2年目の10月時点で年間売上1億円以上を達成し、2022年アトムグループ売上トップを走るエグゼクティブプレイヤーのるるさん。実は、1年目から虎視眈々と戦略を練り上げ、実行していたそうです。「本気でホストを目指そう」と決め、アトム本店に飛び込んだという、るるさんにインタビューしました。
1年目は2年目で成功を掴むための期間に。1億達成のための戦略とは。
──アトムに入ることを決めた理由を教えてください。
アトムのYouTube配信をみて、プレーヤーの発言がかっこいいなと思い、本気でホストを目指そうと考えました。たくさんのお店を体験でまわりましたが、「ルックスの系統でかぶる人がいない」「雰囲気が良く、フレンドリー」という理由で、アトムに決めましたね。ホストを選んだ理由は、シンプルに「成果主義」なところ。自分の頑張りと結果次第で稼げる仕組みが、僕に向いていると感じたからです。
──2年目にして、売上1億円以上を達成されていますね。
1年目は1000組のお客様を対応し、6000万円の売上でしたが、それは今年1億を目指すための布石でした。今は、月間アベレージで1000万円の売上を出しています。結果を出すために、すべての行動を考え抜いて行うようにしています。たとえば、僕は営業をかけることをしません。こちらがお客様を追いかけるのではなく、あくまでも「来てもらえる」存在になるため、ブランディングを徹底しています。1年目は「このお客様は、多額のお金を使ってくれたから追いかける」といったことはせず、とにかく「たくさんのお客様とお会いする」ことに重点をおいて、自分のことを知ってもらえるよう行動をしていましたね。
──そうした戦略は、どこかで学んだのでしょうか?
大学では経営学を専攻していましたが、そこはあまり関係がなく、独自で編み出していきました。アトムには、目標になる凄い先輩たちがたくさんいるので、考え方や行動をまずは真似るところから始めます。負けず嫌いな性格に火が付き「先輩ができるなら、自分にも可能だ」と考えていますね。ネガティブになっても、時間がもったいないだけなので、ありとあらゆる状況を利用し、ポジティブに考えて動くようにしました。こうした思考回路は、もともと持っていたと思いますが、アトムに来たことでより磨かれたと思います。
いつも上を向き、前進する。常にポジティブな発信を。
──この1年間で、意識されたことはありますか?
昨年は準備の期間だったので、今年が勝負の年でした。1年目に実施していた、「組数(お客様の数)を追いかける」ことをやめました。やめてからは僕を特に応援してくれる、特定のお客様との時間を増やしましたね。昨年のブランディングで土台作りができていたので、成功に導くことができました。工夫していたことのひとつは、「接客で人間味を出す」ということ。「僕個人」を大切に思ってくれるお客様に対して、表面的なところだけではなく、心を開き、本音で話すことに力を入れていました。お客様に直接、これからは全員と会えるわけじゃないと伝えるくらいに本音ですね(笑)
──苦労されたことや、努力したことはありますか?
大阪に来たときはお金もなく、家も友人と一緒に住んでいました。そのあたりが、苦労したことになるかも知れませんが、僕自身あまりネガティブにとらえていないんです。むしろ、当時のハングリー精神のおかげで今があると思っています。そもそも、ホストで成功するための戦略を練ったり、行動したりと仕事に没頭していたので、家には寝るために帰るだけ。それ以上は必要ありませんでした。持論なんですが、人生って周りから見て“ポジティブにみせるしかない”と思うんです。ネガティブな印象を与えてしまうと、周りに気を使わせてしまうし、万が一にも仕事でそれが出てしまったらお客様に迷惑をかけることになります。だから、常にポジティブな発信を心がけていますね。
努力については、特に「これをがむしゃらに頑張った」と意識をしているところはないです。ただ、1億円プレイヤーになったのは決して偶然ではなく、毎日の積み重ねがあったからこそというのは胸を張って言えますね。
──楽しいと感じたエピソードを教えてください。
お客様やアトムのみんなに認められ、評価されるのはうれしいですね。アトムには、僕から見たら“神”のような存在の凄い先輩たちがいます。そんなアトムの中で「1年目で1000組の接客」「2年目で売上1億円以上」という過去誰も成し遂げていない結果が残せたのは感無量でした。大学生の時、自分が1億円プレイヤーになるなんて夢にも思ってもいませんでしたが、ホストという仕事は夢が叶う世界だなと実感します。昔と違って今は、ブランド物など欲しいものは全部買うことができますし、逆に使う場面がないくらいですね。
みんなが支えてくれるからこそ、夢が叶う。
──アトムのサポート体制などについて、教えてください。
アトムは周囲のみんなが支えてくれるので、めちゃめちゃ良い環境です。売れてる人たちのノウハウをみんなでシェアし、後輩がしっかりと吸収できるように教えてもらえる体制が整っています。ただ、僕の場合は、基本的に自分のやり方を貫くタイプでしたね。自由さとともに、結果主義がアトムの良いところなので、成果が上がっていれば自分でノウハウを生み出し、実践していくことができます。
──活躍できたのは「アトムだから」という理由は大きいでしょうか?
そうですね。というより、アトムじゃなければ無理だったと思います。尊敬できる先輩たちがいて、僕たちをサポートをしてくれる内勤スタッフたちがいて。すべてが、しっかりと噛み合っているアトムだからこそ、ここまで早く1億円を達成できました。あとは、僕たちの意見を吸い上げてもらえるところも、アトムの魅力です。実際に「多数の組数を対応したホストを評価して欲しい」と提案したところ、新たな評価制度ができました。結果を出すために頑張れたのも、周囲から認められることで自分の意見が届くのを知っていたからですね。
──将来の夢や、ビジョンなどを聞かせてください。
「楽しいこと、ワクワクすることを続けたい」という気持ちが強いですね。だから、今はプレイヤーとして、できるところまで突き詰めたいと考えています。ワクワクするのは、新しいことへのチャレンジなので、TikTokなど発信の強化をしていきたいです。個人的な夢としては島をふたつくらい購入して、何もせずに暮らす生活にも興味があります。