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【つーちゃん】内勤から初のアドバイザー就任!経緯やこれまでの知られざるキャリアについて公開

2024/09/29

ホストクラブには、代表や店長以外にもさまざまな役職があり、それぞれが店舗運営において非常に重要な役割を果たします。そのなかでもアドバイザーと呼ばれる役職は、人事や従業員のマネジメントなど、教育や働きやすい環境づくりのために日々奔走しているポジションです。店舗の運営側に立つアドバイザーはこれまでプレイヤーが就任していましたが、ATOM-PLACE-(以下、PLACE)のつーちゃんが内勤から初のアドバイザーへと就任しました。

 

そこで今回は、アトムグループのなかでも異色の経歴を持っているつーちゃんに直撃インタビューを実施!これまでのキャリアや今後の展望などについてお話を伺いましたので、ぜひ最後までご覧ください。

 

二人で組んだからこそ今がある。つーちゃんと樂の厚い信頼関係に迫る

 

——内勤からアドバイザーへの就任はアトムグループ初とのことですが、どのような経緯だったのでしょうか?

 

これまで、PLACEは店長不在の状態で運営していたのですが、店舗運営を一緒に頑張ってきた樂(がく)という子がいるんです。苦しい時期を二人で協力して乗り越えてきたので、樂とはこれからも二人で上がっていこうと話していました。しかし、店長を僕と樂のどちらかに決めたいという話が出たんですよね。

 

樂はすごく仕事ができて安定感もあるので、樂がいてくれたからこそ僕は店舗に足りない部分にコミットすることができていたんです。だから、樂のことはリスペクトしていますし、僕ひとりでここまで来れたわけではないんですよ。

 

また、僕のやりたいことは店長ではなかったですし、店長をやるなら僕と樂のダブル店長みたいな形がよかったんですよね。ただ、そういうわけにはいかないということで、ひろむん総社長がアドバイザーというポジションを僕に用意してくれて、初めて内勤から就任することになったという流れです。

 

ホストクラブって競争社会なので、仲間よりも自分が上にあがりたいという子が多いんですよ。でも、僕と樂の関係はそうではなく、二人が手を組んで仕事をしてきたからこそ今があると思っていて、これまでの軌跡を無下にしたくなかったんですよね。僕は、樂こそ店長になるべき人材だと思っていました。

 

また、僕は新しいアイディアや仕組みを考えるゼロイチが得意なんです。逆に、樂は業務面が得意で細かいことは苦手なので、お互い得意分野に注力する形で店舗を運営してきました。僕が普通のチーフとは違う動き方をさせてもらえたのも、樂が従業員にきちんと意図を説明してくれたからなので、本当に感謝しています。

 

キャリアを活かして画期的な取り組みを次々に実施

キャリアを活かして画期的な取り組みを次々に実施

 

——今のつーちゃんのスキルは、ホストクラブで働く前のキャリアで培ったものですか?

 

内勤として働く前は、コールセンターで働いていました。そこで実績が認められて、25人くらいのチームの責任者に抜擢されたんです。年間売上が1億円を超えたこともあり、チームで目標達成を目指すという点においては、今のホストクラブの仕事と似ている部分がありましたね。

 

また、コールセンターの職場でも相棒のような存在がいたので、当時の経験から「誰かと組んで仕事をする大切さ」を知っていたんですよ。コールセンターで働いていた頃は、その相棒が現在の僕のような動き方をしていましたね。

 

——そこからROOKIES(PLACEの前身店舗)にはどのような経緯で入店したんですか?

 

元々、ROOKIESで代表を務めていた心湊海里がプライベートで友達だったんです。僕は、学生時代にファッションショーの運営にも携わっていたのですが、その時に海里と一緒にリーダーをやっていたんですよ。今振り返ると、誰かと組んで物事に取り組むことが多かったと思います。

 

それで、ROOKIESの運営が厳しいと海里から連絡があり、僕も手伝うことになりました。当時はがっつりコールセンターの仕事もやっていたので、最初はバイトとして空き時間にお手伝いに行っていたんです。

 

——コールセンターの仕事が上手くいっていたにも関わらず、そこからどうしてホストクラブの仕事にフルコミットしようと思ったんですか?

 

まず、ROOKIESで働くのが楽しかったからですね。あと、改善すべき穴があったので、そこを自分が埋めていきたいと思うようになったからです。

 

具体的に言うと、まず制作物をつくる人がいなかったんです。グループ本部も製作スタッフが不足していたので、業務が追いついていない状態でした。そこで、まずは自分が店舗内で制作業務を担ってみようと考えたんです。そのタイミングで、昼職は辞めてROOKIESにレギュラーとして入店することを決意しました。

 

自分が制作業務をやろうと決めたので、業務に使うPCも自分で買いましたよ。自分の仕事が認められて手当がつけば先行投資分は後々回収できるので、まずは自分がバリューを出そうと思いましたね。フォトショップやイラストレーターなどのソフトは多少さわったことがあったのですが、ホスト特有のギラギラしたデザインをつくる技術はなかったので、勉強からのスタートでした。

 

現在は各店で表彰式を行うのが主流になっていますが、当時はどの店舗もやっていなかったんです。そこで、初めて表彰式で流すムービーをつくったり、自分で撮影をしてPVをつくったりもしましたね。

 

——現在はアトムグループに製作部がありますが、つーちゃんは制作部が発足する前から取り組んでいたんですね。

 

そうですね。僕は店舗内で製作業務をやっていたので、グループでも制作部ができるんだという感覚でした。

 

——PLACEはシャンパンタワーをしてくださったお客様にムービーをプレゼントしていますが、その取り組みを始めたのもつーちゃんですか?

 

それも僕ですね(笑)。お客様の立場で考えた時に、シャンパンタワーの思い出は残したいだろうなと思って実施しました。シャンパンタワーをする時って、お客様が携帯で動画撮影をお願いしていたんですよ。だから、もっと綺麗に撮影・編集してお渡しできる仕組みをつくれば、シャンパンタワーの価値を上げられると思いました。また、お客様がタワームービーを見返すことで、またお店に行きたいと思ってもらえれば嬉しいと思いましたね。

 

あとは、PLACE内で配布している雑誌も僕発信でつくりました。大手のホストグループもつくっていたのですが、店舗内のリソースだけで雑誌をつくれたらすごいことだと考えて始めましたね。

 

ただ、こういった企画を思いついても継続するのが大変なんです。継続できる仕組みを整備できなくて、辞めてしまう方がほとんどだと思います。PLACEはタワームービーを今でもやっていますし、当日撮影・当日配布で対応していますよ。

 

僕は、とにかく仕組み化が好きなんです。いかに効率よく、より良いものを提供できるかを常に考えています。こういった部分は、昼職で培った経験や知識が役立っているのかもしれませんね。

 

店舗の枠組みを超えてグループにとって価値のある組織をつくりあげたい

店舗の枠組みを超えてグループにとって価値のある組織をつくりあげたい

 

——アドバイザーとしては、具体的にどのような業務をされているんですか?

 

基本的に、スタンスはこれまでと変えていませんね。みんながやりたがらないような課題解決に取り組んだり、より良い店舗にするために新たな施策を考えたりしています。ただ、部下が育ってきたので製作業務は徐々に僕の手から離れるようになってきました。

 

実は、PLACEの製作部として育てた子が、現在はATOM-VENUS-の製作業務も担当しているんです。系列店の製作業務も担当できるレベルにまで育っているので、将来的にはこの座組みをさらにスケールさせて、グループ全体にとってメリットのある組織をつくりたいですね。

 

あと、PLACEは人事が少し弱いという問題があったので、僕が入って仕組み化などを進めています。だから、今は従業員のマネジメントで動くことが増えましたね。

 

——新たな施策を考えるだけでなく、実装から仕組み化まで行っているのがすごいですよね。

 

業務が属人化しないように注意していますね。例えば、数字管理もヒューマンエラーが起こるのが嫌なので、絶対に数字がズレない仕組みを作りたいんです。ミスが発生した時に「誰かのせい」になるのがすごく嫌なんですよね。製作業務も、もう僕がいなくても対応できるような状態になっていますよ。

 

——アドバイザーとして達成したい目標はありますか?

 

アトムグループ内で誰もやっていないことをやって、革命を起こしたいという想いはずっとありますね。その施策で店舗売上を上げたいですし、PLACEをグループNo.1店舗にするのが目標です。

 

あと、ゆくゆくは店舗のプロデュースをしてみたいと考えています。

 

——具体的にどんなお店をつくりたいんですか?

 

僕の個人的なイメージですが、ホストクラブに応募してくる子ってどこかの能力は突出しているけど、どこかの能力は欠落しているという子が多いと思うんですよ。また、ホストクラブではしっかり頑張っている子やモラルがある子が損をしている光景をよく見ますし、みんなで話し合って決めたことが実行されないことが多々あります。

 

だから、今はまだ漠然としているんですけど、良いことと悪いことの線引きがはっきりしている民度の高い店舗をつくりたいとは考えていますね。

 

個人的に、ホスト業界って昼職を頑張っていた子が輝きやすい業界だと思うんです。だから、そういった子たちを集めた店舗にしたいと考えています。ホスト業界って特殊な世界なのでおもしろいですけど、頑張っている子たちがきちんと評価される体制をつくっていきたいですね。

 

人事部の見え方を改善するためにつーちゃんが提案した内容とは

人事部の見え方を改善するためにつーちゃんが提案した内容とは

 

——アトムグループの組織改革が行われていますが、率直な感想や今後の期待について教えてください。

 

新しく人事部が設立されましたが、人事部が各店舗ではなくグループ預かりという形になったのはとても良いと思いました。というのも、この制度は僕が人事会議で提案した内容だったので、その提案と全く同じ形になっていて安心しました。

 

人事ってすごく重要な仕事なのですが、これまでの体制だと見え方があまり良くなかったんですよ。だから、人事が店舗所属ではなくグループ本部に所属することによって、一般企業でいう本社の人間のような形になることで、見え方を改善できると思いました。

 

あとは、PLACEも旗艦店を目指したいと思いましたね。PLACEもだいぶ整備されてきたので、幹部やチームリーダーの教育力・求心力を高め、店舗の団結力を上げていきたいです。

 

——最後に、従業員やこれからアトムグループに入りたいと考えている方々に向けてメッセージをお願いします!


アトムグループは本当に“ええやつ”が集まるグループですし、まだまだ発展途上の企業だからこそ、できることがたくさんあります。これはすごくチャンスだと思うので、何かを成し遂げたいと考えている人にはぴったりの職場です。組織の風通しも良いですし、特に自分から何かを発信したい人にとって楽しく働ける環境だと思うので、ぜひご応募お待ちしております!

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