今回はATOM -VENUS-を牽引する存在として、つばきんさんと幸姫 叶夢さんにインタビューを行いました。お互いの印象や、店舗の強みについて語るとともに、今後のVENUSに求める人物像を共有してもらいました。
VENUS 代表取締役 つばきん
VENUS 主任 幸姫 叶夢
長い時間を共にしている二人。普段は聞くことができない、お互いへの思い
——お二人にとって、お互いはどんな存在ですか?
つばきん:僕にとって叶夢は、”代表を継ぐであろう存在”ですね。右腕にしたいが、まだハマりきっていないと感じています(笑)80%くらいは右腕として成熟していると感じるのですが、まだ20%足りていないと思うんです。叶夢と同じ時間を過ごしてきて、年齢を重ねて……長く一緒にいるからこそ、お互いをわからなくなってきている部分があると感じています。いずれ叶夢は代表になると確信していますが、今はそのズレをお互いに理解して解消していくことが大事ですね。
幸姫 叶夢(以下、叶夢):僕はつばきに対して、”頼りがいがある存在”だと強く感じています。VENUSにどんなイレギュラーなことが起きても、代表は諦めないんです。売り上げもすごいですし、行き詰まったときに話せば寄り添ってくれるので、代表としてもプレイヤーとしても頼りがいがあると思います。バックにはつばきがいると思うと、どんな困難にも突き進んでいくことができます。あとは、みんなに惹かれる魅力を持っている不思議な存在ですね。言葉で説明するのは難しいのですが、「つばきを好きになるのは当たり前」だと関わった全員が思うくらい、みんなが自然とつばきを好きになります。
——お互いの第一印象を教えてください。
叶夢:つばきの第一印象は、”僕の一番遠いところにいる人”です。明るくて、スポーツ万能で、今までめちゃくちゃモテてきた太陽のような人なんだろうと思っていましたね。スクールカーストで言うと、そのピラミッドの頂点、一番尖っているところにいる人です(笑)同じクラスだったとしても、深くは仲良くならなかったと思います。つばきと出会った当初は、つばきを見ると心臓がバクバクしていました。それくらい、僕とは真逆のイメージでした。
つばきん:僕は、”イキのいい奴が入ってきたな!”というのが叶夢への第一印象です。元気で明るくて、声が大きいからシャンコが上手そうだなと思いました。でもそれは、仮面を被った叶夢だったと後にわかったんです(笑)叶夢って相手に合わせるのが上手なんですよ。その分疲れてしまうこともあると思うんですけど、先輩への接し方が上手いので、可愛がりたくなるような後輩です。仮面を被って明るく振る舞っていたとしても、最初からホストとしての大事な要素は持っていたと思います。
——お互いのいいところ、苦手なところを教えてください。
叶夢:代表のいいところ.……あほなところですね(笑)天然というか、狙っていないのに面白いんです。全く話を聞いていなかったりするところに笑ってしまいます。
苦手なところで言うと、つばきはアルコールアレルギーなので仕方がないのですが、お酒を飲めないところが僕としては歯がゆいですね。僕は飲みニケーションが得意なんです。先輩後輩関わらず、飲みの場で熱い話をしたり、相手のことを知ったりして仲良くなるので、お酒を飲めないつばきの前では特技を封じられてしまうんですよ。
つばきん:たまにみんなで飲みに行くと、あまり見たことがない叶夢が見れて新鮮です。叶夢の本質的な部分を新たに知る機会になります。
——つばきくんが思う、叶夢くんのいいところと苦手なところはどこですか?
つばきん:叶夢のいいところは、人間味が溢れているところです。先ほど話したように、代表の右腕としての観点からみると時折わからない部分はあるのですが、普段接する上では、楽しいときは楽しい、悲しいときは悲しいと喜怒哀楽がはっきりしていて、まっすぐ思いが伝わってくるから素敵だと思いますね。
反対に叶夢の悪いところは、コミュニケーションの取り方に雑な部分があるところですね。こちらがどう対応したらいいのかわからないときがあります。叶夢の言動に意図があることはわかっているのですが、その意図を汲み取ることが難しいんです。
叶夢:自分の中で話を完結させてしまうことが多いんです。例えば、お客様のことを思って、お客様の思いを汲んだ発言をしていても、周りに対する説明やフォローは手薄になっていることがあります。阿吽の呼吸でどうにかなると思ってしまうんです。
つばきん:難しすぎる(笑)
より高みを目指すために……今あるVENUSの強み、今後求める人材とは
——VENUSの強みは何ですか?
つばきん: ホストクラブとして、他の店舗に負ける気がしないと強く思えるところですね。ホスト業界で勝てるメンバーが揃っています。今のメンバーは、良い店を作っていってくれる自信があります。強い信頼を置ける仲間が、運営陣にもグループにもいるのは強みだと思いますね。
叶夢:確かに、今いるメンバーには絶対的な安心感や信頼がありますね。
——お客様から見た、VENUSの魅力は何だと思いますか?
つばきん:これまでVENUSでは、いろんな事件がありました。そこがお客様からすると、刺激的で面白いのかもしれないです。VENUSのことを知れば知るほど楽しくなると思います。他のホストクラブと比べて、VENUSは独自の色があるところが選ばれる理由じゃないでしょうか。従業員が増えたことや、体験入店が1人来たことに対して、お客様も一緒に喜んでくれるんです。お客様もVENUSの一員になってくれて、とても感謝しています。一緒に幸せを分かち合えるところが魅力です。
——競合がいない、VENUS独自の良さがありますね。
つばきん:もちろん、ホストクラブとしての良さも追及していきます。VENUSはこれから更にパワーアップするので、今までの苦悩や失敗をともに経験したメンバーの力がより活きてくるでしょう。VENUSに対する愛情が深い従業員が多く、長く働いてくれている者や、僕の行動を見て残ってくれている者もいるので、今までのVENUSの歴史は無駄にならず、強みになると確信しています。
——叶夢くんから見た、VENUSの強みは何でしょうか?
叶夢:代表がつばきであることです。代表の諦めないところが好きで尊敬していますし、一番代表から学んでいる部分ですね。諦めない人間が代表でいることで、他のホストクラブとは全く違う強みが生まれます。前年度は、代表1人で1億2,000万円を売り上げて、お店を守ってくれました。ATOMグループにいる代表の中でも、群を抜いて諦めずに進む力があると思います。
つばきん:僕は神様を信じていて、頑張っている人に運が回ってくると思っているんです。何か問題が起きたときは、罰が当たったと捉えます。そして今までのことを振り返るので、この行動が諦めないことに繋がっていると思うんです。直近で自分のことを振り返った結果、”俺はまだまだ売れる!”と確信を持ちました。プレイヤーとしてはやり切ったと思っていたのですが、接客に終わりはないですね。今年残りも突き進んでいきますし、来年も楽しみです。
——VENUSが成長するにあたって、幹部たちには何を求めますか?
つばきん:まず1点は、VENUSや僕のこと、VENUSで働いている自分を信じ続けてほしいです。これからVENUSは躍進していくので、他店に負けることはないという確信があります。絶対にいける!と思っていてほしいです。
もう1点は、売れ続けるホストでいてほしいです。今のVENUSで売ることに意味があると思っています。先ほどお話した、VENUS独自の強みをお客様に理解していただくためには、真っ直ぐお客様に向き合っていかないと応援してもらえません。仲間作りをするイメージで、お客様との関係性構築が必要になります。こういった部分を丁寧に行い、最終的には、僕の売り上げを超えてほしいです。VENUSには伸びしろしかないと思います。
——反対に、幹部たちに対して、こうはなってほしくないと思うことはありますか?
つばきん:売り上げが落ちた理由が、従業員の指導に時間を割いていたとか、他の業務をしていたからだと言い訳するホストにはなってほしくないですね。
——叶夢くんにお聞きします。VENUSに求める人材はどんな人ですか?
叶夢: 僕はVENUSを、”本物が集まるお店”にしたいと思っています。ホストの売り方っていろいろあると思うのですが、人として価値があるから応援されるホストになってほしいです。人として成長することに覚悟やプライドを持っている人がいいですね。そういった人材と一緒に高みを目指したいです。