「もともと、人をサポートするのが好きなんです」と笑顔で語る濱田陽平さん。今は、ライターとしてグループ全体の広報やメディアの運用、制作などに携わっておられます。アパレル会社や行政書士を経て、同社に転職した理由や今の業務内容、仕事を通じて感じる楽しさなどを語ってもらいました。
安定した仕事から、エキサイティングな業界に飛び込む。
──同社に入社するまでのキャリアを教えてください。
関西大学の法学部を卒業後、上京して国内のハイブランドのアパレル会社に就職しました。表参道のショップで販売から売上管理、企画など幅広く経験することができ、楽しい仕事でしたね。ただ、激務であったことと「大阪に戻りたい」という気持ちが重なり、在職中に行政書士資格を取得し、退職。その後、大阪の司法書士法人に就職して、主に相続に関する相談業務や書類作成などを担当していました。悩んでおられる方の力になり、専門知識を活かして課題解決をお手伝いする仕事はやりがいがありましたね。
──その後、同社に転職されたのですね。
アトムグループの役員でグループ秘書をされている、狭井八矢日さんともともと知り合いで、お食事や神社仏閣へのお参りをご一緒させていただいていたんです。また、当時狭井さんが引き受けている案件が増大し、ライター業務のお手伝いをするようになりました。そんなある日、狭井さんから「急成長しているアトムグループで、自分とともに働いてくれる人を探していた。そこで真っ先に頭に思い浮かんだのが濱田さん。ぜひ一緒に働いて欲しい」というオファーをいただいたのです。そもそも狭井さんのお人柄に惹かれていましたし、多岐にわたる経験で培われたスキルやノウハウを学ぶ良い機会にもなると考え、アトムグループで働きたいと思いました。
──アトムグループのどんなところに、魅力を感じましたか?
入社前の7月に修斗会長にお会いしました。事前に狭井さんから、「先見の明があり、コロナ禍という厳しい状態の中“ピンチをチャンス”に変えて、過去最大の業績を叩き出しつつ事業を拡大する」という敏腕経営者でありながら、「決しておごらず、物腰柔らかで優しい方」だと聞いていたのですが、まったくその通りの人物でしたね。そんな会長が指揮をとり、上昇気流に乗って勢いのある会社であることに魅力を感じ、「自分も一緒に成長したい」と、入社を決意しました。
もともと「尊敬の念」を抱いていたナイトビジネスの世界。躊躇はゼロ。
──ホスト業界に転職するにあたって、葛藤などはありませんでしたか?
まったくありませんでした。ホストに対してのイメージは、一言でいうと「尊敬」です。自分を商品として売るには、セルフプロデュース、高度なコミュニケーションといった能力が必要で、さらに目標に対してコミットすることで高収入を得ている専門職です。普通の会社員では、持ち得ないスキルだと思います。私がアパレルで働いていた頃、高価格帯の商品を販売していたのですが、商材があって提案するのと、自分自身を売り込むのは全然違うと感じていました。また、ナイトビジネスの専門職に対して「尊敬の念」を感じるきっかけになったのは、身近な人にホステスをしていた女性がおり、その方の思考や努力していることを知ったからですね。
──同社で働く上で「決め手」になったことを教えてください。
「狭井さんと仕事がしたかった」という理由もありますが「コロナ禍という逆境をチャンスと捉えて結果を出し、常に未来を見据えた動きをしているアトムグループで働きたい」と、強く思いました。アトムグループの一員として働かせていただくことで「スキル面だけでなく、人間としても成長できる」と考えたことが、入社の決め手ですね。
──現在は、どんなお仕事をされていますか?
アトムグループ全体の広報のお手伝いをしています。具体的には、この求人メディア『ええやつ』のライターや、シーシャバーPukuPukuのブログ制作、ポーカーメディアの運用や美容記事の執筆などですね。アトムグループは多岐にわたる事業を展開し、それぞれ素晴らしいビジネス。その良さを引き出して言語化する仕事はやりがいがあります。たとえば、ホストのプレイヤーに「教育で意識していること」や「育成方針、成功事例」などを取材して記事に。言語化することでプレイヤーから「感覚的だったことが、体系立てて説明できるようになった」というお褒めの言葉をいただいたこともありましたし、想いやノウハウなどを世の中に伝えることができます。
ライターという仕事は初めての経験ですが、行政書士のときに文章作成を仕事にしていたので、細かい言語表記などは得意領域ですね。ただ、「魅せる、読ませる文章のライティング」については、日々勉強中です。
中途入社だからこそわかる「アトムグループ」の良さとは。
──転職して、最初に感じたことはどんなことでしょうか?
とにかく「人を大切にしている会社であり、組織である」ということですね。トップの修斗会長がいつも口にしている「人を大切にする」という理念が、組織の端々まで行き届いています。『ええやつ』のキーワード通りですね。たとえば、ホストとは全く違う業界から入ってきた私に対してもわけへだてなく、幹部の方々が「元気でやってる?」と業務以外で気軽に声をかけてくれます。これだけ規模の大きな会社で、修斗会長を始めとする上層部の方々ともコミュニケーションがとれることは、他の会社にはない魅力だと思いますね。
──ビジネスの観点から、「アトムの良さ」はどこに感じますか?
風通しが良く、物事がスピーディーに進み、若い人たちに裁量権が付与される環境は素晴らしいと思いますね。良いアイデアが出ても動かなかったり、動き出しても時間がかかってしまったりするようなことはありません。「あ、それ筋の良いビジネスだね。時代にもマッチしているし面白そう」というアイデアが出たら、すぐに進み出します。直近で形になったものだと、Z世代を中心に大人気を博してる「ポーカー」のメディア展開ですね。ポーカーはルールが単純で誰でも入りやすいゲームですが、「極めるのは一生」と言われるくらい奥深いゲームです。難しくて面白い要素は「駆け引き」なので、メンタルが鍛えられます。色々経験できるアトムの仕事は自分に合っていますし、日々楽しく働かせてもらっていますね。
──今後のビジョンを教えてください。
現在メインでやっているライター業務は引き続き頑張って、スキルアップしていきたいですね。そこから、WebサイトのPVを集めて、CVを向上させるような「SEOライティング」に関するノウハウを身に付けて、サイトの仕掛けから運用までトータルにできるようになりたいです。狭井さんのように、メディアを包括的にディレクションできるようになるのが目標ですね。アトムグループはホスト事業を中心にしながら、他の分野にも積極的に進出している最中です。拡大するホスト事業はもちろん、その他のビジネスにも深く関わり、グループ全体の飛躍をサポートできる人材へと成長するのが今のビジョンですね。