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【超大物移籍者】元芸能人ホスト・美波駿佑がアトムグループに電撃移籍!波乱万丈の人生やホストとして成功するための秘訣に迫る

2024/06/08

アトムグループで2023年度年間店舗売上No.1の実績を誇り、ミナミNo.1の店舗を目指して大躍進中のATOM-ROYAL-。業界トップのインフルエンサー・ひろむん社長のもと、実力派プレーヤーが多く在籍する同店舗に、なんと超大物ホスト「美波駿佑」が電撃移籍しました!

 

「未経験1ヶ月目で売上500万円」「大阪で最速1億円突破」など、数々の伝説を残すレジェンドは、なぜATOM-ROYAL-を選んだのでしょうか。また、インタビューを進めていく中で、これまでの波乱万丈の人生も明らかに……。Exective Player・美波駿佑さんの貴重なインタビューを、ぜひ最後までご覧ください!

 

ジュノンボーイから芸能界デビュー。共同経営者が資本金を持ち逃げ……。まるでドラマのような経験をした20代前半

 

——ホストになる前は芸能関係のお仕事をされていたんですよね?

 

僕は美容師の専門学校に通っていたのですが、先生が勝手にジュノンボーイのコンテストに応募したんです。僕は全くやる気がなかったのですが、先生から「美容師になった時にたくさんお客様が来てくれるかもしれないよ」と言われたので「僕の親友と一緒に応募するんだったらいいですよ」と受けることにしました。

 

その結果、親友は落ちてしまったんですけど、僕だけベスト15まで残ってしまって。そこからジュノンボーイ出身俳優として芸能関係の仕事をしていましたね。ただ、コロナ禍をきっかけに芸能の仕事やオーディションが激減してしまいました。

 

そんな時、僕がバイトしていた喫茶店に、タキシード姿で胸元に一輪のバラを挿した集団がやってきたんです(笑)。そしたら急に名刺を渡されて「うちの会社に来ないか?」とスカウトされました。そこはスワロフスキーと提携している会社で、自分が発案したデザインを商品化して、売れたらインセンティブをもらえるという仕事でした。

 

元々、僕は美容師志望でクリエイティブな仕事が好きだったので、自分に向いている仕事だったと思います。当時23歳でしたが、デザインした商品が次々売れたので、かなり高い収入を得ることができましたね。

 

そして、スワロフスキーの仕事で貯めたお金を元手に、飲食店の経営を始めたんです。赤坂で創作和食のお店と、バナナジュース専門店を2店舗。僕はブランディングが得意だったこともあり、創作和食のお店は赤坂で食べログ1位をとることができました。

 

——物凄い展開ですね。ただ、飲食店経営ではかなりショックな出来事も経験されたと伺いました……。

 

そうなんです……。飲食店を経営するにあたって3人で合同会社を設立したのですが、その内のひとりが店舗に置いていた現金を持ち逃げしたんです……。これはかなりショックでしたね。

 

その方は僕よりも年上で、経営者としていろいろアドバイスをもらっていた方だったんです。だから、当時の僕にとっては本当にすごい人だったのですが、今思えば怪しかった点もたくさんありました。そして、ある日連絡が突然取れなくなって、店舗の金庫を確認したら現金がなくなっていましたね……。

 

この事件をきっかけに人間不信になってしまったので、もう一人の共同経営者に持分を譲渡して、僕は撤退することを決意しました。

 

兄の存在によって自分のスタイルを確立。美波駿佑の考えるホストとしてあるべき姿とは

美波駿佑

 

——そこからホストの道に進んだんですか?

 

そうですね。とある店舗からスカウトを受けて、そこでホストをやってみるのもアリかもと思いました。実は、僕の兄貴が横浜でNo.1ホストをやっていたので、夜の世界に対する偏見もなかったんです。

 

ただ、兄貴もちゃらんぽらんな時期があって、それを見ていたので僕はしっかりした仕事に就こうと頑張っていた部分もありましたね。

 

——反面教師にしていた部分もあったんですね。いざ自分がホストになると決意した時、お兄さんの姿を見ていた美波さんはどんなホストになろうと思ったんですか?

 

アイドルですね。

 

——そこが美波さんの接客スタイルにつながるんですね!

 

昔、兄貴が実家に女性を連れてきて、家族に紹介してくれたことがあったんです。当時の僕は全く気にしていなかったんですけど、今思えばあれって……ということが多々あるんですよね(笑)。

 

ただ、僕はそういうスタイルでは対応せず、適度な距離感を大切にしようと思いました。例えば、お客様全員に「悩みがあるなら聞くよ?」と言ったとして、全員の悩みを解決できる自信も資格も僕にはないと思うんです。だから、担当ホストってホストクラブ内で会えて楽しませる存在っていうのが、僕の中で大前提としてあるんですよ。

 

アフターの文化が根付いたことで、店外で会えることが当たり前のようになってしまっていますが、それは違うんじゃないかと思うんです。

 

ホスト本来の姿として、僕にとって当たり前のことを実践していただけなのに、周りからアイドルと言われるようになりました。だから最初は「なんでアイドルと言われるんだろう」と不思議だったのですが「みんながそう言うなら、アイドルって言っちゃおう」というのがきっかけです。

 

そうすると応援してくれるお客様が増えて、ホスト1年目(約10か月)で6,000万、2年目で1億3,000万を達成することができました。

 

——2023年に7か月で1億円突破という偉大な記録をお持ちですが、結果を出すためにどのようなことを意識しましたか?

 

正直、大阪最速で1億円突破できるとは思っていなかったんですよ。

 

——最初から目指していたわけではなかったんですね!

 

全然目指していなかったです(笑)。後から結果がついてきたパターンですね。歌舞伎町から大阪の店舗に移籍した時、かなりアウェー感があったんですよ。

 

店舗の輪になかなか馴染めなくて、この状況を打破するためには結果を出すしかないと思ったことがきっかけでした。そしたら、いつの間にか7か月で1億円を達成していたという流れです。

 

——「店舗の仲間に自分を認めさせたい」という想いが原動力だったんですね。

 

僕は負けず嫌いなので、結果で見返してやろうと思いました。あと、僕は大阪のホストとはスタイルが真逆だったのも良かったかもしれません。

 

これは偏見になるかもしれませんが、僕が実際に見てきた大阪のホストのイメージがあって……たくさん飲んで酔っ払って、その勢いでいつの間にか単価が上がっていくというスタイルが多い傾向にあると思うんです。

 

僕は逆で、お客様がシラフの時しか煽らないんですよ。全然酔っていない状態で「今月これくらいを目標にしているから、〇〇さんにはこれくらい応援してほしい」と伝えるようにしています。

 

せっかく僕との時間にお金を使ってくれたのに、酔っ払って覚えてないって価値がないと思うんです。「僕と過ごした時間の記憶がないほど、価値がないものはないから」とお客様全員に伝えていますね。だから、基本的に僕の前でベロベロに酔っ払ってるお客様っていないですよ。

 

これまでの経験を活かし、ATOM-ROYAL-の意識改革に取り組む

美波駿佑

 

——数あるホストクラブの中で、ATOM-ROYAL-を選んだ理由を教えてください。

 

それはひろむん社長の存在があったからですね。移籍先を探している時にSNSをチェックしていたのですが、ホスト業界で有名なインフルエンサーって何人かいるじゃないですか。その中で、ひろむん社長が一番若かったことが決め手です。

 

若いということはパワーもあるので、それだけ長く発信のクオリティも保つことができると思うんですよ。それに、若い人は頭が柔軟なので、時代の変化にも対応できると思いました。

 

次の芽が出てくるまで、一番長く頼りになるのは誰だ?と考えた時に、一番若いひろむん社長に辿り着いたことがきっかけですね。

 

——数々の輝かしい実績を残されている美波さんですが、これまでのホストキャリアでしんどかった出来事はありますか?

 

この質問はよく聞かれるのですが、本当にないんですよね……。ただ、強いて言うなら今が一番しんどいかもしれません。「アトムグループに美波駿佑が来て、どれくらい売れるんだろう」という期待をすごく感じるんですよ。

 

ただ、ATOM-ROYAL-に入店する前と現状のギャップに、自分の気持ちが追いついていない状態ではあります。大阪で店舗売上が1億円を超えているのは素晴らしいことですが、実際に入店してみると自分の想定以上に気になる点が多いですね。

 

だから、今その問題について運営陣と協議を重ねています。ATOM-ROYAL-がホストクラブに通い慣れたお客様にもファンになってもらえて、ミナミNo.1の店舗になれるように動いているところです。

 

——具体的に、美波さんは店舗改善のためにどんなことを行っていますか?

 

幹部陣とはある程度コミュニケーションがとれているので、今は下の子たちへの教育も行っています。

 

例えば、僕が「ヘルプって、何をしてくれたら嬉しいと思う?」と質問すると、みんな「お客様と仲良くなってくれたら嬉しいです」とか「席を離れている間に場をつないでくれたら嬉しいです」って答えるんですよ。

 

そうじゃなくて、ヘルプは単価を上げてくれたら嬉しいんです。担当が席を離れている間に、僕がヘルプで単価を上げていたらみんな嬉しいですよね。ホストクラブは金銭が発生している場所であり職場なんだから、「仲良くしてほしい」と答える時点で学生気分が抜けていないんですよ。

 

だから、その辺りの根本的な意識改革から取り組んでいる状況ですね。

 

成功するには「自信」と「負けず嫌いな性格」が大切

美波駿佑

 

——美波さんが考える、ホストが成功するための条件は何だと思いますか?また、ホストの誰しもがぶつかる「100万の壁・1000万の壁」について、乗り越えられた経験と継続できる力についてアドバイスがあればお願いします。

 

これは絶対に「自信」ですね。僕、ホスト未経験の状態で1か月目の売上が500万なんですよ。入店9日目でその日出会ったお客様に指名をいただき、飲み直しからの狙い撃ち400万という歴代最高・最速記録を持っています。

 

ただ、これもみんなはラッキーパンチと思っているかもしれませんが、実はめちゃくちゃ考えて行動した結果なんです。当時、僕がいた歌舞伎町の店舗はキャストだけで120人いて、そのお客様は1人2分で回していたんですよ。

 

そして、いざ僕の順番が回って席についた時に「ホスト始めて9日目です。ただ、歴は関係ないと思っていますし、僕がこのお店の中で一番自信あります」と挨拶しました。そのお客様に刺さりそうな話し方や話題、テンポ感やお酒の進み具合などもかなり意識して接客した結果、だんだんお客様が僕に興味を持ってくれたんです。

 

そのタイミングで、内勤さんに席から抜いてくださいと伝えました。当然、新人なので席なんてどこも被っていません(笑)。とにかく、忙しいフリをさせてほしかったんです。そして3回目くらいでお客様に引き止められたので、1日前に覚えたばかりの「狙い撃ち」という言葉を初めて使ったんです。

 

それでお客様に狙い撃ちの承諾を得たのですが、そこで僕は「どうせだったら伝説を残したいから、ただの狙い撃ちじゃなくて予定の倍額いこう」と伝えたんです。その強気な姿勢をお客様が気に入ってくれて、入店9日目で売上400万という数字を出すことができました。

 

だから本当に、どれだけ肝が据わっているか、自信が持てるかが大事なんですよ。その度胸が、今の子には足りない部分なんじゃないかと思いますね。

 

——物凄い度胸と緻密な戦略で勝ち取った結果だったんですね!

 

そうなんです。あとは「負けず嫌いな性格」も大事だと思います。実はこの狙い撃ちが成功した日、ロッカールームで先輩たちの「どうせあいつ一発屋だろ」という会話が聞こえてしまったんですよ。

 

それで完全に火がついて、締め日までの残り10日間で絶対に売上100万あげてやる!と決意しました。そこから「毎日1人飲み直し、毎日1本10万のシャンパンを開ける」という目標を設定して、初月で500万の売上を達成することができたんです。

 

周囲からは「絶対経験者だろ!」と言われましたが、「ホスト未経験だけど、自信と負けず嫌いな性格で、歴関係なく結果を出すことができる!」と証明したかったんですよね。

 

ATOM-ROYAL-の将来を見てみたい。日々アップデートを繰り返し、ミナミNo.1の店舗へ

美波駿佑

 

——2024年の目標と、将来のビジョンについて教えてください。

 

ひろむん社長と話していくなかで、これから先のATOM-ROYAL-を見てみたいと思うようになりましたね。僕を迎え入れてくれた理由が売上を上げるためだけではなく、ATOM-ROYAL-を良い方向に変えることを期待してくれているのを知ったので、僕もそういう目線で店舗を見るようになりました。

 

現時点で僕のことを支持してくれるメンバーも増えてきたのですが、入店して1か月のプレーヤーについてこようとしてくれているのって、相当なことだと思うんです。だから、「店舗売上はすごいけど、何かが足りない」という漠然とした不安を抱えているプレーヤーが多かったんだと思います。

 

僕は代表になりたい欲が全くなかったのですが、ATOM-ROYAL-を見ていきたいという想いが芽生え始めたところですね。

 

また、今年の目標でいうと発言力をつけるために結果を残さないといけません。僕は4月入店なので3ヶ月分不利ではありますが、これもハンデだと思って最低でも年間1億以上を目標にしています。

 

——最後に、これからアトムグループに入りたいと考えている方にメッセージをお願いします。

 

大手グループから移籍してきた子たちでも、僕が今日よりも良い店づくりを毎日行っているので、ぜひお待ちしています!!

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