイト:去年の12月に、「1000万円プレイヤーを目指してみよう!」と自分の中で決めたことがあり、一度挑戦してみたのですが、その時は足元にも及ばなくて悔しい経験をしました。

それで、3月は入店して1年という節目でもありましたし、応援してくれる姫様にも恵まれていて、「1000万円目指すならここしかない!」という想いで、気持ちで頑張りました!

一度、1000万円を売った先の景色を見てみたかったので、本気で取り組みましたね。ただ、まだ自分の本来の実力には身に余る結果なので、もう一度1000万円を記録できるように、改めて取り組みを進めていきます。

 

──ケイトくんは入店した当初から1000万円については目指してみたいという想いはありましたか?

 

ケイト:そうですね。入店した頃から、1000万円がずっと目標でした。でも、なかなか到達できる目処が見えない高い壁でしたね。

入店した序盤の頃にグンと落ち込む時期を経験していて、1年に1回はそうした初心に立ち返るような時期が来ることを覚悟しながら仕事をしています。

本当に、落ち込んだ時期は真剣にホストを辞めようかなと悩んだこともありました。今となっては笑い話ですが……「ホストを辞める決意をしよう!」と思って名刺を捨てたのですが、いざ気持ちを改めて「やっぱりホストをもっと真剣に続けてみよう!」と思ったところ、名刺を捨てたことに気づいてまた落ち込むという経験もありましたね(笑)。

 

──ケイトくんが落ち込んだ時は、誰を頼りにしましたか?

 

ケイト:売上を上げることができなくて落ち込んでいる時期は、ずっとれんさんに相談をさせていただいていました。営業終わりも毎日のように話を聞いていただいていたのですが、れんさんの手厚いサポートがなかったら僕のホスト人生はあの時点で終わっていたと思います。

 

 

──瀬女くんは8月に1180万円の結果を出していますが、今回は初めての1000万円プレイヤーとのことで、お気持ちはいかがですか?

 

瀬女:僕は5年間ホストをやらせていただいていますが、1000万円プレイヤーになったのは今回が初で、とても大きな出来事でしたね。今年の誕生日イベントを打つ8月に1000万円を売れなければ、自分はホストに向いていない」というところまで追い込んでいたので、無事に結果に繋がって嬉しいです。

 

──瀬女くんが1000万円プレイヤーを目指し始めた時期はいつ頃からですか?

 

瀬女:それこそ、入店した当初から想いはありましたが、実現できる目標というよりも憧れでしかなかったというのが正直なところでしたね。

当時のATOM TOKYOで1000万円を売っていた先輩方の売り方は真似できませんでしたし、僕自身、1000万円の売り方を知らなかったので。

でも、同期のバイトの子が1000万円を超える結果を出したり、前の代表が1000万円プレイヤーになったり、れん・ケイトが1000万円を売ったりするのを見るうちに、この時代の波に乗りたいという気持ちがどんどん強くなっていきました。

「歴だけ長いのに売り上げがない奴」と言われるのが、僕の一番傷つく言葉なので(笑)。そう言われないように、波に乗って結果を出すんだ!という意気込みが形になったのが、この8月でした。

 

──8月は売上1000万円を達成しただけでなく、組数100本も達成されていますが、その理由や秘訣はありますか?

 

瀬女:売上1000万円・組数100本は、当初の目標では今年の10月に目指した目標でした。

この目標は、ひかる社長の弟分のような存在のかおちぇるさんが「プレイヤー時代に売上1000万円・組数100本いけなかったのが心残り」と話していたのをずっと覚えていて、自分自身、どうしても達成したい目標だったんです。

元々、組数は調子の良い時で60〜70本くらいの結果は出せていたので、100本は狙えない数字ではないと感じていました。でも、10月に立てていた目標である売上1000万円・組数100本を、なぜ8月に前倒しで達成できたのかには理由がありまして……。

 

──瀬女くんが当初10月の目標にしていた売上1000万円・組数100本を、なぜ8月に達成できたのか、その理由を教えてください。

 

瀬女:それは、大阪からゲストで出勤してくれた、アトム本店のるるくんからの発破がけですね。東京のやり方や結果について、色々と厳しい意見をくれたので、勉強になったり、意見をもらったこと自体をプラスに捉えていたりする反面、やはり悔しい気持ちも大きくありまして。

だからこそ、きちんと結果を出して、ATOM TOKYOが力のあるお店であることを証明したかったのが大きいですね。そうした想いから、当初10月の目標にしていた売上1000万円・組数100本を、8月に先行して達成できた経緯があります。

ただ、前倒しで目標達成を目指すわけですから、準備も全くできていなくて。でも、そんな不利な状況下でも熱量と行動量で結果を出せるようになること自体が成長だと考えたので、本気で、ストイックに取り組みましたね。

 

お店の指導役を、自ら買って出ること。売上だけでなく、店の風紀を保つことの大切さ。

 

 

──瀬女くんとしては、最近のATOM TOKYOのお店の雰囲気に課題があると感じることがあったと聞いていますが、具体的にどのような課題がありましたか?

 

瀬女:これまでは、れんが率先してお店の指導役をしてくれていたのですが、最近はれんが皆に優しく接するようになり、お店に張っていた緊張の糸が切れて、少しナアナアな雰囲気になっていたことには課題を感じていました。

れん:お店を牽引するために厳しい指導を続けてきましたが、僕自身が売上を大きく上げるようになり、下の子達との距離が少し開いてしまったこともあって、指導役ではなく、結果の背中で見せる役になっていく移行期間だったんですよね。僕がいつまでも指導役を行なっていると、皆の本音が聞こえなくなってしまうかもな、と感じていました。

だからこそ、厳しい指導からは一歩引いて、本音を聞き出すサポートに回ろうと思ったんです。僕が指導役を辞めたら、誰かが代わりにやってくれるだろう、という想いもありました。

それを買って出てくれたのが、瀬女さんであり、ケイトだなと思っています。なので、僕と冬夜さんは、今は指導役からは離れて、サポート役に回っていますね。

 

──サポート役に回ったれんくんに代わって、瀬女くん・ケイトくんが指導役を担っているとのことでしたが、お二人は売上を上げるプレイヤーとしてだけでなく、マネジメントについても学ばれているところでしょうか?

 

れん:僕が思うに、瀬女くんも、ケイトも、もしかしたら僕より厳しいかもしれないです(笑)。

ケイト:ええ〜、そうですかね(笑)。僕は経験がまだまだなので、マネジメントについては、ただいま勉強中です!

瀬女:れんがサポート役に回ってから明らかに周りに優しくなったのがわかったので、厳しい指導役が不在になり、「役職上がらないと本格的にヤバいな」と本気で感じていました。

自分で言うのも何ですが、「自分が今、キーパーソンだ」と感じていたんですよね。そこで、発言力を持つために重要なのが売上だなと思ったんです。だからこそ、売上1000万円・組数100本を達成して、しっかりと影響力を持てるようになるんだと言うモチベーションを維持できたのだと思っていますね。

なので、「自分の役職を上げたい」という利己的な気持ちではなくて「ATOM TOKYOを良くしたい、皆を変えてあげたい」という想いが、僕のモチベーションになっていました。また、代表と距離が近かったので、シンプルに代表を支えたい・サポートしたいという想いも原動力でしたね。

 

──ATOM TOKYOの教育については、チーム制を導入されていますか?

 

れん:チームとして一応、それぞれ役割が分かれてはいますが、チーム別で強い対立構造があるわけでなく、常にチーム同士で協力して動いているという感じですね。

瀬女:チームメンバーじゃない後輩の子達とご飯にいくことも、しょっちゅうあります(笑)。

 

1000万円プレイヤーになりたいなら、

上の人に可愛がられ、技術を吸収することが大事。

 

──いま、1000万円プレイヤーを目指している子達もアトムグループにはたくさんいると思いますが、そんな子達に、1000万円プレイヤーになるためのアドバイスをお願いします。

 

れん:やっぱり、「上の人に可愛がられること」が、一番大事じゃないですかね。自分より凄い能力を持っていたり、結果を出していたりする先輩達に可愛がられないことって、デメリットしかないと思っていて。そういう人達に可愛がられて、能力やスキルを学んで吸収していくことは、1000万円プレイヤーを目指す上ですごく大事なことだと思っています。

 

──:れんくんは、アトムグループ内で、交流のあるプレイヤーや影響を受けているプレイヤーなどはいますか?

 

れん:去年の年間No.入りは、アトムグループ内のプレイヤーと交流を広げるために、かなり大きな出来事でしたね。アトム本店の愛斗くんやるるくんと初めてお話させてもらったり、ロイヤルの夢來くんもそうですし、たくさんのグループ上位層と交流が持てたのは良い経験でした。

あと、入店して3ヶ月くらいの時に、会長のバースデーイベントに参加させてもらったんです。本来は幹部のみの参加だったのですが、ひかる社長にゴリ押しして、「どうしても連れて行ってください!」と頼み込んで許可をもらいました。

その時、初めて会長にお会いして「ありがとう!」と握手をしてもらったのですが、会長は僕のことが誰だかきっと当時わかっていなかったと思います(笑)。

とにかく、アトムグループ内にどんなすごい人達がいるのかを知りたかったんです。それで、実際に会長のバースデーに参加して、皆さんのすごさを知る反面、「自分も同じステージで戦うことは不可能ではない。きっと勝てる」という手応えも得られたのが大きな収穫でした。

 

1000万円プレイヤーになるためには、強い心を持ち、小さな成功を積み重ねること。

 

 

 

──1000万円プレイヤーを目指している子達に、ケイトくんからはアドバイスいかがでしょう?

 

ケイト:やっぱり「1000万円を絶対に達成するんだ!」という、強い心じゃないでしょうか。あと、小さな目標を細かく立てて、ひとつひとつ達成していくことも大事だと思います。

そして、達成することができたら自分をめちゃくちゃ褒めて、自己肯定感を保つことを僕は重視しています。

小さな目標の内容設定は、「●日は売上●円・組数●組」のような数字面のことではなく「お客様に感じてもらえる満足度を昨日75%としたら今日は85%まで改善しよう」など、感覚的なもので良いと思います。

とにかく、いくつも小さな目標を立て、それらを達成して、楽しみながら前進していくことがとても大事だと思っていますね。

れん:ケイトは、「心の強さ」が本当にすごいと思う。そして、食らいついたら離さない、学びに貪欲で、根性も持ち合わせていますね。

瀬女:しかも、辛いことがあっても周りに愚痴らないし、言わないところも強みだよね。

 

1000万円を達成するためには、数字以外にもテーマや目標を持つことが大事。

 

──1000万円プレイヤーを目指している子達に、瀬女くんからアドバイスはありますか?

 

瀬女:「今月1000万円を売ろう!」と決めていると、月の半ばから後半にかけて、めちゃくちゃしんどい時期がやってくると思います。だから、着地で1000万円を目指したいならば、目標は1100万円や1200万円にして、もっと大きめに持った方が良い結果になるのではないでしょうか。

また、その過程で売上の数字以外の目標やテーマを持てると、苦しい時期も乗り越えられるんじゃないかなと思っています。

たとえば僕の場合、1000万円を達成できたのは、組数も100組を狙っていたり、アトム本店からの発破がけを超えるために燃えていたり、複数の目標やテーマを持っていたからこそ超えることができた壁だと思っているので。

いくつかの目標やテーマを持っておくことで、違う角度でお客様に応援してもらえるようにトークをすることができる点も大きいです。売れるホストは、いくつもホストストーリーを持っていて、応援してもらえる間口が広いのが特徴だと感じています。

また、「1000万円を売った後の目標」を先に立てておくこともすごく大事だと思います。そうしないと、1発1000万円を達成したら、後が続かない…といった状況になってしまいますから。

あと、他グループの売れていくホストを研究していて思ったのが、「売れっ子の道」というのは必ず存在するということを感じています。歌舞伎町で売れ続けるホストは、一度売上が上がると下がることなく、上がり続ける傾向があるんです。これは「目標を達成した次の目標を立て続ける能力が高い」ことが鍵になっているのではないかと思います。

なので、僕自身も1000万円100組を達成した後も、継続して数字を叩いていけるように動いていますが…やっぱりめっちゃしんどい(笑)。だからこそ、売れっ子の道はとても険しいですが、一度1000万円を売った後の景色を見てみたいと思っている方は、挑戦する価値があると思いますね。

最後に、1000万円を売れるホストになりたいならば「怒らないこと」がとても大事(笑)。高い目標を目指している時って、理不尽なこと、キツいことがたくさん起こるものです。でも、その一つ一つに感情を揺さぶられて怒っていたら身が持たないので、常に冷静にいること。仏の心で、ブレない・怒らないマインドを作ることはとても大事だと感じました。

何かに怒りそうになった時は、ホストが源氏名を持っている理由を考えると良いと思います。源氏名を名乗るということは、「その役になり切る」という意味があると思っていて。

だからこそ、個人的な感情に振り回されそうになった時は、源氏名の自分になり切ることに集中することが大事です。

 

ATOM TOKYOのメンバーは、「環境に感謝」できているから強い。そして、武華冬夜が間違いなく最強。

 

 

──ATOM TOKYOの強みはどこにあると思いますか?

 

れん:やはり、「トップダウン(上下関係)」と「ボトムアップ(底上げ)」の良い部分をバランスよく取り入れることができている組織形態ではないかと思います。皆が自然と、率先して周りを立てようとする動きができているのは、アトムグループ内や、東京のホストクラブの中でもトップクラスではないかなと感じていますね。頑張ろうとする人間を立てる文化が、ATOM TOKYOにはあります。

瀬女:ATOM TOKYOのメンバーは「環境に感謝する」という想いを持っていることも強みだと思います。僕だって、この環境の中に身を置いていなかったら、今の僕が持っている1000万・100組プレイヤーの価値だって生まれなかったわけですし。ATOM TOKYOで働かせてもらっているからこそ、ホストをやらせてもらっているからこそ、今の自分があるわけなので。自分だけの力ではなく、ひかる社長はじめ、先人の皆様が作り上げてくれたこの場所があるから、頑張れているということを実感していますから、やっぱり環境への感謝の気持ちはとっても大事だと思います。

れん:あと、これだけは絶対にインタビューに書いておいて欲しいのですけど、どこまでいってもATOM TOKYOの中ですごいのは、やっぱり冬夜さんです。ATOM TOKYOのプレイヤーは全員、冬夜さんを尊敬しているからこそ頑張れていることは間違いないと思いますね。

冬夜さんがいなかったら、僕は嫌われ役をしなければならない指導役をやろうとは思わなかったと思います。冬夜さんは、いつだって僕の行動を全肯定してくれていました。「れんは間違っていない。何かあったら、僕が全部責任取るから大丈夫」と、冬夜さんが後押ししてくれたからこそ、自信を持って頑張ってこれたんです。

もちろん、普段の冬夜さんをみていて「アホだな〜(笑)」と思うようなこともありますが、今の強いATOM TOKYOを生み出したのは、間違いなく冬夜さんの人柄のおかげだと思いますよ。一番自分がきついポジションのはずなのに、絶対に弱音は吐かないですし。

瀬女:冬夜については、代表って一番上のポジションだけれど、「冬夜がしんどいなら助けたい」って皆が本気で思えるのが、すごく良いところだと思っています。

上に立つ人間って、2つのタイプがいると思っていて。1つ目は、「その人がすごすぎるから、人がついてくるタイプ」で、2つ目は「皆がその人を助けたいと思えるから、人がついてくるタイプ」。

冬夜は間違いなく2つ目のタイプなんです。だからこそ、冬夜はすごく良い代表だと思っていますね。あと、プレイヤーあるあるですが、自分と売上の数字が離れすぎているプレイヤー同士では、なかなか協力関係が持てないケースってあるんです。

でも、もし、これから冬夜が1億売って、2億売って、とんでもなく大きな数字を叩き出したとしても、その時に冬夜がしんどがっていたら、今と変わらず、ATOM TOKYOの皆が彼を助けようと一丸となって動きます。そういう魅力が彼にはあると思いますね。

ひかる:でも、とうやにこの話を聞かせたら、絶対にとうやは「一番頑張っているのは自分ではなくて、ATOM TOKYOの他の仲間達です」と必ず言うと思います。そういう謙虚な心を常に持っているのが、冬夜代表なんですよね。

 

3人が目指す、来年の高い目標。仲間がいるから、目指せる未来がある。

 

 

──来年の目標はどのようなものがありますか?

 

れん:まずは、ダイエットですかね(笑)。会長からも、ひろむさんからも世の中の90キロオーバーの中で一番売上がある男、と言われているので。来年はスリムになって、さらに売れることを目指します!

冗談はさておき、個人的な目標としては、最高売上更新のために2000万円を目指すのと、年間1億円ですね。ただ、僕としては、個人的な目標よりもATOM TOKYOの店売りグループNo.1を獲ることの方が重要だと考えています。僕ひとりではなく、皆で売上を上げられたら、と思います。

僕自身、ATOM TOKYOで活躍させていただいて、とても良い思いをさせていただいているので、僕と同じように、ATOM TOKYOの皆にも良い思いをしてもらうために頑張りたいですね。利己よりも、利他の精神を大切にしていきたいと考えています。

瀬女:個人目標では、10月と12月に1000万円を目指したいですね。この2ヶ月に1回1000万円に到達できるようになることが来年への準備だと思っています。僕としては来年に年間1億円を狙っていきたいため、そこを目指して走り抜けたいな、と。そして、れん、ケイト、ATOM TOKYOの他のメンバーで年間1億円の競い合いがしたいですね。

そして、将来的な店舗目標としては、東京地区に2店舗目の出店を実現させて、3店舗・4店舗……とグループ化して、仲間達がそれぞれのお店を持って、過去の辛かったことを全て笑い話にできる世界線を迎えたいです。皆がそれぞれに、プレイヤーから実績をあげて、尊敬される経営者になるまで上り詰めていけたら最高ですね。そして将来、グループダンディやエルコレなどと対等に渡り合えるくらいの組織を目指していければと思います。

ケイト:僕は、個人目標として年間売上TOP10に入ること、これしか見ていないです。自分は、れんさんや瀬女さんのようにお店の全体的な目標を語ることができるほどではありませんが、僕自身の頑張りがATOM TOKYOの発展のためになればと思って、全力で頑張っていきます!

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